さすがです。

朝からコーディネーターは 目の前が海の家に行きシャンデリアやブラケット取り付けの立ち合いに行きました。ダイニングリビングのシャンデリアは相当の複雑な飾りが多く、特にリビングは脚立の上で気の遠くなるような一つ一つの飾りを一人でつけてました。私が6時ころ行くとへとへとになってました。「これで奥様が喜んでくださいますよ。」という言葉が最初に出ることがさすがです。多くの工務店、職人は作業が仕事と思っていますから、態度や取り扱いを見てると腹が立つことが多いのです。自分たちの仕事は何のためにやってるのかがわかってないようです。オーナーのためでしょ。我々にすら自分たちの仕事を報告しません。 さらにコンプライアンスとかで自分のごみなどしか片付けづ、ほかの物は触りません。 コーディネーターは終わるとすぐ写真に収め、奥様にメールしてました。「わーすごい。うれしい。背中の空いたドレス用意します。」とユーモアを交えて返していただきました。輸入物は破損の恐れも多く、日にちもかかり、輸入業者も手を出しません。あえて喜んでいただくため リスクをしょって頑張ります。工務店の態度と目は「こんなうるさいもの決めないで、日本製でいいのに。」というものです。だから多くの職人の能力も知識も上がらないのです。「勉強させていただいてる。」という気持ち感じられません。ましてお金をいただいて勉強させてもらうのですから・・・・。タイルや照明や、輸入部材、輸入クロスなど心配でなりません。自分たちのレベルの低さすらわからないようです。建売も含め最近へんてこな家が多くなるはずです。

 

輸入住宅の現状

 輸入住宅と言われるものが理解されないまま、はやりすたりで手を出した工務店や住宅会社が今はほとんど存在しません。相当の数あったのですが、その一割程度しか存在しないようです。在来木造や安価な建売やリフォームで食いつないでいるようです。本当の輸入住宅を手掛けるには、通常の住宅会社とは全く違う感性で、特別な知識と勉強を続けなければなりません。営業マンは必要ありません。かえって邪魔です。お客様を探しに行くのではなく、お客様から声をかけてもらわなければなりません。そのためには探客より、自分たちの自信ある作品を見てもらうことが大事です。そのためのホームページであり、作品集です。集金は一刻も早く、支払いはできるだけ遅くなどというばかげた経理や、効率が悪いことはやめ、経費がかかる事は手を出さない。などという上司は、輸入住宅をわかっていません。作品は、カラーコーディネート、照明、カーテン、家具、小物までコーディネートする知識を持ち、オーナーも我々も納得するまで作りこんでこそ自信を持って発表できます。メンテナンスフリーなどもってのほかです。できた作品は点検、管理してメンテという手順で家をかわいがり続けなければなりません。その中で、新しいリニューアルなどの提案や、ライフスタイルの変化に伴う提案をして、新しい仕事の依頼につながります。勉強して知識を蓄えないと信頼は得られません。我々のような小さい会社に東京、大阪地区から依頼があるのは、今本当の輸入住宅をやってる会社が見当たらないからです。輸入住宅のお客様はレベル高く、知識も豊富です。そんなオーナーと一緒にいい作品を創ることが好きでないと継続していかないのです。我々もまだまだ力不足ですが、少なくとも、本物の輸入住宅以外やることはありません。それがご入居者を裏切らないということです。

 

家具搬入

  目の前が海の家の家具が搬入されました。神戸からトラックです。いつものように責任者も同行しきちんと納められました。長い付き合いで、きちんとした仕事ぶりです。オーナーにプレゼントの小物もありました。コーディネーターが作ってきたこの家具屋さんとの関係は我々にとって大きな財産です。ある意味、コーディネーターが我々のオーナーへどのようなビジネスをすべきかを育てたといえるでしょう。それにこたえてくれてる神戸の家具屋さんへも感謝です。工務店や職人で、自分たちの都合で物事を進め、オーナーや我々の気持を逆なでしてることにきずかないことが多いのです。J- COM の担当者の口の利き方は論外です。どの現場もトラブルばかりです。家ができてから、警備、テレビ、ネット、家具、絵画写真取り付け、スタンドをはじめ照明、カーテン、小物・・・多くの仕事があります。このデザイン、が家と同じくらいオーナーが我々に期待されます。

 

