スノクオルミー滝とサリッシュロッジ

シアトルから車で30分程度のところにスノクオルミー滝と言う美しく、迫力満点の滝があります。その岩場にサリッシュロッジという味のある渋い佇まいの小ホテルがたっています。絶妙のバランスで、自然の作った滝と、人が作ったロッジがすばらしい「風景」を見せてくれています。自然と建物はこういう関係でありたいものです。このロッジで食べるブランチは、全米トップ10に入るそうです。私が泊まった時、ライトアップされた滝を見ながらのデイナーが印象に残っています。ロッジという名のとうり、とてもフレンドリーな演出で楽しませてくれました。バーは怪しげなほど照度が低くセクシーな音楽が流れ完全に大人の時間です。一人ではけっして飲める雰囲気ではありません。早い時期にもう一度訪れ、ブランチとバーを楽しみたいものです。ちなみにこのあたりが、ツインピークスの舞台です。

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ヴィクトリア エンプレスホテル

カナダ、バンクーバー島の南端にある観光都市ヴィクトリアは本当に美しい町で、船で訪れることをおすすめします。ヴィクトリア港から見る町は、まさに絶景だからです。その中心的建物がエンプレスホテルであり、BC州議事堂です。とくにエンプレスホテルは長い歴史が感じられ、ツタの絡む外壁のレンガと威風堂々した佇まいは、ヴィクトリアの顔として存在しているようです。港を眺めながらのアフタヌーンテイーは大変な人気だとききました。町中に花が飾られ、音楽が流れ、人は、自然に港の公園で、絵を描き、本を読む。テーマパーク以上の上質な時間が、暮らしの中にあることこそが、「文化」なのだと感じます。小学校の時に行った子供たちが、大人になった今でも、「もう一度ヴィクトリアに行きたいね。」といってます。美しいエンプレスホテルは、こうして、世界中の人々から愛され、大事にされ、これからも歴史を刻み続けるでしょう。建物とは、こうありたいものです。

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エコ住宅

今、エコブームです。住宅業界においても地球に優しいエコな家作りということで、太陽光発電、エコキュート、エネファーム等エネルギー効率で省エネを推奨しています。また、高気密、高断熱で冷暖房効率をアップし、消費電力の少ない家電に買い換えることを進めているようです。悪いこととはおもいませんが、本質の家作りを飛び越えて、作られたエコビジネスに踊らされているように感じます。鉄やアルミやプラスチックでつくられたなんのセンスもないエコ商品がたかだか10年や15年の寿命で今後大量に廃棄されていくことも現実です。それ以上に家そのものも、どんな立派だろうと15年で財産価値がなくなってしまう日本の制度自体を、見直すべきです。欧米のように50年、100年価値あるものとして市場にでることで、「住み替え」文化が生まれ、ならば良質で頑丈なをものを作ろうと考え、自然素材と向き合うようになり、自然の恵みを利用した、長く飽きられない素敵なデザインの家を求める文化が生まれることが、何よりの「エコ」です。そしてこの制度が確立していくと、新しい経済効果が生まれ、内需拡大につながるはずです。ブームが去ったとビジネス的にいわれる輸入住宅ですが、今こそ、欧米の住宅と、その考え方にエコノミストたちも目を向けるべきと考えます。

アメリカ ポートランド 築120年住宅のオープンハウス

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ガゼボ

ガゼボとは、庭に設置された洋風東屋のことで、柱と屋根だけで構成され、6角形のものが多いようです。本来広い庭での雨宿りや、日陰を提供することが目的で、欧米では、その中で、庭の草花を見たり、鳥の声を聞いたりして、心と体をやすめているのでしょう。今では、ガゼボそのものが良質な「ガーデニング」になくてはならないパーツのひとつになっています。最近、ハウスウエデイング、のひとつとして、ガーデンパーテイーのシーンでは必ずガゼボは登場します。私たちも、いくつかの作品があります。歯科医をなさっているU様は、庭の道沿いにガゼボをつくり、皆さんに自由に使って楽しんでもらおうと言う素敵な趣旨で実現しました。そのために、庭はいつも手入れが行き届き季節の草花がさきみだれています。患者さんも楽しんで手伝いながら維持してるようです。F様は以前から素敵な和風の庭を、お持ちで、新しい庭との融合が、エクステリアデザインのテーマでした。その役割をしっかり果たした主役が、ガゼボです。和にも洋にもあうガゼボという工作物は、デザイン性も高く、実用的でもある優れものです。庭でのバーベキューもいいですが、これからの季節、ガゼボでのピザも最高ですよ。

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禁煙

寝てもさめてもタバコが必要で、1日80本以上吸ってた私が禁煙をして、1ヶ月がたとうとしています。自分自身もやめることはできないとおもっていたのですが、何とか成功しそうです。きっかけは1つではなく、仕事もプライベートもリセットして前向きにがんばるために決意したわけです。自分をストイックに追い込むことで新しい発想やエネルギーがわきでるのではないかと期待しています。今まで太りすぎに加えて、多量のタバコでお客様から「健康に注意しなさい。」と何度も言われていたことも原因の1つです。これからは、私が健康であることも大切な商品の1つだと考えています。娘や社員は、「隠れて吸っているのでは。」と疑っているようですが、決してそんなことはありません。つぎはダイエットにも挑戦するつもりです。全ては、健康でいい家を作り続けるためにがんばります。

