気持ちとやる気と夢の整理整頓

新規の仕事、施工中、メンテ・・・・いい仕事をさせていただき、充実してます。謙虚にひたむきにやることを忘れないように、平田、中村そして阿部商事、職人さんたちとここで再度、気持ちの確認、やる気の確認、夢実現へのやるべきことを整理しようと思います。

平田はコーディネートに限らず、みんなの先頭に立ち彼女のプロデュース作品を作り始めてます。オーナーや技術屋、職人たちからも一目置かれる存在になったと思います。体の管理にきをつけなければ・・・。中村は中2と小6の子供を抱え、仕事を頑張ってきました。今やや疲れ気味ですが、これからもっと難しい大変な時期です。両立は大変ですが、持ち前の明るさと、みんなに協力をしてもらって、いい仕事をしてほしいものです。誇りを持って働く姿が子供教育です。

暑い夏も頑張りました。20人ほどの関係者でこれからのために、そして懇親のために週末集まろうと思います。

時とともにいろんなまわりの条件が変わります。家づくりのポリシーは変わらなくても、手段はいつもこれでいいのかを検証しながらみんなで楽しみながら、働ければ最高です。

キャナルのお店がオープンに向けて最終局面です。スタッフブログにあるように、新しいジャンルへの挑戦を平田がやってのけようとしています。物も人も価値観も初物尽くしの中、本当によくやってます。打ち合わせ相手はあのイッコーさんですがオーナーはご入居者K様です。いい勉強させていただきました。

 

 

新しい仕事に向けて

我々に仕事を託してくださる人に出会うと、責任感と誇りで 背筋が伸びます。東区で、Y邸をデザインさせていただくことになり、契約が終わりました。本格的な打ち合わせに入り、3月完工です。のびやかな空間が続く面白い住まいです。12日さっそく地耐力検査です。

水巻のK邸大リフォーム打ち合わせもいよいよ大詰めです。今日は関係業者を集めての現地調査です。私の中では30数年たった素晴らしい輸入住宅ですから、文化財を触る繊細な気持ちで事に当たろうと考えています。いろんな意味で今日の調査は大事です。性能ももちろんあげますが、年月が作ってくれた味をなくさないように打ち合わせるつもりです。

熊本のM邸の計画も進めています。建築家冥利に尽きるような思い切った提案をさせていただいてます。

いい出会いを大切にして、裏切ることがないように、関係を育てて行くよう全力で頑張ります。

伊集院静香が唱え続けている言葉「必死で集中すべき時」が今だと考えます。

 

ありがたい言葉

先日ハウステンボスB邸のメンテがほぼ終わりました。キャビネットに輸送ダメージがいくつかあり、再輸入が残りました。それでもありがたいメールをいただきました。「この家がリフォームでこんなに素敵になるとは思ってもいませんでした。性能もアップして、この暑い夏も快適に過ごせました。」というお礼の言葉でした。全てこの言葉をいただくためにやっているわれわれの家づくりです。

中村が担当した最初の小さなリフォームのK邸も無事引き渡しました。ご迷惑もかけたようですがお電話をすると「ありがとうございます。娘が理想の部屋だといって喜んでます。」といっていただき、恐縮です。

物を作る、住まいを作るという仕事は、いいものだとつくづく思います。その喜びは造り続けるほど大きくなるようです。中村はもちろん、若い人達にも、この家作りで経験する多くの深い思いと喜びを感じてほしいと思います。泣いて、悩んで、喜んでDアート企画の家づくりは、人対人、個人対個人の気持ちで成り立っているのです。

長崎空港から・・・・・・「あなたへ」

先日ハウステンボスB邸のメンテの件でメリットキャビネットの代理店の職人さんが東京から来てくれるということで、長崎空港に迎えに行きました。久しぶりに訪れました。大学の時工事中で赤い外壁に、アーチのデザインが斬新に感じてました。その設計事務所の福岡支店で一時期仕事もしました。親父の遺骨をもって対馬の家に戻る際も、悪天候で福岡からの便が欠航になり、長崎まで車で走り、この空港から帰った思い出もあります。

仲間や大事な人と夢を語り実現するために、がむしゃらに働き、同じ価値観を作り上げている途中で、突然亡くなったり、病気で挫折したり、価値観が変わったり、裏切られたりすることはとても悲しく苦しいことです。この年になると何度かそんな、静かな苦しみを味わいました。久しぶりに映画に行きました。最終上映は安く、人も少ないので昔はよく仕事帰り利用してました。高倉健の「あなたへ」というシンプルで表面は静かなストーリーの映画を見ました。自分の人生と照らし合わせなければ映画のほうから手を差し伸べて楽しませてくれません。熟年の映画です。下関、門司港、佐世保、平戸・・・・身近で思い出深い町が舞台です。背筋を伸ばして、身に起こることをきちんと正面から消化して「凛として生きよう」と思いました。

おふくろ

おふくろに会いに行きました。施設に預けて3か月です。それこそ仕事に名を借りたご無沙汰で、心が痛んでました。耳も目もわずかに機能しているだけです。私のことがわかったかどうかもわかりません。耳に口を当てて「もとふみよ。」というと、小声で「はい。」と答えます。声が聞けたら、なおさら涙が出ます。自分の無力さを痛感します。何もしてあげられません。働き方、商いは母から教わりました。今が一番相談したいのに・・・・・。「仲間に支えられ俺はがんばってるよ。そしてあなたの孫たちにも必死で働くことは伝わってるよ。」と手を握り心の中で報告しました。一緒に来てくれた平田も「痩せられましたね。何か楽しみがあればいいのに…」と元気な時を知ってるだけに心配してくれます。少しマメに通うことにします。そして教えの通り「人のために必死で働き続けなさい。喜んでもらえて一人前。」を忘れづ頑張ります。

