Posted by d-staff on 2012年3月28日 – 3:29 AM
ハウステンボスの打ち合わせは佳境に入ってますが、ご夫婦のオランダ生活の話はとても興味深く、目からウロコ☆☆☆がたくさんです。
住宅というものはその国の気候風土や歴史をこんなにも反映するものかと、今更ながら感慨深くなります。
オランダは風車と色とりどりのチューリップのイメージからか、とても明るく温暖なイメージがあったのですが、実際は晴れた日が少なく曇天の日が多いそうです。 それでたまの晴れた日には外に散歩に出かけたり、日光浴やバーベキューをしたりと、太陽を楽しむそうです。
曇天が続くとおのずとお家の中にこもり人間ですから気分も落ちます。その気分をもち上げ楽しく過ごすためにお家の中はカラフルにするそうです。
北米と同じで材料費はさほど高くなく人件費が高いので、家のリフォームはもっぱらDIYが多いとのこと。(休暇が確立されているのも理由のひとつですね。)
写真を見せていただいたのですが、オランダの住宅は整然と並んだタウンハウスがほとんとで、オレンジの屋根がならびそれはきれいでした。厳しい建築協定のもとエリアごとの外観のデザインは見事に統一されてます。 そこで室内はそれぞれの好みを反映しオリジナルで改装されるそうです。それで内装やインテリアについて皆感心が高く話題にものぼり、DIY用品も豊富だそうです。(日本ではペンキの色が極端に少ないと嘆いてありました。)
気候が悪いと大半を建物の中で過ごしストレスが溜まる。 そうならないため家の中で明るく楽しく過ごせるよう工夫する。 ごく自然な摂理だと思います。
そういえばイギリスが顕著ですね。 ローラアシュレイ、サンダーソン、デザイナーズギルド、ウイリアムモリス、ハーレクイン‥‥カラフルなファブリック・クロスの代表は全てお天気に恵まれない国イギリスでした。
(写真はデザイナーズギルドです。)
Posted by d-staff on 2012年3月24日 – 11:52 AM
Nです。
佐賀のK邸が改装工事の為、着工前のゴミ出し、荷物移動に行って来ました。
外はあいにくの雨です。気温は低くないのですが体感温度はやはり低めで肌寒い日でした。
2階からのゴミ出し、小屋裏収納からのゴミ出しと荷物移動は普段使わない筋肉をフル活用だった為案の定今朝は「イタっ!」の目覚ましで起床することとなりました。
玄関を開けると正面の収納扉が全面鏡になっておりとても広く感じるのと、女性としては外出前の最後のトータル身だしなみチェックをすることができる為「欲しい!」の独り言をつぶやいてしまいました。
お部屋は1階の暖炉のあるリビングを見せていただきました。とてもエレガントなお部屋で飾られてある小物1つ1つも派手さがなく、とても重みのある思わずじっと見入ってしまうものでした。照明はいくつかのシャンデリアがつけられていたのですが、2階廊下にも小さなシャンデリアが可愛らしい雰囲気で存在感をアピールしていました。
奥様もとても明るい方で、私達が小屋裏に上がる際「この階段は一人ずつ上がってね!重量制限があるらしいんです。100キロまでだって最初に言われたのよ!」と。
勿論その瞬間私は吹出し社長を、社長は「私一人でもダメじゃないですかぁ」と階段の前でストップしてしまいました(笑)
結局、一人の業者さんが小屋裏に上り社長が階段下で荷物を引き取り私が2階から玄関まで運びもう一人の業者さんが玄関とトラックの往復という流れ作業になりました。
やはり早急にダイエットが必要です
Posted by d-staff on 2012年3月22日 – 5:06 PM
ひょんなことで知り合った九大建築科のM君とSさん(今度2年)が事務所を訪ねてくれました。私も経験がありますが、建築という分野が広すぎてなにもわからず、漠然と大学に通う日々が続く人が多いようです。
