以前、担当したお客様の話です。
建築当時、奥様は3人の子育て真っ最中でした。インテリアはムクの木の素材感を生かしたナチュラルテイストで、クロス・カーテンなどは全てキャンバスになるような白を選んでありました。 味付けは奥様手作りのおしゃれなクッションや小物たちで当時社員の中で人気ナンバーワンのとても素敵な空間でした。
10年ほど経ち、カーテンの一部やり替えの依頼でお伺いすると、西側の一番景色がよく日が入る窓を白いシェードからウッドブラインドに変えられたいとのことでした。
40代半ばを過ぎられたころから家の中がすごくまぶしく感じられ目が疲れるので、自然光の量を抑えたいとのことでした。
視力の変化もあるのでしょうが、お子様たちも独立しご夫婦中心の生活になると少しトーンをおとした空間が居心地良くなるのかもしれません。