放言

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わたしには暮らしづらい世の中になりつつあります。言いたいことを言うと、すぐ表面だけで、セクハラ、パワハラ、・・・・・・・・企業も、コンプライアンスだとか、個人情報だとかで、「人と人」の会話を最小限にして、テープの音声対応や、パソコンによる受付が主流になり、あたふたします。このままでは若者の口が退化し、指先が異常に発達した動物になるでしょう。うつりゆく世の中のシステムに悩むことなく、しゃべり続けるおばちゃんパワーにもやや困りますが、存在感はピカイチです。私の爺さんがそうであったのですが、昔は「主人」が家の親分でした。絶対でした。今でいうとパワハラどころではなく、下手すれば犯罪ともいえるほどです。それでも一番偉いのは家長だったのです。子供の多くが今や家で一番強いのは、「ママ」と答えます。それがいけないのではなく、働いて人と関わり、人の役に立ち、世の中を思い、それでお金をいただける人が家の中で一番権力者でいるべきです。中国人の横暴ぶりにも今年よく怒りました。放言が飛び交う活気ある世の中でありたいものです。言いたいことを言っていい条件があるとすれば「躾」を受けた人、世の中が見える人、一生懸命働いている人です。阿川佐和子や、伊集院静の「父」はめちゃくちゃですが愛すべき、暴君です。

 

今年一年支離滅裂な文章にお付き合いいただきありがとうございます。よいお年を。

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