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大事な人

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伊集院静の大ファンだったので、亡くなって、つまらないと思っていたら娘が最終巻の本を買ってくれました。本を読んで気づいたことがあります。彼と親交が深く彼が好きだった人は私も大ファンなのです。どこかで同じ感覚、感性を感じるのでしょうか。もちろん私など一緒に語るに値し ないのですが、うれしく思いました。まず長嶋という日本中を熱狂させみんなを元気にしたミスタージャイアンツ。王ではなく長嶋なのです。私にとっても神です。 人間的に尊敬され、ワールドシリーズMVPに選ばれたニューヨークヤンキース松井秀喜。イチローではないのです。落語家談志、 映画監督、お笑い幅広い北野武、政治家としての石原慎太郎、一番だめな政治家は菅首相らしいです。司会者は徳光さん。サザンの桑田佳祐、原由子夫妻の才能と律義さが好きみたいです。 歌手前川清、ゴルフ松山英樹、騎手武豊、作家、黒岩重吾。私も彼の男たちよ、女たちよが好きです。正岡子規、夏目漱石、色川武大、黒鉄ヒロシ、竹内マリア。彼女の生家出雲大社の老舗旅館のたたずまいも好みのようです。先日見てきました・・・・。私はファンとして皆好きですが彼は付き合ったうえで魅力を感じたようです。でも、彼は母親が一番好きなようです。私もです。そして、銀行の理不尽な商売や役人の働き方に腹を立ててるのは全く同じ考えです。今、労働時間を守ることが当たり前で、切りのいいところまで仕事をやること。大事な残業や休日出勤を拒否する社員はすぐにでも辞めさせるべきという考えに大賛成です。そうして働いてきた今までの大人や我々の働き方を否定する世の中になりつつあるし、われわれが見てまともな人がまともじゃないと思われてはいかん。魅力ある人、大事な人がいなくなることが心配です 。彼にはもっと生きてまともな考え方を表現して欲しかったのですが。残念です。 ちなみに夏目雅子、篠ひろ子を嫁にした男ぶりは私にはありません。そこは悔しい。

出雲大社

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出雲大社に行く機会がありました。大きく勇壮な神社でした。伊勢神宮とはまた違った神々しさがあり、建物としても興味深くみわたせます。ただもっと大勢の人が参拝してると思ってたら、正月なのに意外と少ない人出でした。竹内まりあの実家でもある竹の屋に泊まることはできませんでしたが素敵な歴史が刻んだ外観を見ました。参道のソバ屋でそばを食べ、長時間のドライブで帰りました。山陰は車もほとんど混むこともなく、気持ちいい時間をすごしました

手、指、言葉 

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デジタルが嫌いでアナログ人間の私ですが、がっかりする通知がメールで送られてきます。「今年をもって年賀状を取りやめさせていただきます。」そしてその年賀状は自筆がほとんどなくなり、メール一斉送信や印刷が主流になりました。機械を使う世の中で、手や指や言葉などでの表現がなくなりつつあります。乗り物の予約や食事の注文は人と話すことが必要でなくなり、言葉をなくしそうですし、手紙や、絵など指はボタンを押すためだけの道具になり、機械が書いてくれます。きれいな出来栄えなんでしょうが無機質で魅力を感じることはありません。私の仕事の図面やパースはCADで行われていますが私はいまだに鉛筆なめなめです。人の指で書かれたものはその人が言おうとしていること、やりたいこと、迷ってること・・・みんな見えます。指先が語るのです。 恐れずいうと、自分の指で表現しない人は「へた」です。図面の差別化がなくだれでもどの会社でも同じものにしか見えません。料理もボタンを押しチーンで出来上がり、シリやナビなどで記憶力が衰え、指先や手を使って発展してきた人の文化は機械にとってかわられるのです。ただ、コーディネーターが言うように、これは危ういもので大戦争が起これば、こんなものぶっ飛んでしまいます。そのとき人の力は残ってるのでしょうか。便利の追及は、大事なものを捨てるこにもつながります。そこいらじゅう雑然と散らかった部屋でいまだ仕事をしています。暮れの掃除をしました。机にパソコン一台のきれいな部屋は私は落ち着きません。

