時代の違いなのでしょう。あまやかす親に、甘えることに抵抗のない、いい年の子供、気持ち悪いほどのべったりにがっかりです。叱りしつけることが抜けて、こわごわした親子です。友達のような親子などということを恥ずかしくもなくいうのですから困ったものです。公共の場での馬鹿な子供の振る舞いに、叱る親はほとんど見えません。私が一番叱って注意します。今政治もこの連中を甘やかし表稼ぎですから、必死で働き、世のため人のために生きる姿が見えず、してもらうことに目がいってます。私たちの子供の時代はみな大人は働き、みんなからしかられ、ゲンコツももらいました。パワハラだ、暴力だと叫んでいるやつらが軟弱動物を育てています。悲しい時代になったものです。文字も、言葉も、体も、感情も、喜怒哀楽も正常じゃない人間があふれかえりそうです。
3年程前に対馬の実家が老朽化で、台風などで、周りにご迷惑をかけてはいけないということで、空き家養生してくれる人を探し、やってもらいました。正直工務店でもなく、若い人で少し心配でしたが裁けた仕事ぶりと報告でほっとしてました。今回の台風で再び心配してると、彼から電話で、『心配されてると思い、見に行くと大丈夫でしたよ。私も安心しました。ご心配なく。」なんと言うすばらしい連絡でしょう。感動すらしました。今こちらの現場では工務店からの報告などもなく、話すこともなく、よくてショートメール、私から大丈夫かというお尋ねの電話を入れることばかりです。効率という間違った言葉のうえで気持ちや心が通わぬ作業仕事が多い中、今日の電話のうれしかったこと。彼をつれてきて工事担当にしたいくらいです。私のじいちゃんが建てた家、私が生まれ育った家をもうしばらく置いときます。
珍しく集中的に出張も含め仕事をすることで,メールがかけませんでした。工務店との打ち合わせ、輸入部材屋、業者、・・・見積もりチェック、まとめ、オーナーとの打ち合わせ、片道5時間半の新幹線で一泊往復はやはり答えます。でもいい出会いも多く充実しています。帰ってクリニックの提案を2日で仕上げ今日提出打ち合わせでした。喜んでいただきほっとしました。体の老化はひしひしと感じますがこの年で、多くの人といい仕事にチャレンジさせていただけることにうれしさも感じます。今月で多くの依頼物件を着工させます。静岡、東京には今月、後3度ほど行くことになりそうです。ご入居者からのリニューアルの新規依頼はコーディネーターがしっかりやってくれてます。
ご入居者の鹿島Y様の会社、モードファッション創始者東島道子さんの本が出版されたようです。100歳になられ、いまだお元気です。自宅をデザインさせていただきお世話になりました。すごく素敵なことです。
水巻のK先生ご夫婦の家に伺うと作りかけのタイタニックが見えて感動しました。驚いたことに、12,3歳の次女の方がコツコツ作っているようです。ケイタイやゲームなどにどっぷりつかる年頃に物をつろうとする感覚にうれしくなります。ましてや巨大な船です。なんだかK家の姉妹は将来が楽しみです。
佐世保のL&S、アメリカンヴィレッジダイナーで8月28日アメ車が20台終結するそうです。いつも社長がすることには驚きます。自然と人をひきつけるようです。行きたいですが出張です。
よく考えるとわれわれのオーナーはいい場所を手に入れ工事をさせていただいてます。今やってる静岡三島は富士山が見え、逗子は逗子海岸や、葉山、鎌倉、湘南がすぐですし、佐世保のL&s米軍住宅も海が見える土地で、ずっとやってきたハウステンボスワッセナーはご存知のように絶景です。広い敷地や面白い土地をいただいて作ります。今のマンションリニューアルも博多湾が一望です。作品集を見返してもいい現場をいただいてます。
もう皮膚科に通って4年ほどです。4箇所ほど転々としています。直ったり再発したりを繰り返します。『忙しいから』『ストレスがあるでしょう。」『肝臓からかもしれません。』「暑くて汗かくから」と夏はいい、「乾燥するから」と冬は言います。忙しさに追われ、患者をはかせているだけです。効果がない同じ薬を出すだけです。初回ちょっと見るだけでどんな悪化しても患部は見ることがありません。いらいらしてつらいのに、ぜんぜん真剣になってくれない医者だとわかるとおさらばします。今は皮膚を切り取り検査をしてもらってます。2針縫いました。MRIでの肝臓の検査は何もありませんでした。ただしやせないとやっと機械に入りました。
大きな敷地をお持ちのドクターご夫婦への提案です。大きな敷地に大きな家を作りがちですがいいスケールの自宅とガレージ、デッキとガゼボーの両サイドにゲストハウスとホビーハウスです。いろんなエリアでいろんな楽しみも見えてきます。書庫を小さく作り家族のスタディでもあります。木漏れ日あふれるエクステリアは小道でそれぞれをつなげます。すべてをひとつの建物ではなく、分散することで豊かなライフタイルが手に入ります。
私の周りに生きがいを持って生活されてる素敵な方が多くいらっしゃいます。地域医療を最優先で考え、動き続けているドクター夫婦、オーナーにわかりやすく喜んでいただこうと日々仕事に終われるコーディネーター、おじいちゃんおばあちゃんを元気にしようと、休日もがんばる理学療法士、子供の成長を生きがいに家を守るお母さん、こだわりを持って汗をかき仕事をする職人、うまい料理をみんなに振舞おうとする料理人、・・・・・生きがいが仕事であれば幸せです。仕事の中で生きがいを見つけるのも素敵です。生きがいを持ってる人は魅力的です。地方公務員のような考え方や仕事ぶりは仕事を生きがいにできないはずです。自分の考えを殺してやる仕事はプライドも生きがいもなく、寂しいに違いありません。私の生きがいは美しい家を作ることです。
われわれの作品を見て、いろんな意見をいただきます。こちらが恐縮するようなほめ言葉もあります。『きれいな家ですね。うっとりします。」「どうしたらこんなバランスよく作れるのですか。」「いろんなメーカーに頼んでだめでしたけどやっといいところにたどり着きました。」「どこかわからないし、何でかわからないけどよそと違うのよね。」「同じものつかってても何でこんな素敵にできるんですか」『このデザインは守りとうさんといかんよ。」『私たちのことをわかってくれてうれしい。」・・・・・逆に『われわれ客の言うことをきかん。』『きれいな家でなくてもいいのに、デザインにこだわりすぎ。』『もっと安い家も作ってよ。』・・・・。
時代はほとんどデジタルです。デジタルでの会話が主流になりつつあるとき昭和を引きずってる私はデザインもプランも鉛筆です。いまだに新聞を見て、飛行機、新幹線、宿・・・・電話での予約です。マッチングアプリなるものはほぼ犯罪としか捕らえられません。うまい店も、いいところもすべての相談はパソコンのようです。何度も言いますが私の生きる世界は終わったと思います。ただその中で多くの住宅メーカーがある中、作品を見ていただき、遠方からでも依頼をいただけていることに驚きと感謝です。デジタルからどんどん遠くなるアナログの家作りを続けます。ネットによる打ち合わせやメールでのやり取りには私のいいたいことや、ほしい情報は手に入れることはできないのです。われわれの家作りはオーナーの希望を聞くのではなく、何度もお会いして打ち合わせることでもっとおくにある希望や要望を知りそのオーナーだけのアイディアを提案することです。