2016年5月の記事

子供の時間、大人の時間

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時代が変わりました。裕福になって、ボケた大人と、ませた子供が世の中に迷惑をかけてます。大人の会話や大事な時間に子供が割り込んだりしても叱っていません。親の一番の役目は世の中のルールを教え、生きていくための教育を受けさせ、躾のために叱ることです。今若い親を見てると、彼らこそそれが必要のようです。大人になれてない子供が子供を産んで育ててるように見えてしまいます。幼子に趣味やスポーツを押し付け、親が舞い上がり、舞台だ、遠征だと、親がそれを楽しみ、生きがいにしてるようです。過剰です。子供に遊んでもらってるのでしょう。子供は大人を自分と同等とみなし、ませてエラそうでわがままになってます。。私が仕事帰り毎日行く風呂屋でも、若い夫婦が10時も11時までも幼い子供を引き連れ、野放しに人の迷惑にも気づかず走らせ、騒がせ、遊んでます。困ったものです。大人は大人として社会の役に立ち、子供を育て、子供は子供らしく、親や大人の言うことを聞き、敬うべきです。人間は時代とともに、下等な生き物になってるのではとさえ感じてしまいます。いいこととは言いませんが、私の両親は周りに迷惑をかけないため、店を開けることで、私の運動会、授業参観、入学式、卒業式、は一度も参加せず、祖母の役目でした。私は怖い大人が時々やさしくしたり、ほめてくれることで、いろんなものを学び、何より両親を尊敬しています。息子夫婦には孫に対して「厳しくしつけなさい。そして時々抱きしめてやればいい。」と言ってます。

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偽物の偉い人

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一昔前、名の通った大学を出て、地方であれ、その地方の大きい企業や工務店で、忠誠を誓い、役職に就き、人並み以上のお金を手にし、退職金をもらう。悲しいかな、ここを目指す風潮があった。ところが、企業を離れると「人」そのものにはなんの力も、魅力もないことがわかり、まだ本人だけが選ばれし人の感覚でいるため、老害を振りまく結果となる。ビジネスにおいて高齢化社会の弊害だと思う。人を、特に技術屋は報酬なしで自由に使う風潮がある。時代遅れの発想と、未熟な知識で、恥ずかしい理論をひけらかすことに、みんな横向いて、顔をしかめてることにすら気付かない。昔の顔で仕事はできるはずもなく、謙虚に生きればいいのにと思ってしまう。私も何度もタダ働きさせられた経験があります。若いころは腹も立ってましたが、今では「本来お金をいただかないとできないことですよ。」「その思考、発想は間違ってますよ。もうそんな時代じゃありません。」「仕事の順序がちがいますよ。」「業者や職人がこのままでは去っていきますよ。」・・・・・・・・もうあなたが表に立つ時代は終わったということを、きちんと言ってやり、認識してもらうこともやさしさです。こういう人の末路はやや哀れです。政治で言うと森さんかな。お百姓さんを口先で言いくるめて、マンション建てさせたりして、詐欺まがいで儲けた役員が退職して小さい工務店で他人に計画や作業をさせて昔の夢をもう一度とうごくことが一番始末に悪い。みんなで成敗しないと。

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年取ったなー

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熊本から夕方事務所に帰ると、「笑点」歌丸さんが最後ということで、テレビがついてました。平田が用意してくれた出来合いの夕食を食べながら見た後、バレーボール観戦です。久しぶりにややゆっくりした時間です。平田は学生の頃本格的にバレーをやってたので、いらない解説が多く、接戦になると、あの大きな体で、すごいアクションのもと、「よっしゃー」「だめそりゃいかんやろが。」「よまれとろーがじゃ」「さすが。おんなはたくましい。」「そこブロックせなー。」・・・・・・ソファーのクッションが下手る勢いです。うちの死んだばあちゃんがテレビで、力道山を応援している様子を思い出しました。一緒です。「後ろからブラッシーが来よろうが。」「凶器隠しとるばい。なんでわからんかいな。」「空手チョップはやっぱりすごいねー。」・・・・年取ると、羞恥心や、デリカシーが欠落していくようです。日曜の夕方、笑点見て、スポーツ見て叫ぶのは今も昔も、年寄りの鉄板です。最後勝ちましたからストレス解消になったはずです。

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麻薬とネットと核兵器

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最近のニュースはどうもこのあたりがポイントのようです。人間が普通に生きる上で、どれも必要ないものばかりです。現代社会の闇でうごめくものが金儲けとして手っ取り早いのでしょう。人が人らしく暮らすうえで、つい最近出来上がったもので、人が滅んでいく、矛盾に人間はバカだなーと思います。日曜日に見る真田丸の世では麻薬も、ネットも、核兵器もありません。清原も、ベッキーも、オバマの広島訪問も、真田昌幸から見れば、「しょうもない世になったなー。幸せをはき違えとる。」というでしょう。麻薬依存、携帯依存、核兵器依存・・・・・・・かなしいことです。人が人と絡み合い、活気にあふれ、汗水流し、助け合い、笑顔で、暮らせることがどの世でも人の幸せです。過分な金取りゲームに人生をかけることは哀れです。

