質と個性の履き違え

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多くの若者は早々と、「量より質」を大切にしたいなどと言います。「馬鹿言うな。とてつもない量をこなした人だけが質にこだわられるようになるんだ。」というのですが、わかったのかどうなのか。もののよしあしもわからないうちから偉そうなことを言わず、多くの目の前の仕事を徹底してこなすことから始めないと。「個性を大事にしよう。」「ゆとりを持って自分なりに。」そんな悠長なこと言ってる人は甘えでしかありません。先人の真似から始めていいから修行しましょう。勉強しましょう。多くのことを経験してどうしても自分はこう思う、あるいはこうやりたい。それが個性です。じっとしてては何が個性かすらわかりません。いつの時代も、子供のころはしつけられ、青年期に勉強し、仕事について修行し、必死に量をこなし、個性が芽生え、年を取って質を大事にする仕事ができるのです。わたしもまだまだです。65までには個性と質にただりつきたいものです。やる気と意欲のある若者に出合う事が少なく、残念に思います。平田は私と25年以上仕事をしてますが、がむしゃらに働き続け、いまや自分の個性をしっかり生かした一流の住宅屋になりました。いまだに勉強をつづけ私が教えられることも少なくありません。

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