秋晴れ

月末はいつものように仕事が立て込みます。ここ数日ジムにも行けてませんし、今日も夜、仕事でいけません。今日は気持ちのいい秋晴れで夕方時間を取って、大濠公園を歩きました。家族連れ、ワンちゃんとの散歩、遊具で子供を遊ばせてる人、ジョギングの人たち、ベンチに腰かけてるカップル、ボートに乗ってる人たち、スタバでお茶してる人、……皆気持ちよさそうです。この公園の景観や人の姿が大好きです。なぜなら、下を向いてスマートフォンやパソコンをやってる人がいないからです。日差しの下で体を動かし、笑顔があふれてます。ウォーキングはマシンより、ここを歩く方がストレスがなく気持ちよく歩けます。ご年配から子供まで幅広い人が皆気持ちのいい休日を過ごしてました。

平田はここ数日、夜中アメリカとのやり取りや心配で、疲れがたまっているようでやや体調不良です。わたしと違い、全てのことを、根気よく、コツコツ遣り続けてくれるので、お客様だけでなく、工務店や業者も、すぐ平田に甘えてきます。月末までの二日間は経理の仕事になります。夕食は同級生からもらった秋の味覚や野菜、肉等、美味しいものを食べて元気を出してもらおうと思います。本当に頼りにしてます。

 

 

東京出張

ハウステンボスの提案を持って東京に行きました。朝一番に、湯布院の現場に走り、トンボ返りで空港に車を置いて3時の飛行機に乗りました。節約のスカイマークですが、座席間隔が広くなり、リクライニングと、足置きまである新しいシートでした。どの業界も生き残りに必死のようです。I様ご夫妻に歓待いただき、提案の趣旨をご説明させていただきました。基本的にはご満足頂いたようです。ハウステンボスワッセナーはリゾートというはっきりしたコンセプトで物事を進めていけばいい空間が作れます。照明カーテン家具に至るまで、オーナーとともに、コーディネート、ディスプレイが必要です。現在お住まいの都心の高層マンションからは目の前に、東京タワー、レインボーブリッジ、都心の夜景がとてもきれいで、、これ以上の戸建としての居心地のいい空間を目指します。

夜遅くに息子と会って、久しぶりにいい時間を過ごしました。有楽町のオリエンタルホテルのレストランや虎ノ門ヒルズの屋上のバーなど、来るたびに刺激を受ける街です。ふと気が付くと、息子がとっくに親を追い越し、大人同士の話をしてることに、うれしさとさみしさを感じます。男同士の親子の時間は「責任、将来」がテーマになってしまいます。翌日一件用事を済ませ、昼前の飛行機に乗りました。福岡空港から置いてた車に飛び乗り、平田と合流して久留米のT様の打ち合わせに走りました。ヨーロッパの匂いがする店舗デザインがテーマです。

虎ノ門ヒルズバー

子供に助けられ

アメリカとの取引で困ってました。東京の息子に頼んで事務所に来てもらい、夜中1時ですがアメリカの担当者に電話してもらい、配送、通関、商品確認など助けてもらってます。最近は子供に助けられてばかりです。知らないうちに、成長するものです。娘も、事務所に来て、コーヒーを入れてくれたり、微笑ましい毒舌で兄をいじったりで笑いが絶えません。子供のころからかわいがってくれた平田も笑ってます。口では言えませんが、二人の子供に感謝してます。仕事ばかりしてきた父親ですが、すぐ助けに来てくれる事に感謝です。親を超えてだんだんでかくなることに喜んだり、さみしくなったりです。老いていきながらも、まだまだ彼らに負けないくらい、熱く家を作り続けることを子供たちも望んでいるようなので、頑張ります。「頼もしくしっかりした子供に育ってよかったですね。」平田の言葉にも感謝です。

今、夜中2時半です。アメリカといろんなやり取りをしてくれて、先が見えてきました。今回ばかりは、頭が上がりません。英語力やパソコンの威力、交渉能力などを認めないわけにはいきません。明日の朝も早い時間に、何社かに連絡してくれるそうです。

