2011年3月20日の記事

凄い?・・・へん!

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Nです。

先日、娘の友人のお母さんにお会いした時「〇〇ちゃんはいつも、こんにちわ、お邪魔します、お邪魔しました、を言って凄いねぇ」と言われました。凄い?・・・凄いと言われることが凄い!と感じてしまいました。私は幼い頃から挨拶は誰に対しても当たり前、登下校途中知らない人でもお会いするおじいちゃんやおばあちゃんへの挨拶、遊びに行った先での挨拶、靴の揃え方、また、自宅に来られた方に挨拶、など親祖父母に教えてもらいました。挨拶の仕方も、特に自宅に来られた方に対しては厳しく、歩きながら、顔も見ずに、など絶対ダメ!きちんと止まり正面を見て挨拶をする。なので幼稚園、小学生の頃はセールスに来られた方にまで部屋の奥から玄関先に出てきて正面に立ち両手を前にお辞儀をしながら「こんにちわ!」と言いに行って笑われていた記憶があります。ですから私も子供達にもそう教えてきました。確かに上の子が保育園卒園の時担任の先生から「〇〇ちゃんは2年間必ず朝と帰りにきちんと挨拶をしてくれました。これは当たり前のことなんですけど今の時代できない子が多いんですよ。」と言われたことを思い出しました。確かに「挨拶のできない大人」が多いことに驚きます。「挨拶」は年齢は関係ない。立場も関係ない。と思っています。よく買い物に行くとお店の人が「ありがとうございました」と言われます。「ありがとう」という言葉はどちらか一方が言う、思う言葉ではないと思っています。感謝の言葉は双方にあるべきものではないかと・・・勿論、お店の人からすれば「当店を選んでくれてありがとう」なのでしょうが買う側も「素敵なもの、美味しいものを作ってくれてありがとう」と思うのです。「選んでやった」「お金を払ってやる」こんなふうな考え方はしたくありません。

先日、あるお客様の娘さんとお会いすることがあった時、その方はご結婚もされご両親とは別のお住まいなのですが「両親の家、本当にありがとうございました。また宜しくお願いします」とにっこり優しく微笑まれておっしゃってくださいました。その時に「宜しくお願いします」という気持ち、言葉、これも凄く大事でそして年齢、立場、関係ない言葉なのだと教えていただきました。