2013年11月23日の記事

どうした若者

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最近面接や仕事で会う若者たちの多くに失望しています。ネットの世界で生きてるからか、ゆとり教育の弊害か、世話だけして教育ができない親に育てられたからか、上っ面でしか生きてないようです。デザインの基礎や鍛錬はせず、パソコンで、図面や絵を作ることで、一人前のように錯覚しています。

働くことに何の覚悟も、将来のビジョンもなく、「働きながら勉強させてもらいます。」「どんな服着てきたらいいですか?」・・・・・・・何でこっちがお金を払って教えなきゃいけないのかと思うほど、伝わるものがありません。家を作りたい、という熱い目でもありません。修行する気などさらさらないようです。プライベートとやらが欲しいそうで、早くも一人前ずらしています。魅力的な若者はどこにいるんでしょうか?大学出て、再びデザイン専門学校やパソコン教室に1年ほど通い、学校で作った作品と言ってパソコンの図面を持ってきます。「何が作品じゃ、俺にいわせりゃ、パソコンでの落書きじゃ。」図面作成の作業員にすらなれません。デザインとは手で何枚も何十枚も一晩で書いて手先が、体が感覚で覚えるものです。パソコンで絶対デザインは訓練できません。

人としっかり話せる人がいないようです。人の話を聞く姿勢や理解力がありません。このままでは本当に危ういと感じます。大学生の質が中学生レベルです。

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