新幹線でまずは浜松に行きました。手作りのキッチンメーカーを紹介してもらい伺いました。こだわりの職人さんたちがリクエストに応じて製作しています。腕で勝負してるからかカタログやソフト資料が残念でした。その夜は浜松駅前で宿泊です。浜松といえばうなぎだろうということで老舗らしきうなぎやで夕食でした。翌日掛川で広葉樹の木材を見て、沼津の工務店に伺いました。お話の後現地に一緒に行き工事の方法について話しました。すべてのものが値上げの時期です。工夫して工事をスタートできればと思います。オーナーとお会いして夕方５時半の新幹線で三島から博多に５時間かけて帰りました。ややばてました。
コーディネーターにまた苦労をかけて決算書類をまとめてもらっています。コーディネート、打ち合わせ、発注・・・・すべてを完璧にやってのけています。金も含め何の不平不満も言わずがんばってくれます。それに引き換え、いまどきの仕事を探している人は、まず仕事を教えてもらい、覚え、役に立ってから一人前のことを言ってほしいものです。何もできないうちから最低賃金や休みの条件や、残業の条件、保険、・・・・・・修行してから一人前になる前は先行投資です。考え方がおかしいと思うのですがいまどきはそれは通用しないようです。議員たちも票をもらうため甘やかします。それが人をよわくし、強いては国が弱くなります。厳しさがない国は滅びていくはずです。
いつもお世話になっているＬ＆Ｓの社長が現場に張り付きこだわってアメリカンレストランを完成させていました。驚きました。いろんなアイディアを織り込み小物、音楽まで徹底して作られていることがよくわかりました。図面や仕様書は指針でしかありません。こんな現場管理は思い入れがあるからこそできるのです。みんな工務店なども見習うべきところがあると思いました。私もがんばらねばと思いました。本当によくできていました。
プランを持って沼津の土木事務所で打ち合わせ後三島の現地で役場の人、自治会の方と打ち合わせでした。その後熱海のオーナーのご自宅に伺いプラン打ち合わせでした。ほぼ予定通りにすべてが終わり、疲れも半減です。何十年かぶりの熱海はひしめき合って高層ホテルやマンションが乱立です。帰りは江ノ島や湘南の海岸沿いを走り、鎌倉、逗子によって羽田です。２日間がんばりました。
いろんなことが重なって、われわれの業界も値上げだ値上げだといってます。もちろんわかりますが一生懸命工夫をして最小限の値上げにしようとする心意気が感じられません。便乗値上げのほうが目に付きます。いくつかの現場ではわれわれが直接受けたときと工務店では同じ品物工事で８から１０パーセントの違いが出ます。時々とんでもなく高い見積もりや、これとこれは入ってませんなどという不誠実な見積もりも最近多く見かけます。いい提案とがんばった見積もりという概念はないようです。どんなときも商いは誠意です。値上げのときは質素になるべきなのに、儲けている様子です。請負が上がると設計料のパーセントは低くなるのです。当たり前のことです。