 

 

うれしい励まし

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 ここ10日で病院ばかりです。肝臓の検査に、ひざと脊柱管狭窄症の治療 目の検査治療、皮膚科の治療に、あたまのMRI 、あと27日、胃カメラです。これを数年続けています。薬の量も半端ではなく、怖いくらいです。ご入居者の先生が「小澤さん。あなたは必要な人です。家を建てていただいた我々だけではなく、あなたのような仕事をする人がいなくなると困ります。大事な人なんですよ。」「家づくりを通していろんなことを教えられました。」そう言って肩をポンとたたいてくださいました。涙が出るほどありがたくもったいない言葉です。70と60の老人二人で喧々諤々しながらいい作品を創ろうともがいています。オーナーに喜んでいただきたいだけです。いつもながら12時近く家に帰るとベットの上に娘から伊集院静の本が置いてありました。私に元気を出させるためでしょう。彼女も偉くなり忙しいところに身を置いて、頑張ってるように見受けられます。お客様や業者から暮れのあいさつをいただき、多くのご入居者が「体に気を付けてください。そこが我が家の親元みたいなものなんですから。」幸せ者です。息子家族の誘いでサンフランシスコに行きたかったのですが、検査で断念しました。 写真をたくさん送ってくれます。来年はいけるように体を治します。

おかしな連中。

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 どうしても日本中が103万の壁などと騒いでいることがわかりません。器の小さいおじさん連中が何の人気取りなのでしょう。こんなことに国会やマスコミが騒いで恥ずかしくないのでしょうか。損得ばかりの話は気持ち悪いだけで、もっとレベルの高い目指すべき国になるには国民はどうすべきかを堂々と語るリーダーはいないのでしょうか。103万などとは関係ない 裏金おじさんや不倫おじさんが何を議論するのでしょう。たかが二十数人の国会議員しか当選しなかった国民民主党が勘違いしてるようで、顔がどや顔です。気持ち悪い悪役顔です。また学校の無償化などもうめちゃくちゃです。ただより高い物はない。お金がかかるんですからきちんと払いなさい。学校はただで、予備校に高額な授業料を払う親は犯罪者と同じです。授業料から給食費、何でもかんでも国にすがる国民など恥ずかしくないのでしょうか。世も末のような国になりつつあります。議員だけではなく、ソフトバンクの孫さんもアメリカでトランプによいしょするし、學校のクラブ活動はなくなる方向だし、みんな会社が合併の方向だし、だらしない経営者ばかりです.昭和の日本はどこに行った。

家庭画報

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 私が好きな本です。モデル、商品、製品、ホテル、旅、そして素晴らしい写真、何より文化を見るのが楽しみです。私たちのご入居者もファンが多いようです。こういう雑誌作りには、外圧がすくなく、真正面から「いいもの」を追及しているように思います。文春のようなものとは比較になりませんが少なくとも「売れりゃいい。」という恥ずかしい根性は見当たりません。今月は珍しく倉本聰のインタビュー記事が掲載されてました。私もファンなので興味深く見ました。北の国からという代表作をはじめ、駅、風のガーデンなど 作品を作り続ける姿は魅力的で素敵な老いを感じます。89歳ですよ。いい仕事と向き合い年を重ねると、老人にしかだせない、魅力的で味がある言葉をもらえます。我々の創る家も、いいオーナーにに住んでいただけると年を重ねることでいい空間になります。そして倉本聰が「創る」という行為は、遊ぶことだと言ってます。まだまだ未熟ですが、私も感性は遊んでこそ育まれると思います。ネットでは出せない一流のプロが寄ってたかって作るこの本が続くことを望みます。

 