意匠、構造材料、環境工学、施工、都市計画,法規等を学び、ゼネコンをめざすか、役人を目指すか、設計事務所にはいるか、独立するか多くの道があります。同じ建築の道をこれから目指そうとする若者に少しでも役に立つアドバイスができればと思います。自分の価値観を押し付けず、のびのびと建築という仕事のすばらしさ、楽しさ、おもしろさを話し見せてあげたいと思います。平田も中村も若いエネルギーに触れて、生き生きしてました。九大を目指し、がんばり、受験に勝った魅力ある若者はまぶしく、うらやましく感じました。私は学問を学ぶのが苦手で、感性を磨くため、いろんなところに出没して遊びまわる、忙しい学生でした。意匠をやりたければ、一緒に遊びまわれるのですが・・・。これからときどき事務所にきて、私や、平田や中村の洗礼を受けるふりをして、上手に遊んでやってほしいものです。いい仲間になれそうです。
Posted by d-staff on 2012年3月20日 – 3:49 PM
Nです
暖かな春分の日です。最高の行楽日和です。
社長の誕生日です。
お祝のメールをいただきありがとうございました。
いくつになっても誕生日は嬉しいもの?・・・です。私もどうやってお祝いをさせていただこうかと考えておりました。
会長は「2人で大きなリボン付けて『今日1日何なりと御申しつけください!』って言うのはどう?」と言われたのですが即!却下させていただきました。苦痛な春分の日になるのはわかっていますから・・・
そんなバカなことばかり(笑)言っている会長はちゃんと社長を見ています。流石です。
今は、バレンタインだ、誕生日だ、クリスマスだ、と何かと物をプレゼントする習慣があります。しかしそれは自己満足の人が多い。
しかし会長は違います。
社長として、男として、人として、きちんと「小澤幹文が必要なもの」を送られていました。
ある意味、本当の理解者でパートナーなのだと思います。格好いいところもダメなところも全てをさらけ出し認め合い色んな経験をし色んなことを学び一緒に笑い、腹掻き、励ましあい、喧嘩もし、泣き・・・それでもいつも同じ方向を向いて歩いて行く。相手にばかり要求をしたり不平不満を言うこともなく(ぁっ・・・不満はたまぁ~にあるかなぁ(汗)・・・)20年以上、本当に強い絆です。
夫婦だって、長い年月が経つと「刺激がなくなった」「つまらない」「素敵じゃない」「今は誇りじゃなくてホコリよ」などと言う人が。でもそういう人は自分のことが見えていないのです。自分が素敵じゃないから、つまらないからパートナーも素敵じゃなくなっていくしパートナーもつまらないのです。
一番身近にいるパートナーこそいいとこもダメなとこも理解し刺激し合い一緒に成長していくことが凄く素敵なことだと思います。
隣の芝生が青くみえる・・・のが一番残念です。何の魅力も無い人です。
社長と会長を一番身近で見ていて本当に素敵な関係のお二人だと思います。
着飾らず、一番見られたくない姿も見せ、相手を楽しませ喜ばせることに全力を注ぎ、そのためだったらウミガメの産卵時にもなり、ゴリラの赤ちゃんのようなヘアースタイルにもし、格好つけず本音でぶつかり合う・・・そしていつも一緒に幸せになることを考えていく。本当に素敵なお二人です。
そんな超~!カッコいい!オジサマとオバサマに少しでも近づけるよう日々精進してまいります。
追伸:私も社長の必要な物!をプレゼントしました(笑)
Posted by d-staff on 2012年3月18日 – 11:23 AM
またおもしろおかしく書かれている平田です。 一部に誇大表現がありますので、全てではありません。
先日は確かに『氷川きよし』のコンサートに行きました。ただし腰を振って☆ズンドコ♪☆はしていません。
日頃何も欲しない母が珍しく行ってみたいというものですから、生まれて初めてコンサートチケットを自分で手配しました。
当日母は美容院に行ったらしく髪がきれいにセットされており、静かな気合が伝わってきました。いざ現地に着き車から降りると、『あちゃーっ!ツッカケ履いてきてしもたっ!』としかめっつらの母。
見ると足元は俗にいう“おばちゃんサンダル”でした。(笑) 『どうする?まだ時間あるけん、靴屋いこうか?』と近くを見渡したところ、そこにはぞくぞくと会場に向かうオバチャン、お婆ちゃんの群れ‥群れ。