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介護

我が家は今3人の親の介護をしています。私の母とは同居、女房の両親は、別々の病院に入院しています。ほとんど女房にまかせきりのわたしが偉そうなことはいえないのですが、介護の現実は、頭にきたり、悲しくなったり、笑ったり、泣いたり、あきれたり、疲れたり、大変です。老いていく親をみることはつらいことですが、時々見せるうれしそうな笑顔に癒されることもあります。女房の母親は入院して10年近くになりますが「家に帰りたい」と口癖のように言ってます。人間にとって「自分の家」こそがなによりの大切な居場所なのでしょう。家を作っているものとしては体の調子がいいときを見計らって短い時間でも「家」につれて帰ってやりたいとおもいます。そこにはたくさんの思い出が待っているのでしょうし、やり残してきたものがあるのでしょう。いい家を持つことは、大事なことです。そして何より感じることは、介護する側が、健康で、ストレスをためず、自分のペースで楽しむくらいの気持ちでいることです。抱え込んで深刻になった時期もありましたが、いい意味でいい加減な気持ちを持つことが大切なようにおもいます。怒りながら、愚痴りながら、情けなくなりながら、時々癒されながらせいかつすることが「介護」だとおもいます。やっぱり親には長生きしてほしいとおもいますし、親の老いをとうして、自分の老後を考えるいい時期だとおもっています。介護のしやすい家よりも、いついかなるときでも「帰りたい家」を作る建築家でありたいものです。

自宅

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入居者案内

久しぶりに、六本松のH邸を案内させていただきました。築7年の作品ですが、床にはモンテセロのフローリング、腰壁にはムク材のパネル、天井はレッドウッドなど、今ではほとんど作れなくなった本格的アメリカントラデイショナルのインテリアをテーマにした家です。木製窓はもちろんのこと、室内ドアも厚さ44mmのムク材は存在感たっぷりです。作り手の私自身が久しぶりのH邸に新鮮な感動を覚えました。それはたぶん、ムク材がかもし出す、良質な経年変化が、重厚な「味」を作り出しているからでしょう。自分たちが作ってきた家を検証することで、新しい発見や、次の作品へのエネルギーをもらえるということを再確認しました。H邸を作っていた頃のがむしゃらだった自分も、おもいだせました。そして何度も書いてきたことですが、「ご入居者がなによりの財産」ということも痛感しました。久しぶりの私を快く迎えていただき、お客様にも気さくに話しかけてくださいました。感謝です。「小澤さん、凄く太ったでしょ。」と言われた一言に、何の反論もできず、こころのなかで「ダイエットします。」と小さな決意をして案内を終えました。

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ハウステンボス、ワッセナー

有田のS邸、ハウステンボスH邸、佐世保市内S邸と3件の案内をしました。それぞれ特徴のあるデザインで福岡から、高速を飛ばしていくだけの価値があったとおもいます。お客様も喜んでいらっしゃいました。特にハウステンボスワッセナーは天気がよかったせいもあり、日本とは思えない街並みに感動されてました。運河の桟橋にクルーザーが停泊している風景は映画の世界です。小腹がすいたので,西海橋近くの「らりるれろ」のハンバーガーを食べに行きました。久しぶりに食べましたが、相変わらずおいしくてお客様にも大好評でした。一番の目的は佐世保市内S邸の内装見学です。シンプルな白の中に濃いステインをところどころに使ったインテリアは単純そうで、高度な内装です。この空間を見ていただけたことで今後楽しい打ち合わせができるはずです。やはり、いい家作りのコツは「入居者案内」だとおもいます。

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うれしい訪問者

先日、私の親戚で岡山に住んでいる備前焼陶芸家の脇本博之が奥さんと息子を連れて、西新にきてくれました。ホームページのアートギャラリーでも紹介しているように実力派作家としてすばらしい作品をつくり続けています。いくつかの作品を西新でごらんいただけます。ぜひお越しください。奥さんとははじめてあったのですが、ものづくり人の女房としてのオーラが、しっかり見て取れました。彼はこの奥さんに支えられて、好きな陶芸を極めようとしています。あったかい家族でした。どの分野でも、ものづくりは家族や仲間と一喜一憂しながら精進し続けるしかありません。私も負けないようにがんばります。50半ばのおじさんが、「おたがいとしとったなー。」と言いつつも、目を輝かせてものづくりを語れることは幸せです。そしてもうひとつの共通点は「こだわりすぎて儲けない。」今度は岡山にわたしがたずねる約束をして別れました。いい時間をすごせました。

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脇本博之先生のページはコチラ→http://www.dart.jp/newpage_gallery002.html

高速道路

3日連続で、高速道路を利用して、佐世保、宮崎、大分、と走りました。佐世保は、増改築のお客様、宮崎、大分はご入居者訪問です。宮崎、大分は、土日で1000円でした。パーキングも民営化の影響で、きれいに生まれ変わり、「創意工夫」が随所に見られました。これからますます高速道路にかかわる新しいビジネスが生まれそうな気がしているのは私だけではないとおもいます。現に、パーキング内のホテル、温泉、アウトレット、市場、など盛況だとききます。しかしながらアメリカのように無料化が実現されれば「都市計画」は根本的に変わるはずです。ここにも建築家の仕事が必要です。文化的で活気のある九州をつくりたいものです。高速の無料化は、人と物を短い時間で大量に動かすことで「道州制」が促進されるとおもいます。「福岡」から「九州」ヘ、ビジネスも観光も行政も変わっていくなかで、「九州の快適な住まい」をテーマに活動し「九州ストリートオブドリームス」の開催を夢見てがんばります。

長崎、ハウステンボス・Dアート作品

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