  事務所の片づけ

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狭い事務所に物があふれ、年の瀬ということではなく片付けないと机やテーブルの上は作業ができません。もともと片づけない私と、何件も同時に打ち合わせが立て込んでるコーディネーターです。カタログや見本やタイルサンプルなどが山積みです。何度も変更の希望があり、根気強く頑張れば頑張るほど物は増えます。オーナーとの打ち合わせの度隠すのが大変でした。応援を頼み、今日、いくらか捨ててきました。わがまま放題の私は、この事務所で飯を炊いてもらいおかずを作ってもらいます。しんどい時はソファーで寝るし、いくつか着替えも持ち込み、爺さんの棚と呼ばれてる薬入れ、ネットフリックスやプライムビデオを遅くに見たり、冷蔵庫には好きなものが入ってます。散らかるはずです。何より私も、コーディネーターも人の倍くらいの体積がありますから、狭い事務所がなおさら狭くなります。引っ越して10年近くここで頑張りました。徐々に物も増え、体もでかくなりきちきちです。でも一番落ち着くのです。ここで書くデザイン設計が数多く作品として建ってます。

 

ふるさと納税

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今年もふるさと納税の時期で、先日娘が事務所に来て、申し込みました。肉や、果物、コメ、ご飯のお供など次々頼んでました。時期があるものは忘れたころ送られてきます。北海道の「社長の塩辛」があれば私は大満足です。シャインマスカットやサクランボ、肉などは娘とコーディネーターが目をつけるところです。そういえば最近、コメはパックに入ったものをチンして食べる人が増えているそうです。そう考えると冷凍食品も含めほとんどが電子レンジのお世話になってます。 将来住まいからキッチンは消えレンジやなどの家電製品と食品ストックスペースだけになりそうです。理由としては 食品改良を重ね確かにおいしくなってると思いますが、共稼ぎが増え、料理に時間をかけず、食品ロスも減らし、電気代ガス代なども安くなるからだそうです。結婚しない人が増える原因の一つかもしれません。夫婦別性も含め、結婚という制度が変わり、恋愛の一つの形として、それぞれの生活に立ち入らず、別居婚や、一夫一婦制も次第になくような気がします。良い、悪いは別として、人間は馬鹿でおろかだとは思います。いつまでも戦争が続くし、地球環境も崩れていってます。困った生き物です。

 

東京日帰り出張

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文京区の方から依頼を受け、ゆっくりうかがう予定でしたが他の仕事が詰まり、日帰りで伺いお話を聞きました。ご主人はアメリカの方で、小さなかわいいお子さんが二人です。東京らしいし小さい敷地で、総3階建てがご希望です。セットバックや準防火やらでデザインを考えなければいけません。仕事が終わり上野駅に行く機会があり、久しぶりに見る駅舎はノスタルジックで好きです。息子家族が近くまで来てくれてたようですが、私のスケジュールと会わず、会えずじまいです。さっさと羽田に戻り帰りました。孫が家に興味を持ち、「こんどはさ、木がたくさん見える平屋の和の家を創ってよ。この前見たらきれいだったよ。」と写真付きでメールが来ました。偉そうにこっちは必至で輸入住宅を突き詰めてるのに。苦笑いしかありません。事務所ではコーディネーターが、目の前が海の家の照明打ち合わせを5時間近くおこなったようです。木曜日は家具を見に神戸に行くようです。さあ、さっそく私は3階建てに取り掛かります。

価格

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 大手住宅メーカーの多くは規格住宅、企画住宅なるものがあり、価格が決まってます。不思議なことにこれの明細を要求する人はほとんどいません。マンションもしかりです。我々のように図面を引き、見積もりを細かくして、数量、単価を細かく明細書として提出、説明して了解を得ます。私も大手住宅メーカーに身を置いたことがありますが、社員すらその明細は教えてもらえませんでした。大きな社屋、多くの従業員、多くのモデルルーム、働かなくて高給を取る多くの役員、テレビ、雑誌などでの コマーシャル、たくさんのカタログやパンフレット、たくさんの社用車、そして商品を大量に売ります。・・・・。どう考えてもすごい人件費、固定費、経費です。3000万の価格の住宅は半分近くが利益でないと会社はつぶれます。「売る」住宅会社のやり方です。「創る」住宅会社は、人数少なく、カタログも最小限、コマーシャルやモデルホームはありません。社屋も小さく、車も安い荷物が詰めるもの、同じ家はありません。・・・・・。作品として作る家が何よりのコマーシャルになり、どんな入居者がいらっしゃるかが信用です。お客様は図面と見積明細書を見ながら一緒に家を創っていきます。利益は正直に表示され約2割程度が多いようです。価格は正直です。