シアトル

腕を磨き続ける。

この年でも、落ち着けず、安定もせず、不安にさいなまれたり、喜んだり、落ち込んだり、自信を持ったり、また疲れたり、元気になったり・・・・・・・住宅デザインの仕事はずっとぎりぎりの精神状態で遣り続けてきたように思います。経験を積めば悩みも大きくなります。ビジネスをやろうとせず、いい物を楽しく作るための必要な資金があればいいと考えてしまうからかもしれません。この仕事は多くの人の手を借りないと成立しません。当然真剣な討論も少なくありません。リスクを犯しチャレンジし続けないと新たなものにも出合えません。この仕事を続ける資格は腕を磨き続けることだと思います。上っ面のビジネスモデルではなく、出来上がった時、手を取り合ってオーナーや仲間と喜びあえることです。この一瞬が悩みや、きつさ、不安に立ちはだかるエネルギーになります。そして素敵なご入居者を持てることになります。

次から次に出てくる宿題を必死でこなすために、あきらめず全力で取り組むことが腕を磨くことのようです。平田も「少しでも気を抜かないように、頑張りましょう。腕さえ磨けばいいオーナーと巡り合い、いい仲間が集います。」といいます。

ハウステンボスI邸リニューアル

先日、I様ご夫婦に福岡まで来ていただき、ご入居者のお宅を案内させていただきました。大変気に入っていただいたようで、うれしい限りです。わたしのイメージしている雰囲気にご納得いただいたので、二日後輸入部材のK氏、工務店の社長と3人で、ハウステンボスワッセナーに伺い、現地のレベルや、床下、壁の中、天井裏など調査しました。構造や断熱を頭においていいわれわれならではの提案をします。ワッセナーの建物は30年近く建つわけですから、本来建て替える時期です。デザインがいいと、人は何とか維持しようとしますし、悪いとすぐ壊されます。町として、景観も含めデザインが評価されているわけですから、素晴らしいと思います。リゾートをテーマに、われわれならではの空間をデザインします。

 

久々のハウステンボス

ハウステンボス、ワッセナーの住宅を購入されたI様よりご連絡いただき、打ち合わせのため平田と朝から出かけました。天気がいいせいもあり、ワッセナーの街並みはとても素敵でした。どの季節も絵になります。これだけの年月が経過しても、デザインが人をいつまでもひきつける町として、人気は衰えないと思います。われわれも4棟ほどの建て替えや、全面リフォームを手掛けさせていただき、思い入れのあるこの町で継続して仕事をしたいと考えてます。今回もいい提案をしてぜひ工事に結び付けたいと頑張ってます。この街並みは自分にいろんなアイデアを発想させてくれます。そしてこの町の存続に少しでも貢献したいと考えてます。

残念な哲学者

ある週刊誌に作家で哲学者Tという男のコラムがありました。朝日新聞を非難したものでしたが、その中に高校野球について書いてました。朝日新聞は子供に過酷な条件で過酷なことをさせ苦しませて大人たちを楽しませているという趣旨のことが書いてありました。大ばか者です。元高校球児としては非常に残念です。哲学者かなんか知りませんが、少なくとも、16,7歳のころ仲間と必死で甲子園を目指してました。純粋に「夢」を追いかけてたもので、自分たちの意志で過ごした貴重な時代です。今でもその時のことが誇りでもあります。人は理屈ではなく、仲間と何かをなしえようとするとき、きつさも苦しさも受け入れています。こんな気持ちなど、顎だけで理屈こねてる哲学者とやらに話してもわかるわけもないでしょうが・・・・。慰安婦や、池上問題、高校野球何もかもひっくるめて朝日批判のネタにするなといいたい。ましてやあんたなんぞ高校野球を語る資格もない。

錦織決勝進出の快挙は日本を元気にしてくれてます。先日の高校軟式野球の3日にわたるすごい延長戦もまた彼らのエネルギーが日本を駆け巡りました。ありがとう。

内閣改造、必要?

