輸入住宅を手がける上で、インテリアの流行や最新の物・技術を知る情報源は洋書やインターネット、テレビ、海外の担当者との連絡などが主になっています。
以前のように頻繁に海外出張していませんので正直、情報に飢えています。 住宅の技術や流行、法規までもが米国におおよそ15~20年遅れて日本には入ってくると教えてくれた人もいました。 法規や流行はまさにそうだと思いますが、住文化についてはまだかなり遅れているようです。
ハウステンボスでB様と話していると欧米の、住宅や家具など物を大切に手入れし、自分達で付加価値を見つけ、守り造っていこうとする文化はとても見習うべきだと思います。 日本は戦後、安易な消費文化や流行だけを真似して、いいものを長く自分達で大切にすることをおざなりにしてきました。
今回の仕事ではそういう意味でお客様から学ぶところがたくさんあります。とても楽しみです。
B様がリペアされたたくさんの和家具や骨董をアレンジされたオブジェを見せていただきとても感激しました。
もう一度襟を正して‥‥住む人が大切に手入れをし生活が愛おしくなる住まいは‥‥?を考えていきたいと思います。