ここからの投稿は小澤が引き継ぎます。平田はまわりがご年配者ばかりで、若い自分とは違う空気で、冷静に笑って、興奮しているおばあちゃん達を見てたようにいってますが、それはどうかと・・・・?その証拠にコンサート中に電話をしてきて、盛り上がりを伝えたり、翌日から切れ味鋭い「ズンドコ合いの手踊り」をマスターして披露してくれたり、氷川きよしのかくれた知られざる魅力を熱く語ったり、すぐにでもファンクラブに入る勢いです。カラオケではいちばんに、ズンドコを振りつきで歌うにちがいありません。
私はもちろんですが、平田もずいぶん太り、先日事務所のクローゼットのなかで私がヒートテックに着替えてると、「あれ、ちょっときつい。またふとったかなー」というと、平田が大きな声で「社長、なにやってるんですか?それ私の。伸びるでしょう。すぐ脱いで。」とおこってます。それを見て中村は笑い転げ、松尾伴内の口調で「男女兼用でございます。お求めやすーいお値段で。」とちゃかし、「平田さん、きつくても社長に入るようになったらいかんでしょう。」といいつつ笑いが止まりません。
Posted by d-staff on 2012年3月13日 – 11:18 AM
category: ショップ, リフォーム, 雑感
平均年齢47歳の事務所はメンテナンスのにおいがします。3人ともお洒落のためではなく白髪を染めます。なぜか毎度のことながら、誰かが髪を切ったり、染めたりすると指を刺して笑います。特にわたしの場合は声を出して笑われます。「みっともないので染めに行ってください。」と言っときながら・・・
私はもともと、ネイルやピアスを好みません。「親にいただいたからだのままが一番。」というと、みんなドン引きです。
中村は月一回ネイルをします。品のある、ケバくないものです。平田は数年に一度色気好きマネキュアで爪に色がつきます。「現場のペンキのカンカンに間違って手をつっこんだか?」とおもいます。先日、コーディネートしたネイルサロンでネイルデビューしてきました。私が見た感想は「わー、大きいつめ。」
いろんなことがあるのでしょうが、中村が朝、目がなくなるときがあります。奥のおくーのほうまで目の玉が後退します。洗面所でどんなメンテナンスをしてるのかわかりませんが、昼前にはもとどうりです。それでもやや人より奥です。
平田は朝、目が腫れるほうです。あ、違います。ブチばれます。肩にタオルをかけ、洗面所に向かい冷たい水でザバーと顔を洗い、ついでに髪もぬらします。肩のタオルで拭きながら「ふー」と一声あげます。お、や、じ、の朝です。
それぞれの机の周りは、つめきり、耳かき、ティッシュ,はさみ、栄養剤、便秘薬、脂肪を取る薬、目薬、風邪薬、サロンパス、サプリ、うがい薬・・・・・・・そして「あめチャン」
人間メンテナンス道具当社は完備してます。
クリスタルネイル天神店 ビフォーアフター
Posted by d-staff on 2012年3月8日 – 10:14 AM
Nです
東京に行ってきました。
東京はディズニーランドしか行ったことがなかった為かなりのドキドキと途中一人で行動しなければいけない不安とでいっぱいいっぱいでした。何日も前から準備をし、忘れもののチェックの繰り返し。そして完璧に準備を済ませ部屋の片隅にバックを置いて・・・
いざ!明日から東京!という日社長が「お前、でっかぁーいバックとか持って行きよらんめぇなぁ!」「でっかくはないですけど、かなり余裕はあります。だってまた社長がコンビニ袋に着替えを入れて来られて『ハイ、コレ』って渡されるそれも入れていかないといけないと思って」と申し上げますと「バーカ!お前!東京着いたらすぐ行動するっちゃけん小さな小さなバックば持って来い!ホテルに荷物預けに行ったりせんとぞ!いいな!小さいのに変えて来いよ!」
そんなわけで前夜急遽小さな小さなバックに替え翌朝を迎えました・・・
事務所に着くと社長の着替えは娘さんが準備してくれたらしく、ちゃんと黒の小さな小さな紙袋に綺麗に入っていました。「社長、良かったですね♪今回はオシャレな紙袋で」というと「おぅ!で!こればこのバックに入れて行く♪」と取り出してきたのはボロボロの「フーテンの寅」さんバック!
