魅力は帳簿だけじゃない

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会社の評価はともすれば帳簿でしか判断されないようです。銀行しかり、データ会社しかり。帳簿をよくするには、利益を増やすことと、経費を削減することにつきます。そのために、安い労働力を求め、安い商品を高く売ることに全力を注ぎ、極力メンテをなくし、メールで事を済ませて、お客様のところへの訪問経費を減らし、サービスはお金で買いなさいという態度で臨んでいるようです。それを企業のコンプライアンスと呼び、洗脳します。喜んでもらうため、いい作品に仕上げるため動き回れば経費が掛かり、いいものをできる限り使おうとすれば追加原価になり、利益の残らない危ない会社という評価になります。会社の魅力は、人の役に立ついいものを作ること、誠意ある動きをすること、生き様がまっすぐであること、多くの仲間がいること、多くのお客様とお付き合いが続くこと、なにより自分たちの仕事にプライドを持ってること、作るものへの他からの評価が高いこと・・・・・・・その中に帳簿が健全であることももちろん必要です。ただそれがすべての世の中になりつつあるようです。コンサルとか、経営診断とかという職業ができ、パソコンという機械ができ、データが幅を利かせ、せかせか働くともうけないとか、利益が小さいものは断る勇気が必要とか、なるべくパソコンで仕事しろとか、、たくさん売り上げるより、少なく売り上げで大きく儲けろとか、データに基づいた金儲けゲームが主流のようです。・・・・・・要領よく、汗水、流さず、上手に金もうけゲームで儲けることがいい会社で、修行や、がんばることはもう、ブラックと呼ばれる時代のようです。帳簿がよくても他は全然魅力ない会社が多くなりました。人に魅力を求めづ、お金に魅力を感じるのですから先が思いやられます。下手な目を覆いたくなる家を作る会社が優良企業なら、そんなもんなりたくもありません。ブラック企業の先頭を走り続けます。楽しいですもの。

こんな家を作ることが楽しい。_35A9945-Edit _35A6172