 アイディア

 頭がいい人たちがいろんなアイディアで、今まだ築き上げてきた世の中をころっと変える時代です。PCやアイフォンなどセンセーショナルなものが世にでてそれをまたつかったアイディア商売が生まれ大きなお金を生むようです。全ては人とかかわらず機械で大半はできる時代です。そのため銀行の仕事が変わり、買い物に行かなくても家に物が届けられ、会社や学校も行かなくてもPCの前に座ればなんとかなります。多様性の時代と言われています。これはある人のアイディアです。地域の公民館という小さいコミュニティーで、コンサートや芸能活動をすごく安い金額で行えばいいと言ってます。家から歩いて行けて、小遣い銭程度で楽しめる。若手や売れてない人たちも少なくとも舞台に立て、わずかながらお金も手にできるというのです。利用度が少ない多くの公民館をもっと使かって、2,30人程度のお客さんがじぶんたちの人気者を創り、活気ある地域づくりができるでしょう。路上ライブや、スーパー銭湯から人気者が出たように日本全国の公民館を使ったイベント開催は昭和の我々には響きます。2000人3000人のコンサートとは異質の面白い現象が起こるかもしれません。アイディアは無限です。話し合いましょう。そしてやってみることです。

完成写真撮影

 水巻の住宅の完成写真を撮りました。クリニックのキャビネット工事が終わり、先生にクリニック全体の模様替えを案内いただきました。これまで連休を利用してたくさんリニューアル工事をさせていただきました。撮影は順調に進み、夜景まで取りました。カメラマンからプリントが届いて作品集に掲載します。室内は家具すべてがそろってからとります。こうしてオーナーと時間をかけて作った家を再度一緒にカメラに収めると、うれしさもひとしおです。最期に家族写真も撮らせていただきました。いい笑顔です。家づくりって楽しくいいものです。カメラマンもそうですが好きなことを仕事にできた人はうれしそうに仕事をします。ただ好きすぎて 儲けることができません。ここでは私が撮影したものを掲載します。

人気の福岡

なぜ福岡は人気があるのでしょう。食い物がうまいとか、田舎と都会の混在の仕方がいい。とか海が身近にあるとか、町かきれいとか‥‥単身赴任の人も、 福岡が好きになりそのまま移住するそうです。町の印象や雰囲気が、ここに住みたいと思わせるのでしょう。 今大坂から仕事に来てもらっているエクステリアの社長も真剣に移住を考えています。私も若いころ仕事でアメリカを訪れ、シアトルやサンディエゴの街は憧れました。ニューヨークや東京は人間サイズを通り越し、町の大きさに飲み込まれそうで、落ち着くことができません。私にとってたまに訪れ、刺激をもらう街です。気を付けてほしいのは、西日本で独り勝ちのような発展を遂げてるからか、地元住民を考えず,東京化していってるように感じます。東京の業者に頼む箱モノや高級店舗は地元民ではなく、観光客や旅行者の物です。大学ではなく、高校文化の福岡は、地元の人が育てて、徐々に愛されていくものが本物です。「地元」が大事です。愛されてるのは福岡の人が作り、育てた文化が根底にあります。華丸がやってるテレビ番組で「そまりんしゃったね。」があります。福岡を愛し続け、東京に染まらないという趣旨の面白いものです。湘南の由比ガ浜でサザンを聞くより、津屋崎海岸できく武田鉄矢ばい。てんぷらは高いくいもんじゃなか。 博多の「ひらお]にいってみんしゃい。「山笠があるけん博多たい。」これが全てです。

どうするつもり?

 築港の港にずっとただ停泊してる クイーンビートルはどうするのでしょうか。釜山と博多を結ぶ航路は、多くの人に利用され、JR 九州の期待も大きいものでした。船体亀裂が問題なのか、隠ぺいが問題なのか、調査委員会がどういう結論を出したのかはよくわかりません。存在感あるデザインと色の船体がずっとさらし者のように港に停泊してることがいいこととは思いません。大会社や、役人(運輸省でしょう)のやることはスピードがありません。トランプの決断はいいにつけ悪いにつけスピードが魅力です。私の性格は民主主義より、大統領制です。さっさと きちんと修理して運航開始でしょう。多数決で物事を決め、責任の所在をぼかし、大事なものを失っているように思います。福岡はアジアとの架け橋などと言ってるにもかかわらず、この問題一つスピードを持って決断できないのですからちゃんちゃらおかしい。慎重に慎重に、時間をかけていい結果が出たためしがありません。役所も、政治も、時間の無駄使いです。そろそろ国民が選んだリーダーに、スピードをもって結論を出してもらいたいものです。裏金も森友も国民はすっきりできてません。 恐れずいうと、穴に落ちたトラック運転手の救出も附に落ちず、何やってるのでしょう。今後災害が来ても、戦争になっても、だれか責任をもって、即座に指示を出せるのでしょうか。

