2016年5月1日の記事

キットハウス

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我々のグループで、柏原氏がプロデュースする、キットハウスがオーナーと共に面白い作品を作り続けています。キットハウスの歴史は古く、プロと、オーナーが協力して作っていく、手作り感たっぷりの、ハーフビルドの建物です。華美にデコレーションせず、自然素材や、身近な素材をうまく工夫して、自分らしい暮らしを完成させていく楽しい空間づくりです。暮らしを楽しむための器です。本来、家とはそういうものです。住宅メーカーの家を売り買いする文化が、人の心を貧祖にしました。あらさがしや過度の工事要求や、コストダウンを要求することが施主の仕事のようになり、クレームやメンテがないような素材や仕組みを作り手は考える。やや敵対関係で家を作る昨今、キットハウスは、オーナーとプロの融合で、手弁当の精神で、楽しんで家を作ります。現場で、工夫に工夫を重ね、どうしたら楽しい暮らしになるか、どうして楽しもうかがテーマです。うまい下手ではなく、丁寧に心を込めて作ったものは素人作でもプロ以上の味を感じることができます。自分で作ったものは大事にされメンテも楽しいものになります。そして住んでいくことで暮らしが進化し、自分の手で新しいものを生み出します。自分の家は自分で管理し、守っていく精神が生まれます。我々の作る家の精神も、そこにあります。北の国からで、五郎さんが仲間の手を借りて作った家は、なんて素敵な家だと思った人も多いと思います。ぜひ一度、そんな暮らしを見てください。ご連絡をお待ちしてます。そして数多い作品とともに、楽しい暮らしを手に入れてあるオーナーと会ってみてください。自分が手を入れた部屋や、ペンキを塗ったデッキで飲むビールのうまいことを実感するはずです。

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