朝からニュースはこればかり。ここ数週間はギャンブルの予想屋のように、各マスコミが、いいかげんな評論家に予想させて楽しんでいましたが今朝は皆ほぼ同じ顔ぶれでした。こんなことが必要なのかどうかわかりませんが、党内に大臣を待ちわびてる人が多いからという理由もあるそうです。この改造を国民が望んでいるとは到底思いません。政治の世界はよくわかりませんが、どうも実力主義ではないようです。野球をはじめ、スポーツの世界ではレギュラーが固定化され、監督との信頼関係があり、その中から、一人二人レギュラーを脅かす若手が出てくる図式が強いチームです。3,4年は同じ組織で仕事をしないと、成果は出ないでしょう。みんなで持ち回りで試合に出ようなんてことは、弱い同好会くらいでしょう。自分たちが特権階級にいると勘違いして、密室でこそこそ話し、人をうまく無償で使い自分たちが儲けることを考える地方の大企業の小汚い役員と政治家は同じ穴のムジナに見えるのは私だけでしょうか?人個人が力があるわけでも、えらいわけでもなく、つるんでやる金儲け商売です。

よく政治は金がかかるといいます。どの商売もそうです。正確に言うなら金を使わないと何もできない政治家ばかりということです。国民がお金も含めて支える政治家が出てくることはないんでしょうね。国民はそんな魅力的で、信頼でき、誇りに思えるひとを待ってます。

 

素敵なご入居者

佐世保でリホーム計画中のI奥さんを宗像Y邸にご案内させていただきました。お休みにもかかわらず、快く承諾いただき、お茶までご用意いただき感謝です。いつも案内の時、いただく感想が、「家はもちろん素敵なんですが、ご入居者が素敵ですねー。住まい方もおしゃれで上手。」何よりのほめ言葉です。そのあと久留米のB邸に、書類を届けに伺いました。いろいろご迷惑をかけた家ですが、ご夫婦で歓待いただき、恐縮するばかりです。夜には奥様から気さくなメールもいただき、これから本当のお付き合いが始まります。力不足ながら、家を大事に見守ります。ご厚意で見学会をさせていただいてるM様から、「たくさん見学に来られたらいいですね。」と東京からメールいただきました。ご入居者は素敵です。

マニュアル人間、マニュアル企業

人が多い会社は、マニュアル化された自社に都合がいい決まりごとに沿ってビジネスを仕掛けてきます。それが周りにとってどれだけ理不尽か、考えることもないようです。ある工事をある会社に見積もり依頼すると、施主個人とは契約しない。会社相手でないと契約しない。したがって我々と契約をして早々と工事前に半分のお金を要求され、集金も打ち合わせも我々がして、関連工事でかかる費用は、自分たちはしったこっちゃない。というスタンスです。「半分の入金大丈夫ですかねー。」失礼な話です。「われわれはあんたの会社のボランティアか?」おえらさんの仕事のために、書類にたくさんサインを要求され、「お前ら何様か。」という気持ちになります。我々デザイン会社が一つの工事だけ請け負うなんてありえません。仕事を紹介してるのだから「ありがとうございます。後は我々がしっかりご満足頂くよう頑張ります。ご安心ください。」が筋でしょう。それができないなら他社と話します。担当者個人も変な宗教団体で洗脳されてるようなもので、会社のマニュアルと世の中のギャップも感じないようです。何のためのマニュアルかわかりませんが、担当者もわからないようです。お金の心配なら、我々よりオーナーの方がよほど信頼おけますが・・・・・。オーナーに対して責任を取りたくないのでしょう。

ソフトバンクには物を売り、工事はするが、孫さんにはそれはできないよということらしい。なにゆえに?もっと言うと我々とは契約するが、ビルゲイツがいくら頼んでも仕事しないという決まりらしいです。代理店制の会社ならともかくよくわかりません。結局、また自分が責任をかぶり、ばか見ることになりそうです。

マニュアルが作られるということは、社員が信じられてない、信頼されてないとも受け取れます。

マニュアルのない家づくり