事務所の昼ごはん

今日は大野のお母さんから手作りのお煮しめをいただき、先日、私の同級生からも新鮮な野菜をいただいてたので、エリカが味噌汁を作りご飯を炊いて昼ご飯を用意してくれました。いつもの弁当やラーメンと違い、体にも優しく、楽しい昼ごはんでした。我々のチームは会社ではなく、家造りでつながった家族です。関わってくれる全ての人が仲間であり家族です。

先日、平田と三人で一緒に苦労して会社を立ち上げたS君と彼の友人で、イッコーさんの店を管理してくれたK君二人が私を食事に誘ってくれました。建築の話を通して、今後を語り合いました。彼らが前向きでいてくれることに、建築の先輩としてうれしく思います。3人で厳しく楽しく作品が作れれば幸せだろうと思います。私やF大工、K大工、などは表で動ける時間は限られてます。平田とS君を中心に、大野やエリカ、KH大工みんなで頑張って世代交代できればと思います。

K君は独立する覚悟ができたらしく、大賛成です。この仕事に限らず、男は修業が終われば、一人で責任ある仕事をすべきです。微力ながら協力します。最近で一番うれしいニュースでした。食っていけるかどうかが問題ではありません。男として自分が好きで恥じない仕事で社会貢献するべきです。

家族や仲間が切磋琢磨していい家を作るために団結していくべきです。人が財産です。自分の周りの財産に気づいてない人も数多くいます。

歓迎会、食事会

山口エリカの歓迎会と今年花見もできなかった仲間との食事会をしました。なんだかんだで12名程集まり、にぎやかな直会になりました。娘が嫁ぎ、もうすぐじいちゃんになるF大工、離婚したてでなにかと落ち着けないO,もうすぐ嫁ぐ主役のエリカ、男気だけで、いろいろ背負っているK大工・・・・・・・・・・やはり彼らの歌には感情があるためか、プロ級です。それに引き替え、平田は日々の忙しさのストレス発散で「♪女々しくて、女々しくて♪」を歌って踊って息が上がってました。エリカが入ったとはいえ、平均年齢の高い仲間は誰一人一緒に飛び跳ねてはくれませんでした。「選曲間違い。」と悔やんでました。H社長もおとぼけ君で、18番の雪国を「♪追いかけて~追いかけて~お湯かけて3分~♪」と酔っぱらって楽しませてくれました。明日からまた頑張ります。

 

平田? 

 

 

楽しい打ち合わせ

週末はお客様との打ち合わせでした。久留米のH様ご夫妻にマンション全面リフォームの提案です。長いお付き合いでお世話になりっぱなしのご入居者で、多くの物件を手がけさせていただきました。今回もまたお声をかけていただき光栄です。奥様のお好みなどもある程度わかるつもりですから、いいものができると思います。

熊本のM様は、おくさまに事務所に来ていただき、打ち合わせです。輸入部材を中心に家具、鏡、内装の話も並行して進めています。お土産に、山鹿牛をいただきました。柔らかく大変おいしくいただきました。

土曜日日曜日はお引渡しの検査を行う水巻K邸と、フレーミングに入る那珂川S邸の打ち合わせです。

お客様とお会いして打ち合わせさせていただくことが何より楽しい時間です。お客さまにもそう思っていただける打ち合わせができるように、建築の知識や感性はもちろんのこと、一般常識、旬な話題。政治、経済、スポーツすべてに興味をしめし日々努力が必要です。話術や礼儀も含めて住まいのプロにならなくてはいけません。

大人と子供の居場所

最近どうも子供にこびてる親が多いように感じる。まずもって自分の子供をチャン付けで呼んだり、中学、高校、大学の入学式、卒業式もじいちゃんばあちゃん、夫婦と一家総出で出かけたり、就職先の住むところから、生活の用意まで親がしゃしゃり出ている有様です。大人がひまで子供にかかわりたいのか、子供が何も自分でできないバカなのか・・・・・。大人のレストラン、寿司屋、新幹線のグリーン車、居酒屋等子供を連れてきてはいけないし、入れてもいけない。迷惑です。アメリカなど、ほとんど大人の空間に子供はいれないし、連れて行かない。社会に役に立つ仕事をして、お金をいただけるようになって初めて一人前で、やっとたばこ、酒、をたしなみ、キャバレー、寿司屋のカウンターに座れるのです。住まいにおいても、子供部屋等、立派なものはいりません。アメリカなどは小屋裏をあてがうことが多いようです。それより、今お父さんの部屋が必要です。お父さんはあきらめてるのか優しいのか、「おれはどこかに小さい机と、足が伸ばせる風呂があれば後は女房、子供のいいようにつくってください。」というセリフをよく耳にします。それではだめです。子供はまだ人として半人前ということを思い知らさなければいけません。立派な大人になっていろいろ楽しいことができるのだと教育すべきです。甘やかしすぎ。大人のための空間を大事にすることが子育てです。.