 価格は正直

コーディネーターはまた今日明日で東京です。私が福岡の仕事です。我々デザイン設計の人間が、工務店や,業者より動き回ってます。最近工務店は家づくりに対する態度が舐めてます。ほうれんそうもなくお客様のためという気持ちが希薄です。世の中が、休め、働くな、効率を考えろ、問題を起こすな。という風潮です。よく高品質、低価格という言葉を聞きます。そんなものはあるわけもなく、低品質、低価格がローコスト住宅です。高品質、高価格はあります。いわゆる、値段は正直だということです。下手な工務店や職人の賃金は低価格だったのに、いつからか、下手も高い賃金を要求します。恥ずかしくもなく無知なのでしょう。大阪から来てくれてるエクステリアの連中は、気持ちいいくらいオーナーのため、なんでも動いてくれます。オーナーにその気持ちが伝わり、本職の仕事依頼もいただき福岡は遠いの、経費が掛かるだの、できない理由を言いません。皆その経費を出してでも来てもらいたいという技量を目指します。現に、 我々は東京、横浜、静岡、大阪、神戸、九州他県依頼をいただけるようになりました。最近も、東京、横浜から細かい土地資料とともに2件問い合わせがありました。

 

気配

わたしは事あるたびに、いろんな人の気配を感じます。うれしいことがあったときは、おふくろの気配を感じ、悩んだときは励ましてくれていた叔母の気配です。苦しい時は助けてくれてたじいちゃんの気配を感じます。多くの大切な人の顔を思い、名前を呼んで仏壇に手を合わせるからでしょうか。 物を作る仕事をしてると、いいオーナーに出会 い、いい仲間に支えられ、いいひらめきが下りて、思いのほかいいアイディアがわいてきて、力以上の作品ができることが何度かありました。大げさに言うとそれからやや人生が変わります。少しうまくなるのですが、また悩み苦しみ、何とか恥ずかしくないものに仕上げていると、また突然いい作品が出来上がります。そんな時昔の恩師や先輩の気配を感じます。 気配とは言わないのでしょうが日頃は何も感じてないようなあるシーンが突然頭に浮かんだりもします。人は自分の人生にかかわった人とずっと一緒に生きてるんでしょう。 そして、プライドや誇りや,自信、反省や、懺悔、悔い・・・くりかえします。これこそAI,デジタルと人の差ではないのでしょうか。 アスリートだけではなく、人の伸びしろは無限のような気がします。AIで人の能力の可能性を止めてはいけません。そして私がいなくなっても子どもだけでなくかかわった人が私の気配を感じてくれるような生き方をしたいと思います。

 

東京夜のデート

 コーディネーターが4日間東京出張で2か所の現場で奮闘してくれました。検品、収まり、棟梁との打ち合わせ、オーナーへの報告、打ち合わせ、・・・・こんなできる住宅屋に育ちました。息子も小さいころからの付き合いで、時間を見つけて車で送ってくれたり、時間が取れた夜、デートに誘って労をねぎらってくれたとのこと。すき焼き喰って、スカイツリー、浅草と楽しかったようです。事務所が貧乏から立ち上げたので彼女は節約癖が抜けず、安いホテルを予約してたようで、送った息子が、びっくりしたそうです。「もう年だし、今まで頑張ったんやから、飛行機はプレミアム、新幹線はグリーンで、楽に移動して、ホテルもきちんとしたホテルに泊まり。」と言われたようです。「その金は俺が払いから」まで言ってくれれば大したもんなんですけど、残念。・・・・。息子も、娘もちいさいころからたくさんかわいがってもらいましたが、今ではどちらからも 教えを乞うことが多く、多少年寄り扱いで、注意されたり、教えられたり、笑顔で文句言いあったりで、「姉」の存在です。ちなみに孫には自分のことを「キャサリン」と呼ばせていて、人様の前で大声で呼ばれると苦笑いです。ずっと理不尽なわたしを助けてくれてることを子供たちもよく知ってます。みんなを守ってたつもりが今では私が守られて、好きな仕事をさせてもらってます。感謝です。