京都報告の前に‥‥ 偶然購入した本に、以前に小澤が設計させていただいていたN様の記事が掲載されていました。 別冊プラスワンリビング『Bon Chic』という本です。
数年前『プラスワンリビング』の取材を受けられた際、私も撮影に立ち会いました。 N様のお宅の上質で成熟した落ち着きのある暮らしは、どこかなつかしい洋画の世界に入り込んだようで、編集者の方とも「登場人物(住んでいる人)と背景(建物)がぴったりで、絵になりますよね。」と話し、ついつい長居してしまいました。 インテリアもかちっと決めすぎず、暮らす人が気持ち良くくつろげるようにデザインや色をほどよくはずして調和させてあります。 素晴らしいのは、さりげなく置いてある家具や本、雑貨などが、飾り(ディスプレイ)ではなく本当に寛ぐために必要な物だったり、お父様から受け継がれた必要な愛用の物だったりすることです。 ご家族の歴史や気負わない本物の気品が伝わってきました。
小手先の装飾や材料で飾り付けたり、虚栄心を満たすだけの住まいはアンバランスで登場人物と背景が合ってません。そうなると自然にお家が汚くちらかってきたり、どこか落ち着きがなかったりするようです。
基本ですが、住宅は『その人らしく‥‥』造りたいものです。そのためにはお客さまとよくコミニケーションをとり、真摯にご提案していきたいと思います。 『〇〇さんらしい家ですね~。』は最高の褒め言葉だと思います。

先週、強行軍で京都に行きました。 以前から行ってみたかった場所でしたので、行きたい所は全て見てくるぞ!とばかりに意気込んで歩きまわりました。気が付くとガイドブックで一日半の行程を約半日で回り、幻想的にライトアップされた夜の清水寺や高台寺も堪能できました。 高台寺では池の水鏡に写った紅葉があまりにも見事で、まるで引き込まれるようでした。 静寂ですが妖艶なその佇まいは、装飾物でひけらかすのではない、本物だけが醸し出す凛とした日本の美が凝縮されていました。 (外国人観光客に混じりシャッターを押しましたが、無念‥‥ です。)
今回は幸運にも30年に一度の見事な紅葉の時期にぶつかり、また偶然にも京都御所の拝観もできました。 たくさんの名所をめぐりましたがどこもさりげなく、訪れる者を楽しませる工夫がされてあり、少し歩いただけでも変化していく表情豊かな風景は感動し疲れを忘れさせてくれました。 緻密に計算して造られた庭園、神社仏閣はどこまでも奥深くいろいろな想像をかきたててくれます。きっとここで歴史が動いたんだなぁと思ったり、 心のふるさとに帰ったような妙な懐かしさや安心感を感じたり、いろんな感情が湧いてでてきました。 感じ、得るものが多かった京都のエピソードは次回のお楽しみに‥‥


いよいよ『資さんうどん橋本店』がオープンしました。いままで北九州で仕事があると必ず食べてました。とろろこんぶをたっぷり入れてこしのあるうどんと山菜ジャンボいなりのコラボが絶品です。かしわごはんもお薦めです。 24時間営業というのも私たちには大変ありがたいのです。大繁盛みたいで遅い時間まで車がいっぱいです。うちのNさんは行ったことがなかったようですが初めて食べて「おいしかった。」を連呼してました。頑張る為の小さな幸せが事務所に比較的ちかい場所にそろいました。『ふくの湯』、『めんちゃんこ』、『長崎チャンポン(リンガーハットではない)』,『ごはんや赤坂』、『資さんうどん』・・・・・。幸せです。
写真は北九州のお店です。橋本店はまだ画像がありませんが、広かったです。 ちなみに読み方は“すけさん”です。

