いい天気が続き、桜も満開です。年度末というあわただしいイメージの時期ですが、今はデザイン設計の仕事なので、バタついてはいません。ご入居者との会話は、お子様の進学、就職、引越し、ご主人の転勤、転職、独立、場合によっては定年、・・・・・。地方のご入居者から、子供が福岡の学校に行くので、いい賃貸をおしえてくださいという相談も少なくありません。どういう形でもご入居者とつながってることはうれしいことです。プロ野球も開幕しました。大リーグも開幕しました。多少ぼけてるところはありますが平和な日常になります。新年度、新しい環境、出会い二期待しながらがんばります。
2018年3月の記事
築30年のご入居者
私が輸入住宅のデザインを始めて初期のころに作ったMドクター奥様からお電話をいただき、伺いました。驚きました。威風堂々と、内外とも、すごく存在感があり、立派です。今,作っている家より、いいかもしれません。興奮しました。「小澤さん。この家は本当に住みやすく、断熱もしっかりしててとても快適に暮らしてますよ。」最高のほめ言葉です。ムク材をふんだんに使って、オイルステインの塗装は年月とともに、風格がまします。木製サッシの一部メンテを行うことになりました。こんな仕事をさせていただいてたことに感謝します。われわれがやってきた家作りは会社の名前なんかどうでもよくて、個人に託してくださいます。どこの会社に属してようが、小澤が建てた家という認識でいてくださるので、その会社はなくともご連絡がいただけます。
本当の怖さ
暴力や、叱咤激励や、ゲンコツ・・・。こういうものがどの世界も「だめ」ということです。形、愛情も熱い思いもなく、適当な指導者に、お咎めがなく、熱い思いと愛情を持って手を上げた優秀な指導者は排除される世の中です。物の本質が見えない人が多くなり、形や目に見える行為だけで善悪を決めることは幼く、寂しい世の中です。
いい工務店は腕を磨き、視察に行き、社員職人教育を怠らず、オーナーに喜んでもらうため、日々努力し、がんばりますが、それをしないで、経営コンサルタントや、銀行や、仕入先や、安い職人探しに没頭している勘違い経営者は業界の恥です。安かろう悪かろうの住宅ばかりの世の中になりつつあります。
パソコンが人と会うことを邪魔しています。デジタル文化が自分で決めたり、自分で判断する能力を奪い続けてます。・・怖い
くたくたです。
パソコンの修理でブログが少しあきました。その間毎日遠方出張で、くたくたでした。順調に仕事は終わっていきますが落ち着くことはなく、毎日不安です。だから一生懸命動きます。親父がよく言ってました。「くたくたでその日終えるほうが、ひまよりずっとうれしいもんだ。」しかし年のせいで、体が固まります。マッサージが一番の楽しみで、明日への活力です。
あくまでデザイン屋ですが・・・・・。
ここの所、自分の仕事以外の相談をオーナーから受けることが多く、それで走り回ってます。引っ越し、解体、倉庫、登記、家電,害虫駆除・・・・・・・それぞれ専門職はあれど、総合的に問題を解決してくれる総合コンサルタントをオーナーは必要とされているのかもしれません。我々の知識や、情報を頼りにしてくださいます。無償では申し訳ないといってくださいますが、それを生業にしてないのでなにもいただかずできるだけのご協力をします。先日は私が大の長嶋ファンということでジャイアンツの記念切手や、写真、バッチなどいただいたり、お食事に誘っていただいたり、、ご紹介いただいたり、おいしい物を送っていただいたりで、お金以上の素敵なお気持ちをいただけます。「昭和の商売」と言われることもありますが、ほめ言葉と思っています。親に教わった商いですから。
時代って何?
最近我々世代の価値観が排除されつつあるます。「休まず、修行して早く一人前に。」「厳しく育ててもらう。」「世の中や人に迷惑かけず、自己責任で生きていく。」こういう概念から、自由、自分らしく、おもうまま、人にやさしく・・・・。働き方から、保育園から、用意してもらって当然で、補助金もできるだけもらえるものはもらい、楽で休みが多く、条件がいいところを働き場所として選ぶようです。相撲や、レスリングなどの問題を語るときも、「昔はそれでよかったけど、時代が違う。」「時代に合ってない。」という言葉をマスコミの連中の井戸端会議番組ではよく使います。時代って何?。頭の悪い連中が話をまとめるのに使う言葉でしかありません。「国が悪い。」「会社が悪い。」「時代が悪い。」それってみんな人間ですよ。自分に唾してるようなものです。「自分の価値観」、「自己責任」このことを心しておかないと甘えん坊だらけで、大人がいない国になります。