メンテナンス、備品納入

今日はD邸のメンテナンスです。朝から大工、クロス屋、塗装屋など集合です。一年点検時のメンテがやや遅くなりました。こういうことで、いろいろわかることが多くあります。しかし工務店の現場責任者が遅刻するとは、恥ずかしい限りですし、しょせんその程度の緊張感や、力です。メンテは真剣にやれば新築時の施工に生かせるヒントがたくさん見つかります。取り合いや助け合いが必要で、各職人が集まる方がより良いメンテです。そういうことすら現場責任者は考えてないと思います。それと今日は電気暖炉や、家具、備品が佐世保のショールームや志免の薬局に搬入されます。調査、発注、運搬、搬入・・・平田が夜中に行う仕事で、物事が進みます。二人で5人分以上の仕事をこなし、動きます。なにからなにまでやることで、仕事全体が見えます。出会いから引き渡し、メンテナンスまでやり切って住宅屋として一人前です。営業だ、設計だ、工事だ、メンテだ、事務だ、発注だといってる組織には、一流の「住宅屋」は育ちません。人を育てるより、金もうけのシステムが経営者は好きなようです。

下村邸LDK

 

若者へ

言いたいことを言わしてもらってます。いやな思いをさせたり、気分悪い人もいると思います。でもいわせてもらいます。私は祖父母や親から「一生懸命働き、人の役に立ちなさい。」と言われ続けました。仕事は必死にまっすぐやってます。若者の決まり文句として、「自分探しの旅に出る。」というのがあります。見つけたという話を聞きません。「探してたら40や50になりました。」ということでしょう。また、「自分に合った仕事に出合わない。」というのもあります。だから働かない、だから頑張れないのであれば「おまえはばかか?」と言ってやるしかありません。「コスパが悪い。」というのはコストパフォーマンスのことらしい。費用対効果が恋愛も、結婚も、子供も、車や、家も損をするから、何もせず、何も買わず、一人のままでいるということらしい。「お前が世の中にいることが費用対効果がない。」と言ってやりたいくらいです。・・・・・・私の先輩にこういう人がいました。「俺の仕事は給料に見合うほどのものなのだろうか。?お前はもっともらっていいと思うけどお前から見て俺はどうや?。給料安いというやつに限ってもらいすぎと思うやついっぱいおる。あーはなりたくない。」この先輩とは今も付き合っています。こんな先輩に影響を受けました。いつもながらの言葉ですが、躾、教育、修行をしないと国は滅びます。

若夫婦ががんばって手にした家 ex10_04_02_s

12月

11月も何とか終わり、12月です。今日は薬局、クリニックの開業です。おめでとうございます。今月は忘年会や佐世保L&Sショールームオープン、大阪出張2回、クリスマス、年末・・・・・・・毎年のことながら気忙しい時期です。私はいつも気忙しいといわれます。仕事の依頼をいただけることに感謝し、お待たせせず、できるだけスピーディーにやろうとするとせっかちになります。ついつい、佐世保に行く回数も増えてしまいます。年末年始やクリスマスや年賀状や、餅つきや門松や、いろんな伝統文化が様変わりしています。子供のころ近所の人たちと一日がかりでやった、餅つき、もちづくりはなくなりました。人とかかわること、、手間がかかることがどんどん消滅することにこれでいいのかなーと思います。家を出てても正月は家族、顔を寄せるという当たり前のことさえ行われないようです。人が怠け者でバカになっていってることに気が付かないのでしょうか。幸い、我々は家づくりを通し、オーナーとのつながりで、いろんな経験や出会いができてます。大事にします。

オーナーとのひと時 FullSizeRender (17)

スポーツクリニック地鎮祭

久留米のスポーツクリニックの地鎮祭でした。リハビリも兼ねた大空間を、木造で作ります。私は全体のデザイン、インテリアを担当します。地場のK工務店は、さすがにすべてに行き届いており、抜かりなく、滞りなく定例打ち合わせ、地鎮祭が行われました。約半年間の工期です。勉強しながら、楽しみながら頑張ります。地鎮祭の参加者で何人かは以前一緒に仕事した、医療機器屋さん、設備屋さんがいらっしゃいました。志免町薬局に続き、魅力ある仕事に参加させていただいたY社長ご夫妻には本当に感謝しています。今から、いただいたお弁当をいただきます。

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礼儀

最近、メールという手法が仕事でも、プライベートでも主流になり、言葉による抑揚や、顔による表情が消えていき、文字といえど、機械文字のため何も伝わりません。出向いていくべき礼儀どころか手紙、年賀状、も減少の一途。そんなことを話してたら、根本的な問題として「礼儀」そのものがわからない人ばかりだという意見もありました。礼儀を知らない世界は敬語を含めた言葉遣い、手さばき、お辞儀、笑顔、そして学ぶことすら失われます。大人は出向き、顔を見て話すことで、その人の、多くがわかります。自分を理解いただけます。お礼も大事です。人と付き合うということは礼儀をわきまえるということです。メールは付き合いではなく、お知らせです。大事な人には会うことが何より礼儀です。デジタルの世の中になればなるほど、はずせない人同士の礼儀は残さなければ……。

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専門家の意見???