先日、リビングテーブルを選ぶことになり、あるインテリアショップに行ったときの事です。
たくさん展示してありましたが、どれも所狭しと棚に置いてあり実際のサイズがわかりづらい状態でした。引っ張り出すこともできず、値札のサイズを見ながら『これ低すぎますよ~。小さいかも?』と決めかねてました。 すると小澤は『座ってみたらよかろうもん!!!』と、ひな壇に展示してある家具の中に入り込み近そうなサイズのテーブルの前にドカッと座り込みました。 『これぐらいの高さあればよかろうもん。いいぞ!』 と、したり顔です。(大阪弁で“どや顔”です。)
私は他のお客さんの手前恥ずかしいので早く退いて下さいと催促しましたが、『馬鹿、なんが恥ずかしいか! う~ん?て考えよっても始まらんと、時間の無駄!座ったら早かろうが。即実行!さっ次に行くぞ!』
確かにそうです。 頭の中で長時間無駄に悩んでもいい結果は生まれません。 即実行で確認したり、チャレンジしてみないと道は開けません。 仕事も恋愛も子育てもそうです。 やらずに悩むより、やって失敗しても学習し次に進むほうがより中身の濃い進歩です。悩んでばかりは後退です。 人生は長くありません。どれだけ中身の濃い人生を送れるかは決断力と行動力にかかっていると思います。

昼ごはんを食べ終わった頃Nさんと二人で話していると、社長から二人とも二階に呼ばれました。パソコンのニュースで対馬から見た釜山の花火大会が紹介されている記事を見せられました。こんなに近くに見えるのかとすごく驚きました。最近社長はよく対馬の話をします。としをとると帰郷本能がつよくなるのか、「墓参りにいきたい。」といってます。ふるさとを思う気持ちは誰もがもってますが、島の人はそれがより強いようです。皆で行こうと誘われるのですが天候に左右されるので、社員旅行の候補地にもできません。でも異国の花火を見てみたいものです。

11月6日(土)と7日(日)で、福岡県のマイスターによる『匠の技フェア』が開かれます。 場所は福岡市中央区の警固神社で、入場無料だそうです。
マイスターとは‥‥国家技能検定で特級、1級に合格した技能士で、20年以上の実務経験があり、優れた技能実績をもち、後進の育成・技能伝承に熱心な者の中から(社)全国技能士会連合会が全技連マイスターとして認定した方です。
そのマイスターの一人として、当社でも外構工事をお願いしています『森盛緑地建設(株)』の森秀昭社長がでられます。 平成15年に全技連のマイスターに認定されてあります。
当日は作品・実演・体験・販売とたくさんのコーナーがあり、様々な分野のマイスター達の素晴らしい技に出会えるそうです。ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。


今月末から12月にかけて、新しい材料や試みをする現場が増えてきます。 材料を発注するまではやりとりが大変ですが、いざ物が到着とするわくわくします。思っていたより感じ良く、苦労した甲斐があったものや、反対にパーツがバラバラできて、英語の取扱い説明書に『OH!my ガーッ!』 とうなりたくなる時もあります。 (英語の授業時間は睡眠にあててましたので不得意です。)
新しい材料は時にひらめきを与えてくれます。これを使ったらもっと‥こう、と妄想は広がります。 佳境に入る現場、着工する現場両方ともに妄想は広がります。 月末はキッチンキャビネット、輸入タイルが入ります。

ここ数ヶ月、腰痛に悩まされてました。 年をとったせいだと思い、指圧店に通いましたが、良くなりません。 揚げ句、歩き方が変になり挫骨や股関節も痛くなってました。
健康おたくの友人達は日頃から不健康極まりない私を見かね、いろいろなものをプレゼントしてくれました。(下の写真は一部です) いつも健康グッズを送ってくれる友人を『みのもんこ☆』などとあだ名をつけ笑ってましたが、今回ばかりはさすがにあなどれないなぁ‥と彼女達の好意を真摯に受け止め数々のグッズを試してました。