 

バカな大人、バカな親

あわただしかった月末、平田が8時過ぎ、熊本から帰ってきました。ややホッとしました。振り込み、事務処理など中村が滞りなく終わらせてくれてました。回転すしでも食べて、風呂屋に行って、少しゆっくりしようということで、さっそく店に。カウンター席の左隣は、30半ばの夫婦と小学生2人のサラリーマン家族のようです。この親父が大馬鹿者で,携帯とiPhone2台をずっと手から話さず打ち続け、時々、ビールを飲み、鉄火をつまみます。子供が話しかけても相手にせず、私もその姿が目障りで怒りがこみ上げ、文句を言おうとすると平田に止められました。「相手にしないでください。言ってもわからないバカな親なんですから。人の迷惑も考えられないアホな大人ですねー。」私を諭すふりをしながらガッツリ、聞こえるように文句を言ってました。

右隣は初老のカップルです。このおばはんが、香水が異常にきつく、臭い。顔に似合わない精一杯のおしゃれなんでしょうが、本当にくさい。そして平気でカウンターに座ったまま電話です。文句を言おうとするとまたも平田が「寿司屋にこんな強い香水つけてくる人は何を注意しても聞きません。電話も香水も人に迷惑をかけたらいかんという意識すらないレベルの低いおばちゃんなんですから、文句言うだけ損ですよ。」これまたはっきり聞こえるように言ってます。何か私のストレスだけが残りました。

全くバカな親や大人が多すぎます。さあ9月です。頑張ります。

月末

やはり月末は、時間が足りません。ハウステンボス、熊本、下関、新規の提案、メンテナンス・・・・・・・・ 今月のやるべきこと、発生した問題の解決、来月に向けての用意、       悩み、迷い、決断、全力のラストスパートが月末には必要です。。一人でやる仕事ではないため、同じ価値観や喜び、責任、プライドを共有する仲間を何人作れるかが大事です。平田もそれを痛感しているようです。 今月の彼女の働きは、より頼もしく、また大きく成長したようです。今日と明日、下関、熊本、ハウステンボスと、平田と手分けして8月のラストスパートです。F大工も走り回ってくれてます。特に今月は高速のパーキングで、昼夜、食事をすることが多く、また太り気味です。

9月は職人さんたちも含め、阿部商事とともに、一度全員集合をかけ、暑かった夏の慰労と今後の目標、意思の疎通を図りたいと考えてます。

 

 

 

 

バンザイ40歳

28日わが社の名誉会長、中村由美子が40歳の誕生日を迎えました。不幸な人で昨日から体調を壊し、いつもの毒舌がありません。昨年は誕生日をすっかり忘れており、1年にわたり、ことあるごとに「どうせ私の誕生日なんか・・・・・」と責められ続けました。昨日、平田が「明日何してお祝いします。ケーキ準備しましょうか?、食事に行きますか?」平田も今年は忘れられないという緊張感があるようです。大台に乗るさみしさを40歳になると500円で「よかドック」がうけられると、負け惜しみを言ってます。

今日中村は初めて一人でリフォームの契約に行きます。緊張してるようです。忘れられない誕生日になることでしょう。

体調を見ながら夕食にでもみんなで行こうと思います。今度会われるときは「40歳おめでとう」と声をかけてやってください。体調を壊しやすいので、エサは勝手に与えないでください。

39歳京都にて

体調が悪い40歳

案内

3人全員で、朝から熊本です。現場打ち合わせと、S邸、T邸に二組のお客様をご案内しました。完成現場と構造体の現場です。棟梁のF大工や職人も一緒になって協力してくれました。勾配天井の広々したLDKやバスルームなど興味津々でご覧になってました。輸入キャビネットの存在感はみなさんが納得されます。3階の小屋裏部屋、セントラルエアコンの快適性……参考になられたようです。

構造体のT邸は2X6の壁ということもあり、木材の大きさと多さにびっくりされてました。一組のお母様は「軽量鉄骨の家の構造を見て、こんな細いもので家が保つのか不安でしたが、ここのツーバイフォーの構造を見て安心しました。」とおっしゃってました。

夕方、もう一組久留米のK邸をご案内しました。以前から作品集を見て気に入っていただいてた家です。予想以上だったようで「素敵ですねー。」とご夫婦とも、喜んでいただきました。留守番していたらしく、小6の息子さんが外まで出てくれて、あいさつしてくれました。人懐っこいナイスガイです。「小澤さん、僕の部屋の窓にレースをつけてほしんですけど…。」びっくりしました。「わかった。任せて。平田さんに言っといてやるね。」うれしい依頼です。案内は我々とお客様とご入居者の距離がぐっと近ずく気がします。     いい一日でした。

 

ふるさとの味

対馬のオバから、小包が届きました。イカの一夜干しに、イカの塩辛、イカの子(内臓)、イカの蒲鉾、さきイカ、味付けたたきイカ・・・イカづくしです。さっそく中村が、イカの子を湯がいてくれ、酢味噌で食べました。ふるさとの味です。子供の時、父母、祖父母、叔父叔母と暮らしてた我が家の様子や同級生、近所の名物おばちゃん等、頭に出てきます。にやつきながら食べました。

毎朝仏壇に向かいます。私に強くかかわってくれた人たち18人の顔を出しながら、名前を語りかけ手を合わせて仕事に向かいます。そうして5年になります。力をもらい続けています。そこにもふるさとがあります。

この夏も思うばかりで墓参りに行きませんでした。「吾亦紅」の歌の文句じゃないけれど「仕事に名を借りたご無沙汰」です。彼岸こそはと思ってます。

いいわけですが、故郷や故郷の人を思う気持ち持ち続けています。