よく考えればずっと中洲に行ってない。行きたいとか、行きたくないとか嫌いとか好きさえ思わなくなった。昔はあれだけまぶしい街だったのに。たまには足を踏み入れたり、なじみの店を持ってたほうがいいのかもしれません。成金とか成功した人とか、変な人とか、落ちぶれた人とか人間模様が見れます。大阪や東京から来た人の話や、喧嘩もそれなりに楽しかったのですが余裕がなく足が向かないのです。中洲独特の文化が廃れ、寂しくなるのも悲しい気がします。われわれ世代が中州の主役であるべきかもしれません。
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沖縄
新年沖縄に行く機会があり、いくつかのホテルを見て回りました。リッツカールトンはさすがによく洗練され、子供連れというより大人のリゾートです。ただ仕上材料がやや安っぽいのが気になりました。どこかを引き継いでリニューアルかもしれません。すぐ近くに、多くのホテルがありますが家族連れ中心の運営であり、ホテルの作り方です。ハワイにもある高級ホテルのハレクラニもできていて見学しました。巨大ですごいホテルですが、家具がやや気になりました。ばたばたした滞在でしたが天気に恵まれ、古宇利島まで走りました、サミット会場や、水族館も建物を見に行きました。サミット会場はもっと上手な使い方があるはずですが、もったいない。自然に胡坐をかかず、やるべきことがあるように感じました。
みんながんばった
今年最後の現場はほぼ予定どうりの出来高で、工務店、職人さん、業者さん・・・・みんながんばりました。時々、しかったり、怒ったり、愚痴を言ったり、暴言を吐いたり、失言も多く、謝るところもたくさんです。でもいいものができたと思います。オーナーご家族とも懇意にしていただきいい一年でした。水巻K家族にお伺いすると、新しい家族のワンちゃんがいました。大先生にもご挨拶できてよかったと思います。ハウステンボスワッセナーO邸はいろいろのハプニングや、アクシデント、国民性の違いなどをコーディネーターが我慢強く、徹底的に打ち合わせを繰り返し、いいものに仕上げているところです。私では工事は止まってたでしょう。工務店含めて頭が下がります。いい物を作ること、オーナーに喜んでいただくことに全力を尽くします。一方間違ったこと納得しないことには断固戦うか、戦う価値すらなければその場から去ります。今年みんながんばりました。よいお年をお迎えください。
現場は何より勉強の場
「同じ材料のモールなのに、なぜ私どもの家はかっこ悪く仕上がるのか教えてほしい。」と工務店からいわれます。Dアート企画の外観はメリハリがしっかりしてるといわれます。。デザインを考え勉強していれば、パネルの広さ、バランス、厚み、メスカシ、などの施工方法を指示できます。特に、モールにはチェアレールなどをセットしてより美しく仕上げます。今日もT邸で、玄関パネルに一工夫をお願いしてきました。現場で棟梁をはじめ職人と話すとお互いひとつ賢くなります。それが財産になります。階段を作ってましたが一工夫して玄関ホールの広さにあう手すりの高さにしました。よくわれわれのオーナーが「デザイン優先でお願いします。」とおっしゃいます。使い勝手、デザイン、近隣との調和、・・・・どれも勉強を欠かさず、ベストを尽くします。誰かのきめ事を守ればいいというものでもありません。
いろいろな準備
施工中の現場は、打ち合わせで直接的な材料、色を決めていく仕事です。コーディネーターが大忙しで動いてます。M邸などまだ着工してないものは、輸入部材打ち合わせと同時に、ローン、確認申請、地耐力調査、セントラルエアコン、・・・・着工に向けて段取りよくがんばってます。もちろんオーナーがわかりやすく、喜ばれる打ち合わせが原則です。物事を決めるということは、みなが喜び納得するだけの知識と勉強と経験が必要です。多くの住宅メーカーは、だめです。できません。とか上から目線だったり、決まりですからという乱暴なやり方にオーナーは気持ちが沈むという声を聞きます。自分たちのやりやすさで決めたものは支持されません。コンプライアンスなど、クリエーティブな仕事にあってはならないと思います。
外装仕上げ
総二階、ジョージアンのT邸の外装は通気層に塗り壁です。下地は今回ボードです。モルタル下地ではありません。モルタル下地が私は好きですが、天気や渇き具合、日の当たる面とあたらないところなどかんがえると、工期が読めず、ボードにしました。ボードのジョイントにはデザインもかねて、帯を打ちます。白い外壁により白いモールでメリハリあるファサードになるはずです。M邸はツーバイシックスで高台に建つ大型の平屋です。グレーの屋根に白い塗り壁と、石をバランスよく使うつもりです。破風下にはリブモールを使い上品に仕上げます。模型やパースなどオーナーに見ていただき、喜んでいただいてます。私の中では外部は吸水性のあるタイルはアウトです。水を含み腐食の原因ですし、在来工法にタイルというのもやりません。ツーバイに通気層で引っ掛けタイルが理想ですが、諸事情考えて決めていきます。サイディングについては一枚づつはるラップでよろいが基本です。俗に言うサイデリア的な既製品はあまり感心しません。メイン建物のデザインと仕様、付属構造物のデザインと仕様は色もふくめデザインの知識、建築の知識を考慮するべきです。我慢や、妥協が強いられることなく、いい家を作ることに全力を尽くします。
北米は木が豊富なためか、ツーバイにサイディング、屋根も木を張り、寒くないようにひさしのではわずかです。カリフォルニアやラスベガスなどは砂漠で、日差しも強く軒が出てカバードポーチなどで日差しをさえぎり、外装は石が主流です。東海岸はヨーロッパの名残かブリックが多く使われ手いるようです。どこの町並みも美しく自然との共生、自己責任の清掃など町並み寄与、いいデザインを守るために、新しい素材も生まれるのです。日々勉強です。