Y邸の現場打ち合わせをするという工務店からの連絡で、現場に行きました。電気配線、セントラルエアコン、エレベーター、給排水、・・・・それぞれの、取り合いも含め、大事な打ち合わせです。自分たちのやりやすさ、自分たちに責任が及ばないように、損得が先にたつ業者と、お客さんのほうを向いて仕事をする人とはものの考え方が違います。ただ多くのオーナーさんに対し、最近心配してるのは、情報過多で、素人がそれを消化しないまま表面上だけまねるひとが多く、トータルコーディネートができないでいることが多くなりました。プロのわれわれにゆだねることより、ネットや、単品の好き嫌いが表に出すぎて、それだけを押し付けて、「後かっこよくしてしてくれ。」というのが一番困ります。「模様替えができない空間」と呼ばれるほど、特殊なものを使う傾向があります。住まいという空間の作り方をもう一度、考える時期だと思います。