わたしの母は対馬で食料品、惣菜の店をしてました。親父は船乗りです。対馬にしろ、地方では小売業や商店街は郊外の大型店舗に客を奪われ、都会の資本に飲み込まれて町は壊滅状態です。銀行の経済理論が全国一律に波及してから、金は貯蓄し、必要なときは融資を受けるという、銀行ありきの考え方が地方の商いを駄目にしたと思います。経済の専門家は都会ビジネスの専門家でしかないのです。、地方商店街はそこの人たちが作った独自の商売哲学を尊重すべきで、スーツを着た銀行員の好きにさせたことが間違いです。地方に銀行などいらないといってもいいでしょう。おふくろや、叔父が元気なころよくこんな話を聞かされました。わたしのような事務所にも、「取引銀行」を明記させられたり、聞かれたりしますが、「ありません。」と答えます。銀行に貯蓄も融資もありません。付き合う気もありません。多くの人を不幸にし、自分たちと特定の人が潤うシステムを、国とのコラボで上手に作った組織です。悪徳商人越後屋と悪代官は今も暗闇で、「おぬしも悪よのう。」「いえいえお代官様ほどでも。」とやってるようです。
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本物の空間、時代の建物
大宰府Sが週刊文春に優良な高齢者介護施設として掲載されていました。今回の戸建てサービス付き高齢者住宅は村として地域とともに触れ合う趣旨の施設です。新しい仕事をさせていただき、勉強になりました。高齢者はどんな空間を、望むのか、落ち着くのか・・・・・・。答えはきらびやかでない、ほんものの素材で作った落ち着いた空間です。提供者側の目でなく、入居者側の目で空間は作られるべきです。反省すべき点は多々ありますが、経験は財産です。
年月とともに色あせず、重みを増す空間こそが本物の空間です。箱根富士屋ホテル、東京ホテルオークラ、など、一流の素材と腕が作る空間です。一方一時的な驚きを提供してすたれていくものが大半です。昔知る人ぞ知る「目黒エンペラー」なるホテルがありました。お台場のビーナスフォート等も頭をひねります。
建物を残すか残さないかは人に愛されたかどうかできまります。ユニクロ、ソフトバンク、ワタミ・・・・・・・いい建物などありません。昔は地域の著名人達は立派な社交場を作ったものです。三井倶楽部、松山の萬翠荘など今も存在感のある地域に根差した建物です。IT企業も賃貸ばかり。時代を彩るお金持ちが世に何も残そうとしなければ、ただの強欲者です。今の時代は人とつながらず、汗水流さずビッグビジネスの時代だったと忘れ去られそうです。何も残らないそれこそ、泡となって消える、バブルです。
怒ること、叱ることは大事
この年になると、怒ってくれたり、叱ってくれる人もいません。唯一怒られるのは、娘と平田です。怒ること、叱ることは大事です。怒られたり、叱られることはもっと大事です。今あまりにも、事なかれ主義で、「まあいいかー。」が多すぎます。黙ってて伝わる技を持ってる人は、高倉健くらいです。子供のころから叱ってしつけてないので、男女問わず、若者の軟弱なこと。親が我が子をちゃんずけで呼ぶなんて、考えられませんし、「何食べたい、何欲しい、どうしたい・・・・・・」わがままで、親に言えば何でもどうかなると思ってしまうように教育してると思います。われわれの会社に入ってきた若者たちは全員、親が挨拶に来るし、、一週間ほどで連絡もなく来なくなるし、表向きの言葉は言えても心からの言葉を持っていません。会社はちがえど、同業の先輩の話は怒られながら、叱られながら聞かされました。そうしながら人脈や技術を増やしたものです。薄っぺらい世の中になっていくようで心配です。本音で憎まれ口たたき続けます。
孫も叱って育ててほしいもんです。
やる気をいただけるオーナー
