甘えて育てられ、わがままで、自分に力がないのに、周りや連れ合いの金を当てにし年を重ねた人はよりわがままな、みっともない思考になり嫌われていきます。嫌われていることすら気づかないようです。回りは金が目的の人ばかりです。自分より明らかに優れた人に嫉妬し、都合いいところだけ利用してその後自分の言うことを聞く人たちとつるみます。やはり人はしつけと修行が必要です。苦労が足りないと顔にも言葉にもしぐさにも重みがなく、歌にも味がありません。自分で人生歩めるひとは魅力的です。しつけられ修行してきた人は一生謙虚にがんばり、人というかけがえの財産を持つことができます。そうでないわがままな人は年とともに、寂しく、馬鹿丸出しの金にだけしがみつく老後となるでしょう。嫁としても母としても役立たずです。生きるための風見鶏人生です。
優秀な若い人に会うことがあります。ほとんどが人生経験が少なすぎますが「できるやつで頭が切れるなー」と感心はする人もいます。ただ私は年上の人の話を聞くのが好きです。人生を歩んできて、いろんなことに出くわしてる分、勉強になったり味のある話が聞けます。今の日本を思う意見も貴重です。『国に根性がない。』といった75歳の人生の先輩がいます。『なあなあやそこそこでいきとかないと暮らしずらい。』『資産運用をしてるやつより汗水流し人のためになってる人が評価される世でないといけない。」『昔恥ずかしかったことが今は得したということになる。』すべて考えさせられます。同じことを何回も言おうとしゃべり過ぎようと、自分の話しだけして人の話を聞かなくてもお年よりは熱くいい話をしています。
糸島Ｍ邸の新築祝いがありました。最高の天気で、テラスに集いました。15人ほど建築関係者とオーナーで楽しい歓談のひと時でした。みんながこの家に携わったことを誇りに思い、オーナーからもこのメンバーでまた何かやりたいというお話がありました。今後の夢をみんなで語り合うことがとても素敵でした。大工がいろんなところでくつろぎながら、自分が腕を振るった家を楽しそうに再確認してました。「お金ばかりの家作りではなく作品としての家作りはいいですね。』といってました。
別府に行く機会があり、帰りに福津市のＭ邸の現場に寄るため北九州経由で途中高田の昭和の町によりました。確かに懐かしい商店街や、昭和の茶の間、台所を見ることができました。テレビや、冷蔵庫、車・・・・時代は流れています。対馬での祖父や祖母、おじおば、両親との生活を思い出しました。昭和の名車、１１７クーペ、ブルーバード、スカイライン、グロリアなど、今でもそのスタイルは受け入れられるでしょう。わずかな時間でしたが確かに昭和というより、子供時代にタイムスリップできました。
事務所の周りのマリゾンや砂浜、シーホーク、ドームなど気持ちよく散歩できるところがたくさんあるのに、日頃なかなか歩きません。日曜日天気がいいし、マークイズまで歩きました。この年ですので、歩くことが大事だとご入居者のドクターに言われるのですが・・・・。大濠公園や十日恵比寿の東公園など歩こうと思います。いいところに事務所があることを今回の散歩で認識しました。時々博多湾を見に行こうと思います。それにしてもこんなに天気がよくて景色もいいのに、市民のエリアとして認知されてないようで閑散としていることが残念です。魅力に気がつかないのでしょう。
神戸の新築マンションリニューアルの検査引渡しに行きました。新築で購入されてすぐのリニューアルですから、建築の神様に申し訳ないのですが輸入住宅のインテリアで暮らしたいというご要望にできるだけ答えたつもりです。遠方物件ですが工務店がこと細かく連絡、相談をくれて、引渡し時もきちんとしたご挨拶でオーナーの信頼は絶大です。その後バスで有馬温泉に行ってみました。紅葉がきれいでした。日本有数の温泉地です。平日でありながら多くの人ででした。坂道の細い路地に多くのお店が軒を並べまさに温泉地です。ロープーウェイで六甲まで往復しました。大阪、神戸の町並み、瀬戸内海絶景です。
最近、年のせいだと思っていたテレビのくだらなさが私の30代の子供たちも同じ感想を持っていたことに驚きました。朝から夕方まで一日の大半をお笑いタレントや中途半端なタレント集めたワイドショーという名の井戸端会議を同じ内容でどの局も垂れ流しです。若手俳優がひき逃げしたということを異常とも思える勢いで正義を語る様子がこっけいでなりません。きちんとした正統派の人からテレビははくだらないしろもんになってます。昔、テレビを見ると馬鹿になるといわれてましたが今わかりました。国民の質を低下させてます。かといって新聞も含め無用のものになりつつあることも事実です。ＳＮＳなどは我々は理解できないし、興味もわきません。意外と最近寝室で聞くラジオはなかなかです。馬鹿なものでも、武器は音声だけなわけですから力がないと耳を傾けません。文化はラジオにあるのかもしれません。
