大台

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ついに平田が50の大台になりました。自由奔放に暴れ続け、いまだ衰えを知りません。年とともに、肉体も成長を続け、現場の資材運びも、後片付けも、打ち合わせも、コーディネートも、経理も、男飯づくりもすべてこなしてくれます。男物のLサイズのポロシャツをこよなく愛し、風呂屋で男ロッカーの鍵を何度も渡され憤慨し、疲れがピークの時は事務所のソファーや、車の助手席で口をあけて、いびきをかきながら爆睡します。吉野家の朝食や、わっぱ食堂の定食に目を輝かし、天神より、西新商店街、ケーキより、ボタ餅、……昔ばあちゃんがテレビで力道山に、「空手チョップをせんかー。」と興奮して叫んでいたままに、バレーボールを見ながら、「ブロックが遅い。セッターが読まれとろうが。」と昔の栄光を思い出しながら叫んでます。お客様から絶大な信頼をいただくのは、単純にこの仕事が好きで、前向きに何とかいいものを提供しようとする姿勢が見えるからだと思います。「体に気をつけて益々頑張ってください。」この言葉がわたしからのかけがえのない誕生日プレゼントです。