子供から大人までキャッチボールは大好きです。父親と息子、先輩と後輩、昔の仲間・・・・・・いい顔してボールを投げあい、特別な意識が生まれます。相手がとりやすいように気を使ってボールを投げあうのですが、うまくいかず、時々、暴投です。後ろにそれたボールを、投げた方ではなく、受け手の方が走って取りに行く事が不思議であり、とても素敵な行為です。投げた人は申し訳ないと深く謝り、受け手は「いいよ俺がとってくるよ。」とやさしい気持ち。この精神は大人になってどの場面でも必要です。この精神が薄らげばけんかや争い事が絶えないはずです。今、父親とキャッチボールを経験しない子供が多く、大人になってもゲームで育ってますから、人と絡めず、言葉のキャッチボールすらおぼつかない状況です。
幸い私は平田や渕上や、ご入居者やお客様と家をテーマに楽しいキャッチボールができてます。暴投を投げるのは決まって私で、みんなが取りに行ってくれます。ところが施工中の東京のM様はキャッチボールなのに突然フォークボールやナックルボールを投げて私を驚かせます。何とかダイビングキャッチしてます。撮れるかとれないかのところにボールを投げる高度な技を持った人です。筋の通った偏屈ジジイのキャッチボールで男を鍛えてもらってます。