Dアートスタッフが綴るこぼれ話

朝早くからハウステンボスワッセナーのＭ邸メンテナンスと、Ｓ邸点検に行きました。オーナーにきちんとした説明と、状況報告のためです。現地から写真を送り、電話で報告しました。現場の状況や雰囲気、進み具合が気になっていたので米軍住宅2箇所も見て回りました。仕上げを送るにも、自分で見て回っとかないと、安心できません。遠いからこそ、ほうれん草が大事なのですが。内外とも仕上げに入るようです。コーディネーターにも写真を送り、報告し素敵な仕上げを期待します。

輸入の照明器具は壊れるリスクが多いのが原因だと思いますがどの業者も取り扱いません。しかしデザイン性が圧倒的にいいのでリビングダイニングにはほしくなります。コーディネーターはいろんな作戦で自力で購入します。熊本のRC造のＳ邸シャンデリアが到着して、取り付けに行ったようです。空間のバランスの中で輸入クロスや家具とともに大事なアイテムです。オーナーが喜んでくださること、自分たちの納得がいくものを何とかして実現することが仕事です。

昔一緒に働いた女性から電話をいただき、リニューアルのご紹介や、メンテナンスなどの連絡をもらいました。仕事ができる人で、相変わらず気持ちいい対応です。認め合える人がいるということはありがたいことです。昔の仲間は大事です。ご入居者も同じで、なんでも相談いただける人がたくさんいらっしゃることが何よりの財産です。一緒にアメリカに行ったり、神戸の家具屋に言ったり、リニューアル依頼をいただいたり、ご紹介いただいたり、・・・コーディネーターと「ありがたいですねー。」の連発です。

変な世の中です。きちんとした仕事をするにはまずは相手と会い、挨拶をし、はじめるべきです。メールや、写真を送るだけではいい加減な仕事です。手段として使う分にはいいにしろ、送りっぱなしで仕事終わりという風潮はいかがなものかと思います。大事な事、期限があるもの，納得いただいてるのかどうかということは会うことが礼儀です。効率という言葉で人と会わなくなると、進歩はありません。リモートワークで地方に会社を移す事が賞賛されてるようですが、人と会ったり、刺激しあったりする環境が亡くなれば人の質は落ちます。家賃や経費の節約で利益だけが目的ならそれもいいのかもしれません。私は今でも東京でこの仕事をしたいという夢は持ってます。人と会う事ほど刺激的で魅力的なことはありません。