2017年10月の記事

小包、手紙、

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わたしは早くに家を出て諫早で下宿暮らし。毎月いろんなものが入った小包が届きました。家庭を持ってからも、両親親戚は対馬、わたしは福岡で、小包をよくもらいました。貧乏してると思うのでしょう。故郷の海産物の中に孫への小遣いが封筒に入ってました。今でも高齢のおばが大量の食糧を送ってくれ、ありがたいのですが、大量すぎて正直困ることが多くあります。魚のあらや生イカなどは腐らせたり、捨てたりできないので、気がかりで、どうしようかと、悩む仕事が増えるのです。気持ちがわかるだけに、複雑です。贈り物は気持ちが伝わるだけの少量が一番です。東京の息子夫婦に、めずらしいものがあると送ってやりたいと思うのですが、独りよがりで迷惑かけるので、我慢です。物が豊富になった今では、気持ちを伝えることです。小包という行為もどんどんなくなり、お中元、お歳暮も消えるでしょう。国旗なども見かけません。日本の風情がなくなる時代です。せめて、大事な人を思いやる気持ちは持ち続けましょう。「おばちゃん元気ね?」という一言の電話、近況報告の手紙は欠かさないようにしています。物を渡さないと落ち着かない人は自分の気持ちよさかもしれません。毎朝先祖に手を合わせ、墓参り、手紙・・・・・・やるべきことです。

大阪、東京・・・・・・リスペクト

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27日,28日大阪東京で、先ほど事務所に帰ってきました。新幹線で、福岡大阪、用事を済ませ、大阪新横浜、次の日、お客様と打ち合わせ、羽田から飛行機です。平田は佐世保S邸、佐賀F邸の打ち合わせでした。我々の仕事は住宅メーカーと違い、我々がお客様を、お客様が我々を、リスペクトしあっていいものが生まれます。工務店もそうです。平田と私がずっとこの仕事を続けられ、長きにわたりオーナーといいお付き合いができるのは他とは違う家づくりのポリシーがあるからです。それを評価いただいていいお付き合いをさせていただいてます。そのポリシーを曲げてまで、仕事をすると、ひずみが出ます。我々は東京でもどこでも、我々を信頼いただける方と家づくりを続けます。先日もご入居者から新し建築デザインの依頼をお受けしました。4件目の依頼です。ありがたいことです。

佐世保

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朝から佐世保です。まずS邸の基礎を見て、高さのチェックです。思ったより高基礎になります。そのあとL&Sマンションの現場に行きました。内装に入っており、三階からのロケーションはとてもよく、あと半月ほどで完成です。赤崎の住宅の最初の一棟の棟が上がりました。在来で造っています。大きく見えます。その後ワッセナーによって伊万里経由で帰りました。現場に行くと、棟梁や職人、工務店の社長、もちろんオーナーなど多くの人と顔を合わせいろんな話ができます。この時間が家づくりの醍醐味なのに、そして力が付く行為なのに、何を勘違いしてるのか昨今、経費を使わず、現場に行かず、メールで用事を済ます人や会社ばかりです。パソコンたたいて仕事してる気になってるへたくそな住宅屋が街にあふれ味気ないプラステックの既製品住宅を見るとさみしい気持ちになります。形あるものには「色気」が必要です。「色家」と書く方がいいかも。

残念な対応

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輸入住宅大手と言われているメーカーがわれわれデザインの大型物件を勉強も含め施工をぜひやりたいということで、見積もりに参加するというので図面を渡し、フレーミング、輸入部材の見積もりデータも渡しましたが、それを見て自社設計、自社見積もりで、すべてを決めて発注着工じゃなければできないとメールで送ってきました。メールですよ。大事な話は全てこちらは出向いてるのに、メールだけで電話もありません。ダグラスファーはできませんとか、力がないとか、言い訳のオンパレードです。この程度の会社に施工させなくてよかったと思います。情けない対応です。オーナーはそういう家づくりが窮屈で、面白くないので我々に依頼されているわけで、臨機応変の対応や、いい物を作ろうとする姿勢、建築屋のプライドすべて捨てて、自社都合の家をお客様に押し付けるやり方は、日本のメーカーのやり方そのもので、カナダやアメリカの家づくりとはかけ離れています。都合よく材料だけ海外から取るだけで輸入住宅と呼んでるのであればチャンチャラおかしなことです。「我々は力がないのでこんなやり方じゃないと・・・・・」クレームを防ぐことが会社の決まりになると、その会社の腕は上がりません。多くの心あるオーナーと一緒に試行錯誤しながら作品を作ってきました。今も20年30年お付き合いが続き、ご案内も快く引き受けてくださいます。家は会社が作るのではなく、デザイン屋、職人、オーナーで作るものです。

