24日ハウステンボスワッセナーや米軍住宅造成地を見て事務所に帰ると、クリスマスイブということで、ステーキとなべが用意されてました。ステーキの肉はご入居者からのプレゼントです。おいしくいただきました。娘もプレゼントを持って事務所に来て一緒に夕食です。女性はしゃれたケーキつきです。こういうひと時にも多くのご入居者からいただいた、飲み物、お菓子、果物、・・・・・元気が出ます。今日はコーディネーターが早朝から打ち合わせで千葉に日帰り出張です。空港まで送りました。今年もあとわずかですが乗り切れそうです。
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現場は何より勉強の場
「同じ材料のモールなのに、なぜ私どもの家はかっこ悪く仕上がるのか教えてほしい。」と工務店からいわれます。Dアート企画の外観はメリハリがしっかりしてるといわれます。。デザインを考え勉強していれば、パネルの広さ、バランス、厚み、メスカシ、などの施工方法を指示できます。特に、モールにはチェアレールなどをセットしてより美しく仕上げます。今日もT邸で、玄関パネルに一工夫をお願いしてきました。現場で棟梁をはじめ職人と話すとお互いひとつ賢くなります。それが財産になります。階段を作ってましたが一工夫して玄関ホールの広さにあう手すりの高さにしました。よくわれわれのオーナーが「デザイン優先でお願いします。」とおっしゃいます。使い勝手、デザイン、近隣との調和、・・・・どれも勉強を欠かさず、ベストを尽くします。誰かのきめ事を守ればいいというものでもありません。
いろいろな準備
施工中の現場は、打ち合わせで直接的な材料、色を決めていく仕事です。コーディネーターが大忙しで動いてます。M邸などまだ着工してないものは、輸入部材打ち合わせと同時に、ローン、確認申請、地耐力調査、セントラルエアコン、・・・・着工に向けて段取りよくがんばってます。もちろんオーナーがわかりやすく、喜ばれる打ち合わせが原則です。物事を決めるということは、みなが喜び納得するだけの知識と勉強と経験が必要です。多くの住宅メーカーは、だめです。できません。とか上から目線だったり、決まりですからという乱暴なやり方にオーナーは気持ちが沈むという声を聞きます。自分たちのやりやすさで決めたものは支持されません。コンプライアンスなど、クリエーティブな仕事にあってはならないと思います。
外装仕上げ
総二階、ジョージアンのT邸の外装は通気層に塗り壁です。下地は今回ボードです。モルタル下地ではありません。モルタル下地が私は好きですが、天気や渇き具合、日の当たる面とあたらないところなどかんがえると、工期が読めず、ボードにしました。ボードのジョイントにはデザインもかねて、帯を打ちます。白い外壁により白いモールでメリハリあるファサードになるはずです。M邸はツーバイシックスで高台に建つ大型の平屋です。グレーの屋根に白い塗り壁と、石をバランスよく使うつもりです。破風下にはリブモールを使い上品に仕上げます。模型やパースなどオーナーに見ていただき、喜んでいただいてます。私の中では外部は吸水性のあるタイルはアウトです。水を含み腐食の原因ですし、在来工法にタイルというのもやりません。ツーバイに通気層で引っ掛けタイルが理想ですが、諸事情考えて決めていきます。サイディングについては一枚づつはるラップでよろいが基本です。俗に言うサイデリア的な既製品はあまり感心しません。メイン建物のデザインと仕様、付属構造物のデザインと仕様は色もふくめデザインの知識、建築の知識を考慮するべきです。我慢や、妥協が強いられることなく、いい家を作ることに全力を尽くします。
北米は木が豊富なためか、ツーバイにサイディング、屋根も木を張り、寒くないようにひさしのではわずかです。カリフォルニアやラスベガスなどは砂漠で、日差しも強く軒が出てカバードポーチなどで日差しをさえぎり、外装は石が主流です。東海岸はヨーロッパの名残かブリックが多く使われ手いるようです。どこの町並みも美しく自然との共生、自己責任の清掃など町並み寄与、いいデザインを守るために、新しい素材も生まれるのです。日々勉強です。