平田と、M奥様、お姉さまが無事帰国です。強行日程でお疲れだと思いますが、思ったより元気で、みんなニコニコしながら出てきました。「楽しかったです。」という言葉が何よりです。アメリカの協力スタッフも含め、日本熟年女性4人組が「日本女性ここにあり」とアメリカで暴れまくってるはずです。徐々に平田の土産話で明らかになりつつあります。M奥様から私にもお土産をいただき恐縮です。
我々のやりたい家づくりの中で、「アメリカ」はいつも意識するところです。平田が「いろんな形でアメリカに行かなければ、感性が枯れてきます。今後もまた積極的に行けるように頑張りましう。」いまだにアメリカは住まいの先進国です。世界一幸せな男は、「アメリカの家に住み、ドイツの車に乗り、日本の女性を嫁にすることだ。」・・・・・・・・・・・・・異議のある人もいると思いますが。ショウルームはもちろんのこと平田がお連れしたかったB&Bのホワイトハウスも入れたようですし、滝のホテルも訪れたようです。
平田が疲れずイキイキしてます。今回のアメリカ行き成功です。

「最近の50代60代は、昔と違い、若い。9掛けです。」とあるドクターが書いてました。58歳の私は今、昔の52くらいだそうです。うれしいような、悲しいような・・・・・。「不惑」の年といわれながら、それを通過してもいまだに迷ってばかりです。
頭も実年齢より下がっているのでしょうか?そういえば、私の友人たちも、幼稚で、筋が通ってないようにも感じます。大人としての存在感や貫録が欠落してるようです。ガキのままのように思います。まだまだがむしゃらに一生懸命働くことしかできてません。オーラなんぞ出そうにもありません。でも楽したいとか遊びたいとは思いません。好きなことを仕事にして、精いっぱいの毎日が遅れてます。赤塚不二夫流にいうと「それでいいのだ。」・・・・・・・・必死な毎日が幸せに感じるようにはなりました。

平田がM奥様とアメリカに旅立ちました。たわいないことのようですが、私と平田にとって、いろんなことを乗り越えた5年でした。「また、アメリカに行けるようになろう。」を合言葉に、年中無休で、いろんな人の助けを借りてがむしゃらに働いたつもりです。大きな夢がまた一つかないました。M奥様と平田を空港に送る車中少しこみ上げるものがありました。また、素晴らしい家を託していただいたM奥様との同行というのも、ありがたいことです。平田もまた何かいい刺激を受けて帰って来るでしょう。これをきっかけに、以前のアメリカの仲間とも、お客様に喜んでいただける仕事ができるかもしれません。夜遅く北九州、太宰府から帰り、ひとりで机に向かい5年を振り返ってます。幸せです。

老人ホームの社長とスタッフを北九州の家具屋に案内しました。喜んでいただき、かなり購入されそうです。平田は久留米のマンションリフォームの現場で、発注の打ち合わせです。お互い終わり事務所で弁当を買ってて食べようと私が先に事務所につき、ドアの暗証番号を押すと変なとこを押し、焦ってまた違うところを押し、誤作動で、警報まで鳴り出しました。弁当の袋を下げて呆然としてると平田が帰ってきました。「なにやったんですか?」と怒られながら平田が肉球のような指で再度ボタンを……ブーーー警報です。諦め,鍵の110番に電話して、12000円も払いました。大出費。財布から1万円札がなくなりました。
東京のM様から、おいしそうな梨と桃が送られてきて、職人なんかと分け合い、みんな大喜びです。F大工なんか、工具より大事に持って帰ったそうです。お気遣い頂き恐縮です。私的にやや残念なのは、梨は大好きですが桃が食べられません。その分20日の地鎮祭の時、もつ鍋かすき焼きをごちそうになろうかと、図々しく考えています。よろしくお願いします。