先日、見かねた小澤がお客様のドクターにアポイントをとり、私は検査を受けることになりました。 結果は‥‥骨にひびが入っていたようです。 ただ入ったのはかなり若い頃のようで、それと気づかず年をとり、筋肉が少なくなって痛み出したようです。(当時はバレーボールをしてましたが何も気づきませんでした。) 一回の検査でピタリと原因を探していただいたH先生には感謝と尊敬の念でいっぱいです。ありがとうございます。 ただ友人からは「どこまで鈍感!」とあきれられました。 きっと鍛え上げてたはがねの筋肉が守ってくれてたのでしょう‥‥。
PARTⅠの次の日、小澤は阿蘇のお客様宅からひとり電車で帰ってました。
特急に乗り換えた時、空いていた席は50才前後とおぼしきご婦人の隣だったそうです。 上品な服装のその人は窓際に寄りかかり熟睡してある様子。 小声で「すいません。」と言って恐縮して座り、しばらく本を読んでいたそうです。 車掌さんが切符をきりに来た時もかなり疲れてあるのかピクリともせず、熟睡したままです。 最初は気を使い静かにしていた小澤もあまりに長い時間同じ体勢で動きがないので「なんかおかしい?」と思い、勇気を出して「あの、すいません、‥‥」と肩をトントンと叩いたそうです。かなり強く叩いて呼びかけても反応がないので、とっさの判断でイスに横に寝かしつけ、車掌さんを呼びに行ったそうです。ご婦人は途中下車で病院に連れて行かれたようです。
その後公安の方が車内でのご婦人の様子を聞くために小澤の隣の席に座られたみたいです。その際車両の乗客の方は犯人が警察官に事情聴取を受けているように錯覚している雰囲気がただよっていました。
“違うっちゃけど!” と思っても、少々汚れた作業着で上着を膝の上に置いて手元が隠れていたので完璧な犯人の姿です。博多駅で降りた時も周囲から怪訝な目で見られたそうです。
人は自分の狭いキャパシティーや経験の中で自分勝手に判断します。 外見や瞬間的な出来事で物事を判断してはいけません。物語は長いのです。 下の写真のような若者だったら結果は違ってたでしょうか?

最近いろんな事件が起こります。 タイトルにあるセリフを言いたくなることが続いてます。
昨日K様のご実家でリフォームの打合せが終わり18時半頃『じゃあ、失礼します。』と玄関を出たら、『んっ!鍵がない!』 車の鍵が見当たりません。私(H)が運転してきて、一度テーブルの上に置いたところまでは憶えているのですが、ないんです。 小澤からは「たまに打合せに連れてくるとこれやから! どこに置いたんか? 日頃から整理整頓せんからぞっ!」と責められました。
小澤は福岡で次の予定があり、“鬼瓦権造”のような顔になっています。K様も一家総出でゴミ箱の中から家中探していただきました。 私もいけないとは思いつつ例の「もっさり君」に「青い鍵知らない?」と疑いの目を向けてしまいました。(ごめんなさい!彼はいたいけな瞳で後ろに下がりながらうなずいてました。)
外で鍵のSOSを手配していた時、K様ご夫婦が「これも何かの縁でここでゆっくりしていきなさい、ということかもしれないですよ。」と暖かい言葉をいただき、うるっとしました。 ただ奥様はバンパーの上に置いてある小澤の上着を見ながら「もしかしたら小澤さんのポケットかもしれんですよ。確認したですか?」 と聞かれ、「いえ!それはできません。」 と、「じゃあ私が調べましょう。」と奥様。 ご主人は「そりゃいかんよ、デリカシーがなか女やけん、すいません。」と謝ってあると、‥‥‥「あった!」 青い鍵は作業着のポケットにありました。
平謝りをして、帰りました。 小澤は私のうれしそうな顔と、K様ご一家の今晩の笑いのネタになっているであろうことを考えて『何か、はがいい~』を連発してました。
奥様の名言です。
『人を信じるためには疑うことを恐れてはいけません。 デリカシーのない女とののしられても。』