「えー!!それ持って東京歩くんですかぁ!」すると「バーカ!お前、東京着いたら先にホテルに荷物預けに行くったい(笑)」・・・・・もちろん・・・
「ちょっと、まて!」です
確かに社長サマです、年上です、敬わないといけません、でも、しばらく口をききませんでした・・・
初めての東京到着、荷物も預け気分はワクワクがピークです。高層ビル、綺麗な夜景、お洒落なお店、期待に胸をふくらましワクワクして山手線に乗り社長を信じて最初に連れて行っていただいた場所「見ろ!これがオヤジの街新橋たいっ!」錆びた建物と焦げたしょうゆの匂いのする街でした・・・と次の瞬間体中の熱が奪われていくのを感じました・・・
Posted by d-staff on 2012年3月6日 – 6:06 PM
先日平田がハウステンボス改装中のB様と打ち合わせの後、お客様から夕食に誘われ、ステーキをご馳走になったそうです。米軍関係者が良く来るお店らしく、ボリュームもあり、大変おいしかったようです。食事をいただきながらのオランダの話や日本の印象など楽しい会話がいろいろ勉強になったと、やや興奮気味に話してました。。この仕事はオーナーとの人間関係、信頼関係が全てといってもいいでしょう。平田がオーナーの皆さんに支持されるのは、楽しんで仕事をしているところだと思います。「平田さんは本当にこの仕事がすきなんですねー。」と良くオーナーさんから聞きます。シンプルですが、彼女がお客様と話している言葉の多くは、明るい声での「ありがとうございます。」です。われわれや職人と話す時は「それはお客様は喜ばれますよ。」「それはお客様は納得されないでしょう。」技術論や方法論はさておき、オーナーに喜んでもらうためにどうするかが全てを優先します。できない理由等聞きたくもないという雰囲気があり、日の浅い職人さんなどは「生意気な女」と思われることもあるようですが、彼女の正論が全てをうわまわります。「ありがとうございます。」は単純ですが大切な言葉です。オーナーとはもちろん、職人たちとも、友人とも、だれとでも家の話、インテリアの話が大好きで、その時の彼女が一番輝いてます。自分の一番輝いている時間が仕事なわけですから、オーナーから支持されるのは当然かもしれません。
美容室?床屋?帰りの平田。髪も染めてまるで冠二郎のようです。
Posted by d-staff on 2012年3月1日 – 11:34 AM
3月です。ハウステンボス、熊本水前寺、関門海峡の下関、着工です。晴れた日の現場までのドライブは快適です。3月というだけで、多少うきうきと活動的になります。寒い冬でも多い口数が一段と多くなり、意味不明の物も少なくありません。月末中村と下関の打ち合わせの帰り、風邪でのどをいためて休んでいた平田から、運転中の中村にメールが入りました。私が見ると目を疑うメールが・・・「迷惑掛けましたがだいぶよくなり、のどちんこの腫れも収まりました。」「こんなメールいかんやろう。」といいながら中村は「残念、腫れてるのどちんこみたかった。」と返してました。そこから中村の一人吉本の世界が始まりました。使い方は間違ってるんですがなぜか笑ってしまいました。高速の入り口への標識がわかりにくく、「もうー。わかりにく。どやさ、どやさ、どやさ、どやさ、あ、あそこかー?」「そこ左やろ。」・・・・・・「どこがジャー。ん、違う。どうしてじゃー。何がジャー。・・・・あったー。ふーよかった。やっと乗れた。ふーーー汗ばむわー。」バカです。春はもう来てました。