わたしはまだ高齢者ではないと思っていましたが、65から74まで前期高齢者と呼ぶのだそうです。面白くはありが、頻尿もあるし、足も衰えるし、薬もたくさん飲まされるし「まあいいか」あきらめてます。この年になると、夢や希望に心躍ることは少なく、歩いてきた人生の思い出を振り返ることが多くなります。家を創る仕事を、やってるおかげで、思い出には事欠きません。オーナーや職人や仲間との思い出は笑顔でなぞっていけます。「そのことを本に書けば」と言ってくださる方もいらっしゃいますが、自分だけの者にしときます。まじめすぎる人から、破天荒な方、いまだ女性を追い求めている方、言えないことが多いつわもの、魅力的な女性、これぞ日本の女性という人、子離れができない人、物欲で生きてる人、・・・・ でも皆さんすごく魅力的なんです。物語があります。
高市さんが総裁になり、自民の役員の顔ぶれを見ると「懲りないやつらやのう。」としか言えません。後期高齢者の変な帽子をかぶる小さい爺さんがいまだ権力をほしがり、皆いいように操られているようではもう終わりです。クリーンな政党として生まれ変わるのではなかったのか、いまだ派閥政治は続いています。国会議員には託すべき人はいないようです。前から言っているようにもう選挙など皆行かないでボイコットして国民の怒りを示すことしかありません。選挙にイケイケという連中、評論家やコメンテーターも所詮商売のネタですから。政治は仕事ではありません。仕事ができない人がボランティアの気持で行うべきものです。国民のために働くのです。先生などと呼ばれるものではありません。どことどう組もうと、同じ穴の狢です。
家を創ろうとする意味はそれぞれ違うようです。多くのお客様と出会い、家を創ってきましたが、ただ家が欲しいというだけの人もいれば、自分たちの暮らしや趣味、価値観をより充実させるために家が欲しいという人もいます。テレビや、旅行先などでインパクトを受けた家が忘れられず、頑張ってお金をためて家を建てる人。なぜ人は家を建てるかというと答えは、衝動的に建ててます。結婚もそうだと思いますが何かがひらめいて決断するようです。家を建てざる得なくなったり、結婚せざる得なくなったりするより、ひらめきは純粋でそれがスタートでいいのです。家を建てようと必死になることで多くの知識や感性が磨かれ、住んでいると自分の人としての器が磨かれます。雨風しのげれば家などどんなとこでもいいという人が圧倒的に多いと思いますが、それも悪くありません。たかが家されど家です。家の価値はどうやって作った家かということです。我々のオーナーは自分にあった家を創られています。だから素敵なのです。
今朝早くコーディネーターは有田の現場に出ました。リニューアルは彼女の感性が全てです。この仕事の多くの時間は車に乗っての移動です。今は、グランドチェロキーとカローラワゴンですが今までいろいろ乗りました。思い出深い車はビューイック、と コマンダーです。アメ車は個性的で独特のデザインなので大好きです。ビューイック に乗ってた頃、初めてのお客様のところに伺った際、「遺憾。間違った。変な会社につかまったかも。怖い人だ。」と思われたそうです。わたしの体や顔つきも決してまともじゃないからでしょうが、車がそう思わせたようです。その歯科医の先生ご夫婦とは今も訪れるとその話です。大好きだった車はコマンダーです。渋くて最高でした。ずっと乗りたかったのですが14,5年たつと交換部品がなく、泣く泣く諦めました。車もデジタルが進み我々ではちんぷんかんぷんで困ってます。昔の車を懐かしむのは爺さんの証拠だと言われます。最近目の調子と、足の調子が悪く、現場と同じくらい病院通いです。
22歳で同じ会社に入社して38年になります。とにかくよく働き、勉強もし、接客もきちんとできる人になりました。私が言うのも変ですが、男性も含め彼女ほどの住宅屋はいません。多くのご入居者から信頼を受け、リニューアルやコーディネートは驚くほどの出来栄えです。今4件ほどのリニューアルを手掛けています。彼女が還暦を迎えました。お互い年を重ね、体も衰えてきましたが、作った作品は築30年以上たってます。その建物もご入居者も素敵に年を重ねています。息子も娘も赤ん坊のころから今までずっとかわいがってもらっていて、食事や旅行も何時も一緒です。子供たちは還暦祝いをしようと張り切っています。ご入居者の多くのドクターから体の管理をしっかりして頑張り続けてと言われています。