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月命日

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母を亡くして、ひと月です。この間もなんだか走り回り気忙しく、地震の影響で、流通も普通ではなく、イライラが募ってました。そんな時、私のいとこが、自分のアルバムから私と、おふくろの古い古い写真をメールしてくれました。癒されました。これ一枚でいろんなことが思い浮かび、この年でも、母はかけがえのないものです。娘は、おふくろの好きなものと花を供え、同級生はもお供えと、花を持ってきてくれました。四九日、の納骨には、対馬の、年老いた親戚や友人が来てくれることでしょう。人生をまじめにまっすぐ、生き抜いた人です。家を守り、人を守ってくれました。決して表に出ない人でしたが、みんなにやさしい人でした。

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うれしさと気持ち悪さ

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毎日、激しい喜怒哀楽の中で、仕事をしています。先日胃カメラを飲んだ次の日のことです。娘が、「お父さん。小田和正の新しいCDかってきたから。車で聞いて。」欲しい欲しいと思っていたので、「お前は偉い。なんで俺の欲しいものわかった?ありがと、ありがと。」早速出勤時から聞きました。昼にめずらしく、息子からメールで、「おとうさん夏休みか、無理なら正月休みとって。みんなで一緒にサンフランシスコ行こうよ。ゆり(孫)も2歳になるし。」仕事で、サンフランシスコは詳しいということもあり、案内してやろうと思ってるのでしょう。なんて日でしょう。子供たちが同時にやさしいなんてありえない。もしかして、胃カメラで余命一年とか連絡があったのかも。と疑うほどの出来事です。それにしても子供がやさしくしてくれる年になったと思うとやや複雑です。お前らにはまだまだ負けんし、実権はわたさんという気持ちで頑張ります。

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ムカデ

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お世話になってるM様ご夫妻と、二人のお孫さんとで、夕食をご一緒しました。わたしと仲良しの二人のお孫さんは小学生と幼稚園ですが会話が弾みます。魅力的な子供で、一家に一人いると、笑顔になり、癒されるはずです。こんなお子さんを見てると、保育園を作ることで、とやかく言うなと思います。子供の声は鳴き声も、笑い声も、奇声も、会話も、「天使の声」です。うるささも、癒しも、怒りも、喜びも、子供と対峙しながら生活することが子供を大事にするということです。どれだけ騒いでもうるさくなく、怒られない空間を、防音壁などで作ることは一番大人として卑怯な手です。M家では先日夜、Mご夫妻とお孫さんとで寝てたら、ご主人の顔にムカデが張ったらしく、奥様いわく、「ジイジイでよかった。孫が刺されてたら大変だった。」幸い刺されなかったようですが、平田曰く、「刺さなかったのはムカデもこの人刺したら殺されると察知したんじゃないですか?」・・・・・・・単身で、東京から休日で久しぶりに帰ってきたのに、かわいそうなジイジイでした。でもよかったよかった。ムカデ駆除の見積もりを取りました。

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息子夫婦

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息子夫婦が一歳の孫を連れて帰ってきました。赤ん坊連れの移動は大変ですが、ついこの間まで、息子が赤ん坊だったのにと思い、年取るはずだと一人で、考えてます。わたしの還暦に祝いを持ってきてくれて、5日はハウステンボス行くといいます。きっと、私の仕事の形を見に行ってくれるのでしょう。あいつらの優しさだと感謝してます。二人も、子育てをしながら東京という町で、頑張り、戦ってるはずです。わたしは、いい仕事と、いい出会いと、いい仲間を大事に、頑張る姿を見せることしかできませんが、「いつか私の作る家に住みたい。」という言葉は何よりの、うれしいプレゼントでした。息子からは「あまり怒るな。」という忠告です。ありがとう。

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キットハウス

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我々のグループで、柏原氏がプロデュースする、キットハウスがオーナーと共に面白い作品を作り続けています。キットハウスの歴史は古く、プロと、オーナーが協力して作っていく、手作り感たっぷりの、ハーフビルドの建物です。華美にデコレーションせず、自然素材や、身近な素材をうまく工夫して、自分らしい暮らしを完成させていく楽しい空間づくりです。暮らしを楽しむための器です。本来、家とはそういうものです。住宅メーカーの家を売り買いする文化が、人の心を貧祖にしました。あらさがしや過度の工事要求や、コストダウンを要求することが施主の仕事のようになり、クレームやメンテがないような素材や仕組みを作り手は考える。やや敵対関係で家を作る昨今、キットハウスは、オーナーとプロの融合で、手弁当の精神で、楽しんで家を作ります。現場で、工夫に工夫を重ね、どうしたら楽しい暮らしになるか、どうして楽しもうかがテーマです。うまい下手ではなく、丁寧に心を込めて作ったものは素人作でもプロ以上の味を感じることができます。自分で作ったものは大事にされメンテも楽しいものになります。そして住んでいくことで暮らしが進化し、自分の手で新しいものを生み出します。自分の家は自分で管理し、守っていく精神が生まれます。我々の作る家の精神も、そこにあります。北の国からで、五郎さんが仲間の手を借りて作った家は、なんて素敵な家だと思った人も多いと思います。ぜひ一度、そんな暮らしを見てください。ご連絡をお待ちしてます。そして数多い作品とともに、楽しい暮らしを手に入れてあるオーナーと会ってみてください。自分が手を入れた部屋や、ペンキを塗ったデッキで飲むビールのうまいことを実感するはずです。

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