雨続き

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これだけ雨が続くと、困ります。予定、工程大きく狂います。昨日は大阪吹田でした。市役所の事前審査が終わり、工務店数社に見積り依頼をオーナー代理で行いました。          暑がりの私も、さすがに半そでから長袖です。そして暖炉の季節になります。今年、春から夏に暖炉を作ったオーナーへの取扱説明に回ります。暖炉の炎は最高のインテリアです。癒しです。そして心地いい暖かさです。水と火はいつなんどきも人の暮らしに必要です。我が家もそろそろ薪を準備しないといけません。あのパチパチと燃える音と匂いがとても落ち着きます。雨や雪の日に、炎がある温かい室内から結露がないペアガラスサッシ越しに外を見ると幸せを感じます。暖炉の前のいすに、本とコーヒーがあれば最高です。輸入住宅は冬にその性能の高さを実感します。

土地決済

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ご入居者のT様の土地売買の決済に立ち合いました。お付き合いのある工務店が輸入住宅を建てるという約束で購入していただき、T先生ご夫妻も、「自分が持ってた土地に素敵なものが建ってほしいから、小澤さんに声をかけさせていただいたんですよ。」とうれしい言葉です。先生の代理でいろいろ動き、決済です。無事終わると先生が「いろいろありがとう。」と言われ、お礼と書かれた封筒をいただきました。ただお役にたちたくてお手伝いしただけなのに、お気遣いに感激です。20年近いお付き合いです。大事にしたいご入居者です。購入された工務店と細かく打ち合わせ、いい家が建つように努力します。「家が建ったら見に行かせてくださいね。」・・・・・・ありがたいお客様です。ご入居者に助けられて我々は生かされています。

 

撮影

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香椎のU先生のデッキの撮影をしました。この家は最高のロケーションです。市内が一望でき、夕日がとてもきれいで、空港に降りる飛行機を同じ目線で見ることができます。博多湾を行きかうフェリーや、高速艇、大型客船も優雅です。もちろん花火は特等席です。広いデッキはロケーションを邪魔しないように、透明のアクリルで手すりを作り、白のキシラデを塗りました。うらやましい暮らしです。家を建てる前は、どうしようもない土地で、車も入りづらく、よその住宅屋が断るくらい、工事もやりにくいところでしたが、今では最高の住まいです。ワンちゃんが躾が行き届いたお利口でかわいい表情をします。

出張

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三日、四日で出張でした。東京、横浜でK邸打ち合わせなど済ませ、ご入居者のH様ともお会いして食事をしました。今回は羽田でレンタカーを借りて横浜、青山を2往復です。わずか30分でしたが息子が孫を連れて青山に来てくれました。子供の成長は早く、もうすぐ三歳で、とどまることを知らないマシンガンおしゃべりです。次の日、北陸新幹線で軽井沢でした。さすがに東京の文化人たちから愛され、時代を重ねた別荘地や、万平ホテル、三笠ホテルは存在感かありました。アウトレットとかお土産屋の商店街は観光客誘致の安っぽい町作りで、高齢者と、中国人がひしめいています。規模は違えど湯布院や、黒川と同じ風景です。

いつも最近思うことは、経済活動と、素敵な街づくりか費用の問題などで、離れていて、早く安く、それっぽくという個人主義で物が作られ、まとまりがなく、古くなると廃墟化するという悪循環です。戦後その思考でプレハブ住宅がうまれ専門家がいない家づくりが主流になりました。建築デザイナーや、街づくりデザイナーが介在しないコミュニティーは悲しい末路です。