2016年5月26日の記事

偽物の偉い人

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一昔前、名の通った大学を出て、地方であれ、その地方の大きい企業や工務店で、忠誠を誓い、役職に就き、人並み以上のお金を手にし、退職金をもらう。悲しいかな、ここを目指す風潮があった。ところが、企業を離れると「人」そのものにはなんの力も、魅力もないことがわかり、まだ本人だけが選ばれし人の感覚でいるため、老害を振りまく結果となる。ビジネスにおいて高齢化社会の弊害だと思う。人を、特に技術屋は報酬なしで自由に使う風潮がある。時代遅れの発想と、未熟な知識で、恥ずかしい理論をひけらかすことに、みんな横向いて、顔をしかめてることにすら気付かない。昔の顔で仕事はできるはずもなく、謙虚に生きればいいのにと思ってしまう。私も何度もタダ働きさせられた経験があります。若いころは腹も立ってましたが、今では「本来お金をいただかないとできないことですよ。」「その思考、発想は間違ってますよ。もうそんな時代じゃありません。」「仕事の順序がちがいますよ。」「業者や職人がこのままでは去っていきますよ。」・・・・・・・・もうあなたが表に立つ時代は終わったということを、きちんと言ってやり、認識してもらうこともやさしさです。こういう人の末路はやや哀れです。政治で言うと森さんかな。お百姓さんを口先で言いくるめて、マンション建てさせたりして、詐欺まがいで儲けた役員が退職して小さい工務店で他人に計画や作業をさせて昔の夢をもう一度とうごくことが一番始末に悪い。みんなで成敗しないと。

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