コロンビアで、日本の学生が電話などとられ泥棒を追いかけ、撃たれて亡くなりました。それに対して専門家と称する人が「いつどこで何が起こってもおかしくないので、大事なものをとられてもあきらめろ。」この考えは本当に正しいのか?突き詰めれば確率的に危ないところに行くな、危ない人には逆らうなということになる。殺された彼は間違った行動をとったのか?コロンビアに限らず、どの国でも、日本でも、そんな考えが正しいとなると子供に何をどう教える。。暴力団を怖がらず、排斥運動をしようとした行為は危ない間違った行為なのか?。子供がさらわれても、あきらめるのか?いい加減なことを軽はずみに言うものじゃない。命は大事だがそれより大事なものもある。いろんなことを考えさせられた。津波のアナウンスをし続け命を亡くした女性、イスラム国の湯川さん、後藤さんの処刑、人を助けようとして命を亡くした多くの方、私たちはそれぞれの価値観で物事を判断すべきです。伊集院静が書いてるように、「不運と思うな。」みんな必死で生き、その中で事故にあったり、命を落としたりしても、ただ不運とか、間違ったとか、不幸とかではない。私はやはり正しいと思う方にまっすぐ生きていく選択をしたいと思います。彼の夢である世界一周の途中であるけれども、笑顔の写真や生き生きしてる写真は、決して不運な人生なんかじゃない。魅力ある人であり、明るい人生のように映りました。無念ではあったでしょう。憎むは犯罪者です。

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近況

先日ご入居者のU先生のクリニックで毎年見ていただいてる、MRIによる頭の検査をしていただきました。何事もなく、一安心ですが、奥様から近いうち、家の検査とメンテの依頼を受けました。我々にとって、とても素晴らしいオーナー様でいいお付き合いさせていただいています。

18日孫が二歳の誕生日でした。東京ですから一緒にお祝いはできませんが、人間とはたった二年でこうも成長するものかと驚かされます。それと子供たちが親になり、大人として私を追い越そうとしていく様が見える年齢です。さみしくもあり、うれしくもあり……私の両親もこの道を歩いたのでしょう。

福岡はもちろん、佐世保、ハウステンボス、久留米筑後、熊本、大阪吹田と仕事をいただき、忙しくさせていただけることに何より感謝です。人と出会い、関わり、真剣勝負で物作り、完成、喜び、新しい出会い、・・・・・この繰り返しが私の生きがいです。その中で、未熟ですから、けんかも、激論も、離別もあります。ただ、お金や、仲良しグループではなく、「いいものをつくりたい。」が先にある仕事を続けます。

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 ハウステンボスワッセナー

二棟のリニューアルの終了確認にワッセナーに行きました。雲一つない最高の天気です。屋根の塗装、サイディングの塗装、クロス、外壁パネル補修・・・・・・そつなくさすがアーツ工房です。K邸も、コーキング、樋の改良など、終了です。この時期、ワッセナーの木々が色づき、とても美しい秋です。Y邸のスプリンクラー設置、S邸のガレージなどまだまだワッセナーはつづきます。M邸の点検も行い、L&Sのショールーム打ち合わせに佐世保市内に出向き、今日から着工です。ここは輸入住宅に関するコーラーの商品や、ドア、小物、照明、家具などお客様にも、業者にも利用いただける場所にしたいと思います。社長に感謝し、みんなで話し合い、いいものに作り上げます。

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あわただしい日々、楽しい上棟式

ここ数日名古屋、東京、大阪と駆け回り、今日は筑後のM邸の上棟式でした。多くのご親戚が集まり、朝早くからめでたいお饅頭やお餅を手作りで、用意いただき、弁当をいただく華やかな宴でした。餅撒きも行われ、歓声に包まれた日曜日でした。ここでは親戚一同が集まり、みんなで用意しみんなで楽しみ、みんなでもてなす文化がしっかり根付いています。うらやましいM家です。住宅に携わる者は皆さんに喜んでいただく家を作り上げることが、今日の上棟式のお返しです。心温まる時間をいただき感謝です。

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先祖

ずっと仏壇を対馬においてることが気がかりでした。今年、おふくろを亡くし、初盆を済ませたので、知り合いの協力もあり、こちらに移しました。以前の小さい簡易仏壇も約10年使いました。一安心です。私にとっては祖父母、両親から受け継げたと思います。生まれた時から、朝、ご飯と、お茶を供え、線香をたいてお経を読む家でしたから先祖に対しては少し厳しく育てられました。もちろん形より、いつもどれだけ思うかが大事なのですが、今では朝手を合わせないと落ち着かなくなりました。兄弟がいない私にとって、家族は少なくなる一方です。先祖を大事にして、一緒に自分の人生に寄り添ってもらいます。

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