三十年近く前、建材を見るため、シアトル、ソルトレイク、ミネアポリス、ポートランドと数人で廻った時のことです。時差や、ハードスケジュールもあり、食事を済ませホテルに帰るとバタンキューでした。同部屋の同僚Tに「日本ならマッサージを呼んでもんでもらいながら寝たら疲れも取れるのに。アメリカではそうもいかんな。」というとT曰く「いやアメリカもマッサージ来てくれるみたいぞ。電話の横にマッサージの番号書いてあったから」「本当か。じゃ、シャワー浴びて呼ぼう。」用意万端で、電話の横の番号を見ました。フロント、ルームサービス・・・・・メッセージ?。「おい、マッサージじゃなくて、メッセージやんか。」・・・・・・・・なぜかそれから二人何も言わず顔を見合わせ、ツボに入ったように大爆笑が続き、「俺たち輸入住宅やれるほどの語学力かなー。」