安心できるメンバー

朝から南区M邸に走りました。渕上大工、屋根屋、監督が集合していよいよ本格スタートです。わかり合えてるメンバーでの施工は久しぶりです。安心感があります。昨日の電気打ち合わせも、職人とは思えないほど、お客さんと話し、前向きな意見を出してくれました。われわれは根っから住宅屋です。いい家をつくるために、デザイン屋も職人も同じ土俵でディスカッションをすべきです。組織が大きくなると、お客様も見ず、現場も見ず、家に思い入れがないお偉いさんが、物事を決めます。会社の利益を守ることがすべてで、常識が通じません。家づくりの根本が違います。そんな組織に守られ寄らば大樹の陰でのうのうと生きてる組織人は、現場で違和感を感じます。お客様や監督より、会社のお偉いさんを向いて仕事するのですから当然です。

 

葬儀

対馬の叔父がなくなりました。葬儀に行くため東京から来る息子と福岡空港で待ち合わせです。10時半の対馬行は強風のため欠航。2時半まで待ち、大揺れの中到着。レンタカーで、一時間半走り、最後のお経に間に合いました。滞在時間30分で一時間半かけて空港にトンボ返り、福岡行きは間に合わず、長崎行き最終に乗りました。小さな小さな飛行機はプロペラを必死で回しながら大揺れで何とか夜八時半長崎空港着。平田に迎えに来てもらい、息子と三人で10時過ぎ福岡到着。大変な一日でした。

子供のころからかわいがってもらった叔父の死は、時の流れと、自分の老いを痛感させられました。叔母や、いとこや親戚との久々の顔合わせは、もう不幸ごとの時くらいかな。とさみしく感じました。毎朝仏壇の前で手を合わせるひとが18人だったのが19人になりました。

 

 

政治家、役人

めでたい国です。公共の電波を使い、女性閣僚の追い落とし合戦です。それぞれの仕事の世界があるのでしょうが、そんなことは新聞記者や週刊誌に任せて、議員や役人は本来の仕事をしてもらわないと、税金の無駄使いです。安倍さんが海外で、どんなことをしてきてどんな成果があったかが大事で、帰ってきて小渕さんを首にするかしないかなんて、あまり重要ではありません。

今日午前中県庁職員と約束してましたが、連絡も取れず、明日もどうなのかわからないそうで、困ったものです。期限がある申請仕事でこの体たらくは民間では怒鳴られるか下手すりゃ首です。いつになると、政治家や役人は、国民を見て仕事ができるようになるのでしょうか?頭のいい人のはずなのに、自分のために汗はかけても、人のために汗をかけなければ、人は動きませんし、人からは支持されません。党員がやくざの組争いみたいなことが政治家の仕事と思っていると、いい政治家が去って、馬鹿ばかり残る事になります。

ステージ完了

南区M邸の一階床ができました。とてもきれいな仕事です。大きな家を実感できます。天気にも恵まれ、最高です。足場も組まれており一週間で上棟予定です。高台に建つ、三階建ては,輸入住宅らしいファサードで素敵な家です。奇をてらわず、平凡でもなく、上質な暮らしが垣間見える作品です。擁壁や、確認や、構造計算や、近隣との取り合いや、地盤とか、全てにおいて難しい問題をみんなで解決しながらここまで来ました。上棟したら涙が出るかもしれません。最近涙もろくなりましたから・・・・・。オーナーも我慢強くお付き合いいただき感謝してます。これからはソフトの部分です。楽しく悩んでいただこうと思います。

地方の力

大都市と地方を比べて、地方が優れているものといえば、人のつながりであり、人間らしい価値観のように思えてきました。競争や受験や、出世や、人が日常生きていく中で必要ないものに力を注がないと、豊かな暮らしが手に入らないのが都会です。みんなでコミュニティーを作り、何かやろうとか助け合おうとか人としての生活の営みは地方にあります。経済ばかりの観点から地方再生は無理だと思いますが、お金はなくても豊かな暮らしのコミュニティー作りは地方でしかできません。自然とリーダーができ、出身者の有識者にアドバイスや活動に参加してもらい、国に頼らず独自の文化の再構築をやりたいものです。お声さえかかれば住まいや建物で協力できれば楽しいと思います。

議員必要?