われわれのオーナーは、ほとんど、知識や教養が高く、我々の提案やアイデアをよろこんで受け止めていただいてます。理屈抜きで、感覚だけでこれがかわいいとか好きとかで物事決める人はめったにいらっしゃいません。これもあれもしてほしいという欲張りな人ほどセンスがなく、下品な家になります。デコレーションは少なく、効果的に使うべきです。われわれも作品として素敵な家を目指している意識はオーナーさんに勝るとも劣りません。あれこれしてくれと言いつつ、都合が悪いことは素人だから、何もわからないからという理屈の方は、我々との家づくりに向きません。損得が入ると、いやらしくなりますから・・・・・。やる気をいただけるオーナーは我々の意見や感性やセンスを尊重いただけます。大工や職人の意見にも耳を傾けてくださり、仕事をきちんと評価していただけます。オーナーがしっかりした仕事を持ち、子育てをし、社会の中で、人との信頼関係で生きていらっしゃることがすべてに通じるようです。われわれは素敵なオーナーに巡り合えてます。幸せなことです。
携帯、自転車、マナー
われわれの事務所の近くに塾があり、かわいいお坊ちゃま、お嬢ちゃまを迎えに夜十時近く、周りの道路は駐車の車でいっぱいです。我々の事務所の駐車場にも平気で止めてます。親の教育が必要です。先日その駐車場で中学生の男女が塾がえりに、愛を育んでたようで、平田の叔母様が、「はいゴミ捨てるけんどいてどいて。」・・・・・・・邪魔したようです。塾が終わると、でてきたこどもたちが一斉に電話を見ながら、自転車に乗ったり、横断歩道を歩いたりで、危なくもあり、迷惑でもあります。受験勉強より、学ぶべきこと、教えるべきことがあるでしょう。車のクラクションで知らせると、逆切れするバカな若者も少なくありません。塾に抗議しましたが、不正駐車は跡を絶たず、金ずるですから、注意もしません。いま日本に必要なものは塾より、軍隊です。
個性の勘違い
最近、個性を大事にしようとか、自分に合った仕事を見つけようとか、甘ったれたことばかり言う、若者やバカな教育者が多いようです。まず、学校を卒業し、社会に出て大人に叱られ、がむしゃらに働き、何とか人並みのことができるようになって初めて、自分というものがわかり、個性を知ることになると思います。そこに到達した後、個性を生かしたり、自分に合った仕事を始めたりできるのです。ガキの頃に個性なんぞない。
耳触りがいいのか、マスコミや政治家まで個性を伸ばす教育とか適当なことを言ってます。ゴルフだ、テニスだ、スケートだと、はやりもの教室にやる事で、親が気持ちよくなってるだけのように見えます。子供をきちんとしつけましょう。大人がきちんとした仕事をし、ただしい言葉を使い、身なりをただして子供を叱りましょう。お姉言葉で、耳障りのする変な日本語と変な恰好は、個性ではなく、「いいかげんにせい。」です。
煙たがられる
ある人に言われました。「言ってることはほぼ正しいけど、頑固だし、妥協しないから結構煙たがられてるでしょうね。でも、そんな大人の男性が少なくなって、事なかれ主義で、優しさを勘違いしてる昨今なんで、私は好きよ。」同級生の意見です。けなされてるのか褒められてるのかわかりません。そういわれれば、仕事でも、損得考えず、本音で話すので、はっきり、敵味方が分かれます。特に、いい加減な仕事のやり方で、お金をいただこうとする行為は許せません。反省もたくさんあります。口が悪い、デリカシーがない、怒鳴る、キレやすい、・・・・・一番の理解者であり、仕事のパートナーである平田によく注意されます。気を付けようと思います。寒いので、わたしのお下がりの防寒ズボンをはいて現場に行ってるようです。よく頑張ります。ややぶかぶかで「コマネチ」して喜んでいたところをパチリ。
冬到来
寒くなりました。冬です。平田は朝早くから遠方の現場に出かけたようです。わたしは門司F邸の上棟式です。昨日の強風で、危険と判断して棟木で中止しています。冬は体が固く怪我も多くなります。今回の物件は私どもは設計管理、輸入j建材です。三日にサッシが入ります。在来木造による百坪を超える大変な物件です。上棟後の現場の工程、打ち合わせなど、監督の段取りが何より大事です。冬の工事は実働時間が少なく、年末年始の休みも考えて工程を練るべきです。工務店に、うるさく言うことも多いのですが、基本はお互いの報、連、相です。オーナーを向いて物事を決めること、完成した家が頭の中でできていること。これを意識して協力して、いい作品にしたいと考えてます。一日参りも無事終わり、あと一か月です。できることを精いっぱい動き、しゃべり、楽しみたいと思います。幸い私も平田も、寒さをしのぐ、脂肪は十分蓄えています。