世知原温泉、山暖簾、黒川紀章の罪

佐世保の世知原に黒川紀章が建てた山暖簾という公共の温泉宿を見に行き、愕然としました。コンクリートの打ちっぱなしと、鉄とガラス、無機質極まりない素材で、大自然を破壊しています。私には、巨大な火葬場にしか見えませんでした。100歩譲っても空港です。500円で温泉に入れるというので中に入ると、基本色は黒です。福岡県庁も、福銀も黒で、もともと彼の作品には何も感じないのですが、今回は怒りを感じます。こんな人のどこが世界の建築家なのかわかりません。東京都知事に立候補したとき世間もこの人は常識がなく、変なおじさんと感じたはずです。建築を使ったパフォーマンス人のようです。

温泉につかっている人もロビーの人も、声がなく、笑顔もなく、話もせず、子供だけが騒いでます。建物に威圧され、全く癒されることなく、居心地が悪いからです。住まいを真剣に考えたり、人を喜ばすために空間を考えず、自己満足で好き放題、奇をてらっていたのでしょう。彼の建物は人のため、町のためではなく、彼の自己顕示欲でしかないということが今回よくわかりました。

 

早い桜です。事務所の近くの大濠公園、西公園、舞鶴公園は賑やかです。昼夜問わづみな浮かれてます。我々は今週は2件同時引渡しのため、花見どころではありません。残念ですが、大工たちとは、花が散ってから、飲み会をしようと話してます。舞鶴や小戸公園で毎年やってた花見も今年は中州になりそうです。

今日は新規のお客様を引き渡し間近かのY邸K邸にご案内です。ご入居者案内と違い、完成が近い工事中ですから、現場の臨場感は伝わります。あと4,5日で現場も桜も3月も終わりです。物事の終わり、別れの3月と、新年度といわれる、新しい世界に飛び込ンだり、リセットしたりする4月、日本人特有のこの季節は桜とともにあります。今夜は少し早めに切り上げ、平和台あたりのライトアップされた夜桜でも見て帰ろうと考えるのはやはり日本人のDNAでしょうか?

土地案内、ご入居者案内、大野は初の一人仕事

佐賀県出身で、埼玉在住のM様ご家族が福岡で住まいを検討されており、今日は土地とご入居者案内をさせていただきました。ホームページで我々を見つけてくださり、メールや電話でのやり取りの後、一度ご主人が事務所を訪ねてくださいました。平田がご案内したのですが、とても楽しいご家族で、また我々のご入居者のレベルの高さや満足度の高さを評価いただいたようです。いい住まいをご提案したいと思います。

そういうことで竣工間近のK邸、Y邸は大野が一人で現場に走り、照明の受け取りや取り付け立ち合い、キャビネットの修めなど、頑張ったようです。不安や、心配で、大丈夫だろうか?など思うほど軟じゃありません。全て自分のペースで動きしゃべる人です。女性を武器にすることもなく、というかできずというか・・・・・・・電話で「大変だったんですよー。いろいろあって。ではそのまま帰りまーす。」こんなやつです。いい意味、女版、植木等です。

住まいの作りこみ

最近日本の住宅はインテリアや住まい方も含めて、これがはやりですと言いながら、作り手側が押し付ける傾向にあります。昔は住宅建築は割と単純に作り、住み手がどうにでも色付けできるように作っていたように思います。日本人もだいぶん欧米化したとはいえまだまだ個性の表現がへたですから、作り手が主導権を握ってます。我々の作る住宅は、オーナーがしっかりした個性をお持ちで、「こんな家に、こんなものに囲まれて暮らしたい。」が明確です。その思いを気持ちの中をデッサンして提案するとすごく喜んでいただけます。希望される空間の作りこみはオーナーと平田が話し合い、調べ、住み手と作り手が話し合い、決定していきます。平田のインテリアの知識、材料の操り方、そしてオーナーの希望の一つ上の提案をして喜んでいただく姿勢が、みんなから頼りにされる要因です。家具雑貨まで幅広くパートナーとしてご指名いただいているようです。最近では、現場の職人もいろんな質問を平田にぶつけているようです。私に言うと、怒るからという理由もあるようですが・・・・・・・・。半端な知識や動きではすぐ見透かされてしまうオーナーばかりです。しっかり勉強して、気を配り何より家つくりが何より好きでないと務まりません。ちなみに今日私の誕生日です。「3月20日私が生まれたから祭日だ。」というと、「サリンがまかれ、西方沖地震等悪いことが起こる日ですね。」と返されてます。

 

私のバイブル、

雨漏り?

午前中まで 風が強く、雨でした。 下関のY医院から「トップライトから雨漏りのようです。」という連絡をいただき、屋根屋と現地に走りました。体調がよくない日で、ややつらかったのですが、せっかちで、すぐ対処しないと気が済まない性格ですから、・・・・・ 。トップライトの レバーが 「通気」を意味する位置にあります。通常の雨は大丈夫で、通気は行うというふれこみです。そうはいっても通気口があいてるわけですから、吹き上げたり、横殴りの雨はそこから入ります。レバーを閉じて、念のため屋根に上り、すべて屋根点検を行いました。4か所あるトップライト、煙突周りの板金、コーキング・・・・・・・・木曜日に行う予定の半年点検の先取りです。すぐにメンテに走ってくれた屋根屋さんに感謝です。自分の作った物への責任を感じられる仲間は大事にしないといけません。

計画と完工

最近、ありがたいことにたくさんの計画依頼をいただきます。せっかちな性分なもので、すぐプランニング用紙とにらめっこです。何が楽しいといってもこの時間が最高です。今月に入り、老人ホーム、デイサービス、クリニック、薬局、住宅2件、増改築、・・・・・・あとマンションリニューアルがあります。自分の思いを図面やボードや言葉でプレゼンテーションさせていただけることがデザイン屋の最高の舞台です。結果よければそれこそ飛び上るほどうれしい瞬間です。もう一つの花舞台がその計画が形になる完工です。そこにたどり着くまで、たくさんの思い出とともに、それにかかわった多くの仲間と喜び合う事が計画と大きく違うところです。そこでオーナーから満足の「ありがとう。」をいただければ、ジーンと胸に響きます。今月は、Y邸,K邸完工です。いい月になるように頑張ります。大濠公園の散歩は1時間ほど時間を見つけて、週3,4日やってます。食事も含め健康管理をしていい仕事をしていこうと考えてます。