先日出勤時に室見から藤崎まですごい行列が歩道にできてました。丙猿の日で藤崎の猿田彦神社で、お面をもらうための行列でした。去年、おととしは中村が並んでもらってきてくれてました。私が申年生まれということもあります。事務所に二つのお面があります。今年はとても忙しくあきらめてたら、娘が休みだったらしく「お父さん、猿田彦、2時間並んでお面ゲットしたよ。これで、「禍も猿」やね。がんばりー。」と夜、お面をくれました。うれしくて、力が出ました。その日と日曜日は、コンペの図面を集中して狂ったように書くことができました。娘がだんだん大人になり、働く意味がわかり、頼りになっていくことがうれしく感じてます。
2013年2月の記事
ガラパゴス生活
この仕事をしていると、いろいろなものにこだわりがあり家以外でも車や服、家電など吟味しているように見られがちですが、実のところ興味がないものや全くうとい物には無頓着で自分で選ぶことすらありません。
私の場合、家電・車・ОA機器がそうです。 正直知識もありませんし使いこなす技量もありませんから、その道に精通していて、私の性格をよく知る身近な人にお願いして決めてもらっています。
ド素人のまま聞きかじりの情報で暴走するとろくなことはないので、善意の第三者の意見をありがたく聞き入れるようにしています。
ただ最近友人達からは「あのね、ブラウン管のテレビをまだ見ているのは職業柄、人には言わんほうがいいよ。早く買わなっ。」と説教されました。
正直、家電屋さんに行くのが面倒くさい。接続がおっくう。別に不自由を感じてない。‥‥‥ガラパゴス生活が平気な私の言い訳です。
阿蘇,界・・・・軽々しく残念
事務所での打ち合わせが終わり、昼過ぎからになりましたが、以前からマスコミに登場して、見たいと思っていた、星野リゾート、阿蘇、界に走りました。天気もよく久しぶりの「やまなみ」です。瀬の本に着き,界の玄関に行くと、「宿泊以外ははいれません。」の一言。平田と私の性格上、ムッとしながら、隣のケーキ屋のコンサバトりーでお茶を飲んで、帰りました。「星野リゾートとはこんなものか、情けない企画屋やなー。」「デジタルの宿って感じ。」
金と暇のあるやつ以外、空間に足を踏み入れさせない、自信のない宿だとわかりました。こんな宿づくりに協力する建築家もこれまたいかがなものか・・・・。外からしか見てませんが、軽々しい「へた」な建物です。瀬の本の景色がないと何も売りがありません。湯布院の玉の湯等、佇まいや庭が街並みに寄与し、伝統と風格をもって、客を迎え入れます。客自身が、ここは自分たちにふさわしいかどうか考えることができる空間を作り上げてます。若者は、いつかここに泊まりたいと憧れるでしょうし、宿はそれを待ってくれることこそ、名旅館です。
年齢とインテリア1
以前、担当したお客様の話です。
建築当時、奥様は3人の子育て真っ最中でした。インテリアはムクの木の素材感を生かしたナチュラルテイストで、クロス・カーテンなどは全てキャンバスになるような白を選んでありました。 味付けは奥様手作りのおしゃれなクッションや小物たちで当時社員の中で人気ナンバーワンのとても素敵な空間でした。
10年ほど経ち、カーテンの一部やり替えの依頼でお伺いすると、西側の一番景色がよく日が入る窓を白いシェードからウッドブラインドに変えられたいとのことでした。
40代半ばを過ぎられたころから家の中がすごくまぶしく感じられ目が疲れるので、自然光の量を抑えたいとのことでした。
視力の変化もあるのでしょうが、お子様たちも独立しご夫婦中心の生活になると少しトーンをおとした空間が居心地良くなるのかもしれません。
ベストショット!
今年たくさんの年賀状を皆様からいただきました。
成長されたお子様たちとの家族写真や楽しいイラストつきのもの、私共の健康を気遣っていただくお言葉をそえていただいたものなど、ありがたく楽しい気持ちでいっぱいになりました。その中で個人的にこれはすごい!と思ったベストショットを一枚ご紹介します。
昨年末に完成した熊本市T邸ワンちゃんスペースでのスナップです☆ 奥様が手配されたおしゃれな輸入クロスを背景に、階段状に造った収納家具にお行儀よく5匹とも並んでおすましポーズが決まっています。 後ろのステンドグラスの小窓からワンちゃん達はリビングのご家族を眺めることができるようになっていますので、お気に入りのスペースになっているようです。よかったぁ!(^^)!。F大工の力作です。