スケジュール一杯の土曜日、充実の打ち合わせ、案内など終わり、夕食です。姪浜付近の小さい天婦羅屋に入りました。明らかに韓国のおばちゃんが、てんぷらを揚げているのですが、独特のイントネーションで、客のおばさんと、金利が安いとか、保険で500万預けたら5年後いくらになるとか、ウォンがどうとか、いくら損したとか儲けたとか大声で話し真面目に天婦羅を揚げません。まして夕食の場で、客そっちのけで、金の話とは・・・・・・・・。気分悪く食べる気もなくなります。「常識や礼儀が貧祖ですね。客が不愉快になると思わないのでしょうか?バカですね。」平田が怒ってます。私は途中で席を立ちました。「まだ、あなごとかありますよ。」無視しました。バカは嫌いです。
9時過ぎ娘から電話で、「接触事故起こして今警察よんどる。」「変な人で、仲間が集まってきよる。当たり屋っぽい。」しばらくして、電話すると「警察も癖の悪い連中といってる。叔母様(うちの子供は小さい時から平田をそう呼ぶ)が入ってくれたばかりの保険屋に連絡してすべてまかせるようにお願いした。」3時間ほどかかったようですが、途中「俺が行こうか?」という電話に、「よけいややこしくなりそうやからいい。」平田の一言、[さすが父親をよく知ってますね。]・・・・・・・・・・・・

東京のM様から手紙が届き、ソフトバンクのチケットを送っていただきました。大野の悪がきが野球好きで、大喜びのようです。その封筒を見て、平田が笑いながら怒ってました。八女の女、平田公子はいいとして、ホームページの写真に偽りありかな??・・・・・・・・の文面を封筒の宛先に書かなくても・・・・・・・・・。たかが10年くらい前の写真です。たかが今より10キロ痩せてる時の写真です。たかががウエストが10センチ小さい時の写真です。「だからどうした。」と開き直ってました。

平田が熊本のM奥様と、シアトル、ポートランド、ロスに家具や照明、リネン、雑貨など見に行きます。11日出発です。アメリカのスタッフとの細かい打ち合わせをして喜んでいただける準備をしています。ご入居者やこれから着工の方も聞きつけてご連絡をいただいてます。「家具を買ってきて、」「キッチン用品を見てきて。」「張り替え生地がほしい、。」「スタンドのいいのがあればお願い。」………「一緒にイギリスに行こう。」ご連絡いただくことをうれしく思います。平田が選んでくれるものは自分の家にあってるという絶大な信頼があるようです。



私が一番好きな車、Jeepコマンダーの、白と黒が事務所の駐車場に並びました。熊本M奥様が白のコマンダーです。大渋滞の中、3時間かけて打ち合わせに来てくださいました。この車は、1年間だけ販売され、もう8年ですが飽きないデザインで、かなりの優れものです。燃費の悪いことさえ、いとしく思えます。大事に大事に乗り継がれる車です。
家もこうありたいものです。便利さや、燃費や、静寂性や、機能も大事ですが、理屈ではなく、「とにかく好きなんです。年を重ねるごとに好きになるんです。」理屈を上回る、何とも言えぬ愛し続けずにいられないデザイン。そこを目指します。

魚の不良だったに違いない、いかつい顔つきのでっかいカマを、平田としゃれこうべにしてやりました。この顔つきのカマを、眉を吊り上げ、口をへの字にしてほぼ同じ顔つき一心不乱にで食ってました。
台風の影響なのか、今朝はひどい雨、昨夜遅く食べたせいか、平田の顔はしっかり「腫れ」

今日は早めに仕事を終えました。「おなかすいたー。血糖値がさがってます。」中華を食べに庶民の殿堂「王将」に行き、しこたま頼みました。食べ終わった後、帰りの車から「大きなサイズの店」の看板を見て、平田が急に熱弁を振るい始めました。「日本人も大きくなって欧米化してきたんですからサイズの呼び方を一つ上げて、MをSと呼んでLをMと呼ぶようにすべきだと思いませんか?私なんかアメリカではMかLですよ。」??????「世界基準で洋服の大きさの呼び名も統一すべきだと思いませんか?極端に小さい人は子供用があるんですから、「大きいサイズの店」と特別あつかいしなくてもいいとおもいませんか?私のサイズがグローバルスタンダードですよ。」・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうでもいいと思いつつ。「そやな。そやな。」と聞いていました。「もうすぐアメリカ。私が普通サイズと認識できるからうれしー。」そのころから10年たちかなり太ったことを忘れてます。
熱弁の前に痩せることを真剣に考えないと、中華これだけ食った後、何の説得力もありません。アメリカから帰ってMじゃなかったとショックを受けなければいいのですが・・・・・・・・