オーナーにも喜んでいただき、自分たちも納得する家づくりを続けています。それを逆なでするような変な決まりや、美しさもデザインもない箱の白黒住宅を推奨するかのような世の流れに腹立たしさを覚えながら、必死で働いてます。働き方改革とやらで社員を休ませないといけないという理由でオーナーの要望やメンテナンスが後回しにされ、見積もりなど一週間も2週間ももかかります。私は長くて3日です。 休日を理由に電話の電源を切るやつはこの仕事から去りなさい。私はそんな奴使いません。大阪から軽トラックで駆けつけるエクステリアの社長や社員は、汗まみれで、土日もなく仕事を進め、できるリクエストはなんでも気持ちよくこなしてくれます。どれがいい働き方か、いい家を創ってるかなど何の興味もなく、休みが多いことが豊かと思っている連中が役人でいる限り、この国は貧祖な国になっていきます。議員たちも恐ろしいくらい国民との温度差があることも気が付かず、響かない言葉を羅列します。金、休み、国からの施しばかり求めてる大人が、子供を教育できるはずもなく、馬鹿を育てます。今こそ、「働け、働け」を声高らかに 叫ぶ時です。
以前は毎朝スポーツ新聞を買ってました。ここ10数年ほとんど買わなくなりました。情報だけならパソコンでいいのですが、以前のスポーツ新聞はとにかく面白かったのです。下世話な面白さと、予想と、色気と、歯に衣着せぬ世の中の評論が受けてました。今の人たちにそんな記事を提供できる腕もなく、取材力もないように思います。スポーツ番組しかりで、その辺のお笑いやアイドルがしゃしゃり出てきて、観客もスポーツよりビジュアルにキャーキャー言ってテレビにも新聞にもプロがいなくなったのでしょう。視聴率や、部数を気にしてるとはいえ、情けないスポーツの在り方は、強くなるはずも魅力もありません。世界陸上、バレーボール、を見てて感じませんか?。世界との差も広がり、みっともないほどのおこちゃま報道は恥ずかしいばかりです。夜討ち朝駆けで取材していたプロは、働き方改革などというばかげたことでいなくなり、、本物のファンもいなくなりました。データーなどをタブレットで確認する姿はスポーツではありません。昭和の時代の選手の思い出話がとても面白く、本音でプロとプロが語る内容に魅せられます。
久しぶりに津屋崎で昼を食べようと海岸方面に車を走らせましたが、どこの店も荒れ果てたままで休みが多く、きれいだった海岸も昔の良さがありません。これだけの自然を利用して簡単にかっこばかりの連中が店を出して一儲けと考えたのか、文化も品も、みんなで美しい景観を創ろうとする意欲も見当たりません。うまくいかずほったらかしのように見えます。逗子の海岸より雄大でいい自然なのに、店や建物や働く人も残念な状態です。逗子や、葉山を少し見習えばいいと思います。まともに食事もできませんでした。糸島も問題は多いと思いますが、比較にすらなりません。リーダーもいないのでしょうか。なんだか箱のような住宅団地は大きく開発されていますが、海が鳴いています。山の中のひなびた温泉だった黒川がみんなの力と共同運営でこれだけの人を集め宿も客も笑顔になっていることくらい学んで海との共存を再興してほしいものです。
福津の点検修理、宗像の新築打合せ、有田の改装、ハウステンボスワッセナーの外壁屋根の塗り替えなど、バタバタと用意をしています。せっかちな私は、急いで物事を進めないと気が済みません。今日はまた大阪からエクステリアの社長が軽トラックで来てくれます。工務店も宗像の現場視察、福津の塗装、クロスの段取りをしてくれます。皆からせっかちということを見透かされています。コーディネーターは長い付き合いで、私の取り扱いをよく知っています。みんなにレクチャーしているようです。仕事は楽しく、前向きに、オーナーに喜んでいただける作品に仕上げることが大事です。メンテはなおさら急いで、オーナーに安心感を持っていただけることが大事です。人と話すときは笑顔が大事です。年とともにせっかちはエスカレートします。でも「美しい家を創る」には、のんびりなどできません。 27年前オーストラリアから留学生を1年半預かりました。息子と同じ年齢で同じ学校に通いました。彼からメールがとど きすっかりきすっかりおじさんになり子供も大きくなってます。このエピソードは次回書きます。
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福津のご入居者の所の修理を行っています。1週間から10日かけて築16年のうちを大工と相談しながら進めてます。久しぶりに朝から夕方までつきっきりです。奥様が我々に気を使ってくださり、お茶やお菓子、エアコンや扇風機、養生など用意していただいてます。先日とてもおいしい食事を出していただき、コンビニの食べ物が多いものにとって手作りはとてもおいしく、気持ちも豊かになれました。この住まいは我々のご入居者の中でもトップクラスできれいにお住まいいただいています。再度きれいにして、また美しい家に住んでいただきたいと思っています。近いうち、屋根、外壁も手を入れる予定です。ご夫婦で大事に守り、育てられた家ですから頑張ります。