地方議会の使途ごまかしなどお金の問題もそうですが、人として最低の行動、言動が多すぎませんか?こういうものは名誉職であり、お金が見えてはいけません。尊敬や信頼に値する人が住民の声で選ばれるべきものです。地方議員排除です。国会は学級会じゃないんだから、「うちわを配ってはいけないと思います。いはんです。」「うちわの形をしてるだけです。そういわれるならもうしません。」女二人のバカな無駄な討論です。低俗すぎてあきれ返ります。そんな話やってる場合じゃないでしょうこの国は。国同士の安っぽい戦略もがっかりです。韓国の大統領に対する産経新聞の記事問題。北と大して変わらない国家であり、同じ人種なんですから、あんなもんです。最近「国益」という言葉が盛んに外交で使われていますが、この言葉がはびこる間は戦争はなくならないし、損得の駆け引きはなくなりません。「国が何をしてくれるのではなく、国に何ができるかだ。」という言葉が今は、国を世界に置き換える政治家が出てきてリーダーシップを発揮して比しいものです。

計画は楽しい。

今月は計画の月です。ハウステンボスリニューアル、久留米美容室、西区住宅、打ち合わせしながら計画提案することが、一番楽しい時間です。ひらめきと勘という非科学的なものを頼りに鉛筆を握ります。まじめに遊ぶことでひらめきと勘は磨かれると信じて30数年やってきました。遊びはあきることがなく、発想も枯れることはありません。同年代の東京のご入居者M様ほどではないにしろ、やんちゃな腐れ爺になるほど、この仕事はおもしろくなるようです。「わがままもいい加減にしてください。」といわれることさえ、「えへへへ」と笑って、何企んでるかわからない爺さんになります。何を注意されても「そういうけどMさんほどではないぞ。」で逃げれることにしています。これからいい作品ができそうです。

今日は平田が体調不良です。先月末から夜中アメリカとのやり取りや現場打ち合わせで頑張りすぎてましたから、休養が必要のようです。

災害

台風が、近づいてますが、今から東京です。

災害の際、消防や、警察、自衛隊など必死で動いてくれるのはありがたいのですが、今回の、御嶽山の噴火に例を取ると、有毒ガスや、噴石などの危険のため、救助活動が中止になることが多かったように思います。二次災害の恐れがあるということで、救助活動を躊躇しているはがゆさを感じました。上で救助を待っている人がいるのに、助かる命もあるのにと、勝手なことを思ってしまいます。集団的自衛権だの、自衛隊の戦闘地域への海外派遣だの国のお偉いさんは語ってますが、そこに行くということは、、今回の御嶽山の危険よりはるかに命のリスクの高いことだと思いますが・・・・・。戦闘地に行く覚悟がある国なら、果敢に救助にチャレンジしてほしかったと思いますし、今回の行動が標準なら、海外派遣などしないことです。アメリカのように軍隊とは闘う、チャレンジするという明確な定義があれば、どうしたら救えるかという考えで中止ではなく何かにチャレンジしただろうにと思うのは私の妄想でしょうか?。狩猟民族と農耕民族の意識の差でしょうか?ハリウッド映画のみすぎでしょうか?

10月うれしいスタート

渕上大工と湯布院の別荘メンテに走りました。一日かけて終わりましたが、足りない材料を別府まで買いに行ったりして思いのほか時間がかかりました。渕上も私も、できる限りこだわりたい方なので、ひとつひとつ、考える時間が長くなります。途中で、先日ご提案してたハウステンボスワッセナーのリニューアルI様からご連絡をいただき、われわれにお任せいただけることになりました。ワッセナーの仕事は気合が入ります。わたしたちのストライクゾーンでもありますし、景観を守る、そして楽しむ空間を作るときアイデアがわいてきます。早速仲間と打ち合わせに入ります。今回の家は広く大きな家ですからおもしろく、素敵な空間ができるとわくわくしています。

九月終了

もう九月も終わりです。あわただしい月でした。いい意味の忙しさではなく、ストレスのたまることが多く、辛く感じましたが後半から持ち直し、来月につながる動きができました。この前正月だったように思いますが・・・・・どんどん時の流れが速くなります。最近老人を実感します。時の流れ,脂肪の蓄積、物忘れ、9時に眠くなり、朝5時半に目が覚め、同じことを何度も言う。どっこらしょのかけごえ、小便のキレ、・・・・・・でもそんな苦難にムチ打ち家を作り人生を楽しんでます。

大相撲で、逸ノ城が活躍しましたが、失礼ながら、徹夜続きの平田が朝、顔もむくんで髪もぼさぼさで疲れた姿が何処となく、彼に似てるので,仁ノ城という四股名をつけてやりました。自分でも図星と思ったのか、笑いながら怒ってました。