2014年2月の記事

月末

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2月も終わりです。怒涛の二月でした。家の者の検査の日々から大手術あり、東京出張あり、久留米鳥栖の現場、熊本の現場、北九州の現場、宗像の現場、新規計画3棟・・・・・・現場の段取りでよく怒鳴りましたし、大雪、消費税、東北等の理由で、発注から納品に時間がかかるという言い訳がここの所まかり通ってますが、理由になりません。何とかしようとあの手この手で頑張らないと。言い訳や弱気が受け入れられると人間すぐ調子にのって、できない理由を羅列します。さあ、3月ラストスパートです。

これから月末の支払い、来月の計画をして、すぐ実務に戻ります。事務平田が半日間登場します。その後、発注の平田、コーディネートの平田、そのあと「今月も無事終りましたねー。」晩御飯から、ふくの湯にかけて時々、半端ないおっさんの平田が現れます。味噌汁を口にして、「あーーうまい。」風呂上りは「気持ちいー。」と言いながらうまそうに、オールフリーを一気飲みです。帰りの車で、こぶしの効いた古い演歌を、伴奏も合いの手も自分で入れて感情たっぷりに唸る姿はあまり見なくなりつつある昭和のべたなおっさんです。小腹がすいたら、男の贅沢黒カレーを食べます。月末だけ見られる、面白い珍現象です。

隣の造園会社もいつも遅くまで2,3人残って12時近くまで仕事をしてます。その中に必ず、女性がいます。物作りの会社は社長でも、上役でもなく「物つくり好きな人」が支えています。

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湯布院別荘敷地調査

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3時半から出発して湯布院の敷地調査です。雪が30センチほど積もったままでした。広い、3000㎡の敷地です。九重連山が見渡せる大パノラマ。感動です。どんなものを建ててもこの自然に勝てるわけもなく、自然を邪魔せず、きれいな形の溶け込むようなデザインに徹します。風景の一つになりえることをテーマに基本、平屋がいいと感じました。この別荘地は26年前デザインした家があります。恐る恐る探すとありました。オーナーが変わったので疎遠でしたが、レンガタイル張りの平屋が品よくありました。悪くありません。大きな木に囲まれて森に同化してひっそりありました。うれしいものです。手入れもされているのでしょう。いい雰囲気です。でかすぎる人工的な建物、町中に建ててほしいデザイン。プレハブなんぞもってのほか。・・・・・・すごく素敵なこの風景にあった佇まいのお宅はおおくありませんが、いくつかの家はデザインがよく、大事に手を入れてあるのは見て取れます。大事にしてもらえるかどうかがデザインの評価です。いい提案をします。

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DNA

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平田と、娘と3人で、食事に行きました。娘は、入院中の家の者の世話をした帰りで、私と平田は打ち合わせからの帰りです。楽しい時間でした。「詩織ちゃんは社長の娘ですねー。考え方、価値観、好き嫌いそっくり、DNAってすごいと思います。」「Dアート企画の社員旅行は今年、ディズニーランドにしよう。わたしが案内してやる。叔母様や渕上さんに似合いの耳つけて……楽しいよー。」と娘。冗談もまじめな話も、同じような価値観で話せるようになった娘を、平田が、「これだけ頑張って、仕事もでき、大人の考え方が身に付くと、同年輩や、その辺の男はいらんと思うようになるんですよ。」と彼女ならではの忠告をくれました。明日東京出張です。

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教え

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毎日仕事の合間1時間ほど病院に通う日々です。ベッドに座れるほどになり、10時間の手術からの回復の速さに、現代医学の進歩を感じます。おふくろも施設の人の頭が下がる介護で落ち着いています。仕事も忙しく、昨夜も12時近くまで頑張りました。新規のご提案と施工中の発注業務で平田もてんやわんやです。「すべてにベストを尽くし、頑張り、あとは祈り、結果は神のみぞ知る。」M様からの教えです。タイムリーに頂く教えは響きます。来月の引き渡し、今月のご契約のために今が頑張るときです。多少の疲れや、睡眠不足は幸せの証みたいなものです。今自分に厳しく頑張らないと、示しがつかなくなります。家族みたいな仲間とやる仕事ほど、なあなあにならないようにしなければ・・・・。

夕方湯布院に別荘を計画されている方が事務所にお越しいただき、打ち合わせをさせていただきました。別荘の計画はプラス思考の打ち合わせになます。楽しみです。

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踏ん張りどころ

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おかげさまで、家の者の手術後の経過も順調です。痛みとの戦い、合併症との戦いです。医学の進歩をまざまざと見せつけられた2週間でした。懇意にさせていただいてる方々からお気遣いいただき恐縮です。わたしは図面を持って病院でプラン作成です。仕事は安心して平田にまかせることができ、現場は渕上に預けました。娘も医療従事者ですから、休むことはせず、仕事の後毎日病院に寄り、家のこともすべてやってくれています。二人の母もよくない状態という連絡が入り、やや気が滅入ります。来月引き渡しが多い状態ですし、今が踏ん張りどころです。こういう時こそ、どうしたらすべてできるかを考え実行に移します。平田、渕上、娘・・・・・・すごいやつらが周りにいてくれることが心強く、感謝してます。日々の仕事、暮らし、支え、支えられてるなーと感じます。

