西区D邸は性能の工事中です。二階床の、ゴムシート、コンクリート床、壁のスタイロホーム、外壁通気層の、ラスモル・・・・・・高断熱高気密といううたい文句で、どれがいい、これがいいと、数字を羅列したり、材料の特性をうたったりですが、要は快適に暮らせるかどうかで、ひとの体感が大事です。数字は高くても不快な空間は数多くあります。ご入居者案内の必要性はここにもあるわけです。ある軽量鉄骨の高級住宅にお住まいの方が三件ほど「冬底冷えで辛い。」という同じ理由で、建て替えた方、住み替えた方がいらっしゃいます。室内の温度は悪くないのですが確かに底冷えはひどいものでした。性能、仕上げ材、暮らし方・・・・・デザインも含め、快適の定義はそれぞれです。