入院中は面白くないながらテレビ、ラジオなどとすごしていました。政治家も、マスコミ、評論家も、学者も顔を見せる仕事の連中のばかさかげんを再認識しました。口を開けば中身は語れず、給料を上げろ、労働を減らせ、平等が大事、細かい決め事が必要、低所得者に金をばら撒け、子育て、性被害・・・・世の中も、若者の顔も、建物や電化製品も機機のような表情で冷たく表面しか感じられません。本質を語れるリーダーが不在です。60歳以上のいろんな分野を乗り越えてきた人たちの言葉に、生々しさや人間らしさや、反省や、おおくの耳を傾けるヒントが見えます。昭和に魅力を感じる人が多いのもうなずけます。この時代を生きれてよかった。そして今でも、昭和的自己主張を恐れず語りながら家を建て続けます。息子が『何がいい論争ではなく、いい時代だった過去も新しい時代もバランスよく受け入れ消化できる人が少ないのよ。』次代に流されず、自己消化が大事といわれ、やや納得です。