健康診断……皆さんぜひ受けてください。億劫がらず、むしろ積極的に・・・・・・・・。健康が一番という言葉が実感としてやっと理解できてます。

主の帰りを待つバカ犬写真 (72)

手術

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家の者の手術でした。前日執刀医より手術内容や予定など説明を受け、11時半に手術開始です。夜9時終了し、執刀医の結果説明、患者との面会を済ませ、10時、病院を出ました。信頼できる対応のドクターと看護師、スタッフで頭が下がる思いです。手術待合室は重苦しい雰囲気ですが、いつ呼ばれるかわからず、じっと待ち続けるしかありません。何人かの家族が連帯意識の中一人の私を気遣ってくれます。満杯だった部屋も一家族ずつ終わって出ていきますので、6時を過ぎるころは閑散とします。わたしはプランを描いてました。この環境ははかどります。母親の入院後、見違えるように孤軍奮闘し、頼りがいのある娘が勤務の後6時に駆けてくれました。事務所では仕事を任せて忙しいはずの平田が、娘と私の二人分の鍋を作って待っててくれました。平田はおなかがすきすぎて一人鍋を完食してたようで、娘が笑いながら「おばさまらしい。」・・・・・・・てんこ盛りのサラダも作ってくれました。漁師料理のような豪快さです。娘は美味しいを連発し、雑炊までリクエストしてました。家に帰ると娘がバレンタインのチョコをくれました。今書いたであろうメッセージには「みんなあたたかいひと人たちに支えられているね。」こんなことが書ける娘に暖かさを感じました。

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仕事のセンス、レベル

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建築の仕事はたくさんの人で構成されますが 仕事のレベルが低くセンスがない人や会社が入ってくることがあります。厄介なことは自分たちがレベルが低く、センスもないということを認識してないことです。すべて細かいところまで手取り足取りを要求し、自分たちに責任がないようにするすべだけは一人前というやり方は、わたしの一番l嫌いな連中です。プロの仕事に、お金は支払われるべきです。提案がない人、喜んで責任が取れない人、学ぼうとしない人・・・・・現場を去れということです。ずいぶん怒り、怒鳴り、熱く語り…それで、今付き合って人は信頼してます。

わたしと渕上大工のツーカーは、たくさんの現場経験と、それぞれの立場で切磋琢磨があって、築かれるものです。今も現場のおさまりでは喧々諤々しますが渕上も最近、悔しいことが、腹の立つことが現場で多いそうです。腹立たしさが増えるということは、自分のレベルが上がっているとも言えます。

仕事の評価は自分たちと同じ価値観を持つお客様がしてくださいます。お金の損得ではなく物の損得を考えられる人たちです。。今、紹介が仕事の8割です。迅速、提案、謙虚、メンテナンス、作品意識・・・・・必要なものです。

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違う世界

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デザイン設計という仕事は、幅広い視野を持って人と会い、考え、教えられ知識をつけていきます。旅をしたり、食事に行ったり、本を読んだり、映画を見たり、何よりお客様と話すことで幅広く世の中が見える職業です。その中で九大病院というとてつもないでかい医療の器の中に入り、非日常の世界を興味深くきょろきょろしながら見ています。「病気」と闘うとてつもなくでかい基地にはすべてのものがそろっていて、困ることはないどころか快適でさえあります。あわただしく動くスタッフと、点滴を引きずりながらゆっくり進む患者、コンビニやレストラン、ティールームは、ショッピングモールさながらです。病気と闘う町ができてると感じます。いろんな目的でいろんな人が行きかう広く長い廊下はもはや、アヴェニューです。

建築の法規は「主要用途」を明示するようになってます。この建物はいくつもの主要用途が重なり、どう処理されてるのだろうか?誰を、何を対象に、形や空間や色を決めたのだろうか?こう考えると住まいという空間は唯一オンリーワンの建築物だと今更ながら再確認しました。もっと個性的で、もっとわがままに、もっと面白く・・・・、条件は美しく作り、長く人々に愛され街並みに寄与するものでなければと強く思います。

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入院

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家の者が近くの医院に入院して、詳しい検査と手術のため、九大病院に移りました。紹介状があってもこの巨大病院に入るには、かなりの時間と労力が必要です。10日も、ものを食ってなく、点滴だけの患者はもちろん私もあちこちたらいまわしでへとへとでした。肩の付け根から管を入れて、まずは栄養補給。手術のための検査と、体力をつける事で1週間。再来週手術の予定です。合計すると約1か月近く物を食わないのですから、大変だろうと思いきや、「退屈」がなによりつらいそうです。娘が医療従事者で、何かと、アドバイスをくれます。毎日顔を見せてくれてるようで、心強いようです。娘の言葉を借りると患者や周りの人が病気と闘うという事は、精神力だそうで。体は医者や看護師が戦ってくれると言ってます。

わたしの二人の母も施設と病院、・・・・・3人の病人を娘とわたしの二人で支えてるのですから、まさにこれからの年金制度のようなものです。でも、平田がいてくれることで、安心してわずかでも時間が取れます。仕事だけではなく、彼女の存在は何より大きく、入院の保証人にもなってくれました。ますます娘は平田を(かっこいい)と絶賛です。渕上に現場は任せられます。そう考えると、いい仲間とのコミュニティーを作れば支えあえるということです。いろんなものが見えてくる病気との闘いになりそうです。

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社内掲示物

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昨年末から事務所内に掲示中、、、  現在3㎏減とのことです。

 

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