病気にも懲りない女

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中村が体調を崩して6日目です。1日目「やってしまいました。熱があります。頭痛いです。すいません。でもすぐ直します。さみしいでしょうけど明日休ませてください。」余裕ある言葉でした。 2日目病院でインフルではないといわれ、タミフルと解熱、鎮痛剤をもらったようです。電話をすると「もーし、もーーし、辛いです。39度2分、頭割れそうで、・・・・・・あーーー死ぬかモー  すいません。ふーー」蚊の泣くような声で、子供になったような訳わからん言葉と気持ち悪いイントネーションです。3日目は家で寝てたようですが、「頭が痛くって、寝たいけど寝れないんです。ご飯も食べれません。からびて死んでいくんでしょうか。オロナミンC飲みたいナー。」「もうこの際、めちゃくちゃいいもの無理して食って、温泉行って死んだらどうや?それがいやならとにかくがんばれ」というと「おまえもな。ー」と弱々しくでしたがいつもの返しです。4日目再度病院に行ってすごい頭痛と熱が下がらないことを訴えたようで、薬の強いのを出すからもう少し我慢してといわれたようです。「何でぜんぜん直らないんですかー?頭が痛くて・・・・・熱は昼に38度になり夜は39度に上がります。ポンタールという薬をもらいました。薬が効いてくれれば寝れるんですけど、辛い」昨日より落ち込んでます。涙声です。「そのくすりでなおるよ。アンポンタール、おまえにぴったりやん。」「冗談言えないんですから・・・・本当に死んだら、もう少しやさしくしとけばよかったと後悔しますよ。ふーーーきつい。」「葬式は天国社で盛大にしてやるけん心配するな。」というと中村の残念な長女が「今宿メモリアルパークでいいねー。」と母に変わって返してきました。平田と相談して、頭痛が続くの気になるということでU先生のクリニックに次の日連れて行きました。頭の検査では異常なくというか異常のまま安定してるというかとにかく無事だったようです。平田に家に送ってもらう時、高速をばあちゃんが歩いていたというのです。いよいよ幻覚がではじめたかと思いましたが、平田に聞くと事実でした。「あーあ原因がわからずこんな辛いのはもう限界ですー。私がいないからといって、平田さんとすき放題いいもの沢山食べて二人ともデブに戻ってないでしょうねー。デブは食後トマトがいいそうですよー。ふーーー。」ちなみに私はトマトが嫌いです。苦しみながらも懸命にけなげに反撃してきます。昨夜一睡もできなかったということで、今日違う病院で見てもらいインフルBでした。点滴と座薬をもらってました。座薬を入れてもらうのが恥ずかしく自分でできますというと、座薬ですよ。飲んじゃだめですよー。といわれたらしく「畜生。弱ってるとはいえ、わたしをばかにしてるんかい。そのくらいわかるシー。」点滴で元気が出てきたので、おいたまま仕事に戻りました。夕方の電話はだいぶ元気が出てきたように聞こえました。平田の手料理、ちげ鍋を食べてると伝えると「死にますよ。」とばっさりです。「今度食べさせてやる。覚えとけ。」と平田。なんのこっちゃ?少し快方に向かっていることを確信しました。

平田が中村に「大丈夫?無理せんでねー。でも早く出てきてくれんと、もう大変。社長のわがままを一人でこなすのは無理やけん。どうしてこげん我ままかいな?」と電話したのを知ってます。

 

弱った中村