昔、我々が子供のころ、大人が大きな顔して、「お前たちも大人になったらわかる。俺たちは通ってきた道やけん、お前たちのことを思っていうてやりよると。」という理屈のもと、げんこつもろうたり、怒られたりしてました。確かに文化の発展はあっても、先人と同じ道を歩み続けていました。パソコン、アイフォンというとんでもないものを人は手に入れ、大きく生活が一変しました。我々が歩んだ道と違う道を子供や若者は歩んでます。価値観や接点もなく、まったく文化が違う二つの民族が同じ時代、同じ場所で生活を営んでるようなものです。社会も家庭の中も、我々世代の生きざまは参考にならないようで、古く、効率の悪く、我慢ばかりのさえない人生に見えるのでしょうか?機械を駆使する世の中への変革期です。人工知能をフルに発揮するようになると、人が汗水流し、鍛練し、人と討論し・・・・・・そういうことはなくなります。ゲームでの対戦が国民的スポーツになるのでしょうか?人間と機械で将棋や碁の対局をするということに何の意味があるのでしょう。人間の能力と機械の能力は比べるものではありません。機械が作るおにぎりと、おふくろが握るおにぎりは異質なものです。そんなこともこんがらがる世の中は異常です。しわが増え、老いていい顔になることも拒否し、気持ちの悪い若く見える爺さんやばあさんが増えています。機械が犯罪の温床にもなってます。人はあさはかです。
寅さんが人間だったのに。