技術がいらない材料

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輸入住宅を生業として35年近くやってます。輸入財に対する知識はあっても、国内部財は知識不足です。しかし最近はどのメーカーも独自のデザインの特徴や材料のこだわりがなく、四角の家に、ニチハやケイミューの外壁を張る家ばかりです。大工さんじゃなくてもできそうですし、塗装屋さんや、左官さんの仕事がほとんどないようです。これでははりぼてでたたずまいがない家ばかりになりそうです。月日が家の表情を重厚に変える職人の巧みによって作られてこそいい家です。デジタルのデザインや図面、出来合いの材料、15年から20年で壊す家はもはや仮設です。できるだけ手間隙かかるデザインで職人と話し合いながら建てる家を続けたいものです。