風のことは風に問え

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辛抱治朗が太平洋横断を書いた本です。専門用語が多いのですがなかなかの体験記で興味深く読みました、自分の特別な経験を自分がダイレクトに書くことは人をひきつけます。学術的とか、理屈とか、研究とか、取材物、代筆とかまったく響きません。伊集院静香の大人の流儀シリーズも彼の経験を彼の言葉で、ありのままの考えを書いてるところが受けてるのでしょう。反論などくそ食らえという強い意思が見られます。逆に政治的で、上手なバランスで文部省が作った教科書など最低最悪の書物です。評論家などが書くものもこじつけが多く感じられ、最近手に取りません。私の家作りの仕事は喜怒哀楽も含め面白いことがいっぱいあります。時間が許せば老後の趣味として書きたいと思います。