会話

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お袋とおばは長く食料品店を営んでました。離島の田舎です。今のコンビニ程度の広さの店でしたが、夕方ともなれば会話で活気にあふれてました。小さな町です。スーパーと、コンビニの役目を果たしてました。朝6時から夜9時までの営業です。店にいると会話で町中の情報が手に取るようにわかります。みな笑顔です。今、客と店との会話がなくなり、ぶっちょう面の店員と、気がきかずもたもたしてる店員にいらだった客が金だけ受け渡すのが日常です。もうすぐ店員さえいなくなるそうです。「接客」という概念はありません。商いから「会話」は削除されたようです。会話がない仕事、面談がない仕事はいい仕事ではないと教えられた自分にとってすみにくく生きにくい世の中です。日々の会話で勉強していたことがなくなったのですから、アナログ知識からデジタル知識になって、殺伐とした人間が多くなるのでしょうか?