2016年4月6日の記事

保育園

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保育園の、コーディネートを平田が手掛けたことで、今回プランも書くことになり、既存ビルの調査も終わり、おおよその概要もにらんでます。保育園に限らず、老人施設なども役所が決めた指針があり、それで認可をいただけます。そのため同じようなものが多くなり、建築デザインで、面白く、特徴を出してということがなかなかできずらくなってます。実際の建築のプロと、保育のプロや、介護のプロが決めたものではなく、卓上で、学者や役人が寄ってたかって決めたものですから首をかしげることも少なくありません。「保育園落ちた。」事件の真っ最中ですが、ただ預かってもらえばいいというものでもありません。子供の感性や興味を刺激し、面白い空間や色、形を保育のプロと建築家が決めるべきだと思います。役人はほかにやるべきことがあるはずです。

日本中に新幹線の駅ができてますが皆同じような個性のかけらもなく大きなプレハブ小屋です。。地方の建築家がコンペでもして、郷土色豊かな美しいたくさんの駅ができれば楽しいのにと思うのは私だけでしょうか。駅だけでなく小学校や中学校、刑務所、役所の息がかかると、悲しい建物になります。そして自分たちのいる庁舎は大きな金をかけています。反対でしょう。役所はプレハブでも、学校や介護施設を夢のあるものにしてほしいものです。

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