2014年4月7日の記事

儲ければいい主義の悲しい人。

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儲ければいい主義の経営者で、いろいろな職種に手を出し、丸投げで楽してそこそこやってる人から、「薄い利益で走り回って、体壊すよ。あなたのデザイン力で、もう少し安いものを作り、不動産屋に売らせればいい。初期資金はなんとかするよ。儲ける計画を立てたら」・・・・・好意で言ってくださるのはわかるのですが、「俺は儲けさえすればいいんやから。」とまで言われると、悲しい気持ちになります。そんなみすぼらしい人の片棒など担ぎたくもありません。ある意味わたしに丸投げしてその利益の山分けを狙っているにちがいありません。儲けることは大事かもしれませんが、平田と二人の会社です。何よりお互い、納得いく仕事、好きな仕事で食えるだけのお金があればいいのです。「そんなにもうけて何するんですか?やりたいことができることの方が幸せですよ。」といいたい。仲間とお客様の家を作ることで、力が蓄積されていき、人間関係が広がり、作品が残り、オーナーが喜んでくださることが何よりです。死ぬまで続けられる仕事です。

また、わけわからない、変な設計屋にとんでもないお金をふっかけられて、こまってるお客様から相談を受けますが、喜んでいただいて、納得していただいていただくのがデザイン料です。図面を見ると笑ってしまうものばかり、腕のないやつらがかっこだけで請求するには大きすぎる額で、犯罪でもあります。お金が目の前でいやらしく動いている世界での仕事は気分悪いです。お互い納得する額を納得する時期に動かすことが大事です。必死でいいものを作るために動いて何とか人並みに食べられればそれが幸せです。そしてそのくらいが仕事の継続にちょうどいいようです。

楽しい空間 090216~1