面倒くさい男

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自分のことを一言で表すと「面倒くさい男」ということになります。どうすれば敵を作らないか、誹謗中傷を受けないか、役人にどう接する方が得か、わかっていても、自分のルールや、正義を優先します。物の決まりには間違ってることも多く、矛盾も多く、不可解も多く、大なり小なり長いものには巻かれながら生きていくことも必要だとよく言われます。テクニックや法を逆手にとって、世渡りをして、勉強不足や、力のなさや、努力をしない人が得するのであれば、そして我々が害をこうむるのであれば、こんな世の中くそくらえです。さいわい、わたしは多くの素敵なオーナーに巡り合い、喜んでいただく作品を作ることでこれまでやってきました。できるだけ動き、できるだけ戦ってきました。少しずつ依頼を多くいただいてることが答えと思い、頑張ります。そばいる、平田には助けられてばかりです。渕上や、仲間たちには心配ばかりかけてます。「面倒くさい男」で申し訳ないと思いながら、つい、理不尽なことに突っかかっていきます。吉村順三先生のようにまっすぐな人としての価値観が作品に現れるように、住宅デザインバカを目指します。