Posted by d-staff on 2010年8月20日 – 9:32 PM
ＰＡＲＴⅠの次の日、小澤は阿蘇のお客様宅からひとり電車で帰ってました。
特急に乗り換えた時、空いていた席は５０才前後とおぼしきご婦人の隣だったそうです。 上品な服装のその人は窓際に寄りかかり熟睡してある様子。 小声で「すいません。」と言って恐縮して座り、しばらく本を読んでいたそうです。 車掌さんが切符をきりに来た時もかなり疲れてあるのかピクリともせず、熟睡したままです。 最初は気を使い静かにしていた小澤もあまりに長い時間同じ体勢で動きがないので「なんかおかしい？」と思い、勇気を出して「あの、すいません、‥‥」と肩をトントンと叩いたそうです。かなり強く叩いて呼びかけても反応がないので、とっさの判断でイスに横に寝かしつけ、車掌さんを呼びに行ったそうです。ご婦人は途中下車で病院に連れて行かれたようです。
その後公安の方が車内でのご婦人の様子を聞くために小澤の隣の席に座られたみたいです。その際車両の乗客の方は犯人が警察官に事情聴取を受けているように錯覚している雰囲気がただよっていました。
“違うっちゃけど！” と思っても、少々汚れた作業着で上着を膝の上に置いて手元が隠れていたので完璧な犯人の姿です。博多駅で降りた時も周囲から怪訝な目で見られたそうです。
人は自分の狭いキャパシティーや経験の中で自分勝手に判断します。 外見や瞬間的な出来事で物事を判断してはいけません。物語は長いのです。 下の写真のような若者だったら結果は違ってたでしょうか？
Posted by d-staff on 2010年8月18日 – 8:45 PM
最近いろんな事件が起こります。 タイトルにあるセリフを言いたくなることが続いてます。
昨日Ｋ様のご実家でリフォームの打合せが終わり１８時半頃『じゃあ、失礼します。』と玄関を出たら、『んっ！鍵がない！』 車の鍵が見当たりません。私（Ｈ）が運転してきて、一度テーブルの上に置いたところまでは憶えているのですが、ないんです。 小澤からは「たまに打合せに連れてくるとこれやから！ どこに置いたんか？ 日頃から整理整頓せんからぞっ！」と責められました。
小澤は福岡で次の予定があり、“鬼瓦権造”のような顔になっています。Ｋ様も一家総出でゴミ箱の中から家中探していただきました。 私もいけないとは思いつつ例の「もっさり君」に「青い鍵知らない？」と疑いの目を向けてしまいました。（ごめんなさい！彼はいたいけな瞳で後ろに下がりながらうなずいてました。）
外で鍵のＳＯＳを手配していた時、Ｋ様ご夫婦が「これも何かの縁でここでゆっくりしていきなさい、ということかもしれないですよ。」と暖かい言葉をいただき、うるっとしました。 ただ奥様はバンパーの上に置いてある小澤の上着を見ながら「もしかしたら小澤さんのポケットかもしれんですよ。確認したですか？」 と聞かれ、「いえ！それはできません。」 と、「じゃあ私が調べましょう。」と奥様。 ご主人は「そりゃいかんよ、デリカシーがなか女やけん、すいません。」と謝ってあると、‥‥‥「あった！」 青い鍵は作業着のポケットにありました。
平謝りをして、帰りました。 小澤は私のうれしそうな顔と、Ｋ様ご一家の今晩の笑いのネタになっているであろうことを考えて『何か、はがいい～』を連発してました。
奥様の名言です。
『人を信じるためには疑うことを恐れてはいけません。 デリカシーのない女とののしられても。』
Posted by d-staff on 2010年8月14日 – 6:21 PM
台風の日、久しぶりのお休みだぁ～！と、まだうとうとしてました。 ‥‥８時半に電話が鳴り、実家の母から『どげんしても福岡に行きたかけん、電話してちゆうて、言う事きかん！朝６時から着替えて居座っとるよ‥』 ＯＨ！ｍｙ Ｇｏｄ！！！ 甥っ子たちです。確かに休みの日に晴れてたら海水浴に連れて行く約束でしたが、まさかこの雨風の中‥‥ただ彼等は絶対にあきらめません。
強風の中迎えにいきました。‥‥ これだけの雨風ならあきらめもつくだろう‥と、 アマカッタデス★★★ 泳ぐのは無理でも新幹線乗りたい、飛行機みたいと要求はとどまる所を知りません。 とりあえず空港に行き飛行機を見ながらランチをし、なぜか防災センターに連れて行き（“台風の日は出歩かないのが鉄則”と消防士さんも言ってました。）震度７と風速３０ｍを体験しました。
テンションの落ちない二人を疲れさすために、バッティングセンターに連れて行き思う存分打って投げさせましたがまだ元気‥‥揚句には「まだ泳いでない！」と、 夕方５時に百道浜に行き、足だけよ！と念をおし遊ばせました。 お決まりですが、弟はこけてずぶ濡れになりました。 母から怒られながらも田舎から出てきた山猿君たちはハイテンションで、最後にまたどうしてもまた飛行機を見ながらご飯が食べたいと、、、空港に行きました‥‥
丸刈り頭でこげたように真っ黒で、おまけに弟は前歯が一本欠けてます。まさに昭和初期の子です。ただリアクションは天下一品のとんでもない台風です。
Posted by d-staff on 2010年8月6日 – 12:07 PM
先日記載しましたＳ様のお宅をご紹介します。
場所は福岡市南区若久４丁目で、幹線から一歩入った閑静な住宅街です。近隣の借景を生かして２階にＬＤＫがあります。 ２階のダイニングは勾配天井の吹抜けで、大型バルコニーとアイランドキッチンが楽しい食卓を演出してくてます。 リビングには薪の暖炉があり、落ち着いた空間になっていて、同じフロアーで静と動の空間を使い分けれるようにしています。 また、いたるところにクローゼットや作り付けの家具、おしゃれなモール棚をつけていますので、大型家具なしでスッキリとおしゃれに生活できます. ご興味のある方はぜひ一度ご覧下さい。（お問い合わせは『エステート芳賀』の石井さん ＴＥＬ０９２－７１５－４８００ か当社 ＴＥＬ０９２－８４４－０１０２まで）
約１２０㎡ ３６坪、２階建て、賃料１５万円、駐車場２台、野間中学校校区です。
Posted by d-staff on 2010年8月3日 – 7:56 PM
週末は各地でいろいろなイベントがあったようです。
日曜日、私は特急かもめに乗り佐賀のＫ邸に、電気打ち合わせに行きました。 駅までオーナーの奥様に迎えに来てもらい、また虫に刺されないウェットシートも準備していただき、ありがたいかぎりです。建物は屋根葺きも終わり、威風堂々としてました。
帰りの電車の中から友人たちにメールすると、一人は東京から‥「スカイツリーの見える高層マンションから隅田川の花火を見たよ！☆」
もう一人は「今となりの公園で盆踊りが始まったよ♪♪♪。炭坑節聞こえるやろ？うちのバルコニーはロイヤルボックスやね！」これはマンションリフォームをした悲しみ組みの一人、友人Ｙです。
とどめは「作業着きてかもめに乗っとるんやったら、ヘルメットもかぶらないかんよ！」としっかり者の店長Ｕ子ちゃん。 三者三様好き勝手な返事をしてきました。
暗くなった博多駅で小澤に迎えに来てもらい、帰りの道すがら大濠の花火を観賞しました。もちろんおそろいの作業服で‥‥
