2016年10月13日の記事

メンテナンスのいる住まい。

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わたしはずっと以前から、メンテナンスのいる住まいを良しとしてきました。メンテナンスフリーと呼ばれるプレハブや新建材で作られたものは、できてすぐがきれいで最高、その後「ぼろ」になって朽ちていきます。メンテを必要とする家は、無垢材、石、土、紙などなるべく自然素材を使うことで、年月とともに味が出ます。何より10年20年たってもご入居者からご連絡をいただき、一緒に手を入れていくことで、また家にも人にも愛着がわきます。そこでまたリニューアルも同時に行い、ライフスタイルの変化に適応していくことができます。そんな感性を持てず、メンテのいらない家を望まれる人も少なくないようですが、それは損な暮らしです。「いいものを大事に長く、手入れをしながら次の世代に引き渡す。」人として当たり前の行為です。服も車も、家具も、食器も同じです。我々のオーナーはそこが素敵で仕事をし、お付き合いを楽しくさせていただいてます。水巻のK邸、大牟田のK邸、下関のS邸、N邸、南区のS邸、北九州H邸I邸、湯布院K邸、……多くのご連絡をいただくのは、メンテだけではなく、新しいアイデアやデザインを期待されてるからだと思います。お邪魔すると皆さん歓待され、楽しい時間が過ごせます。

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