今日は那珂川S邸の上棟検査です。勉強も含め大野を連れて現場に行きました。みんなのコーヒーを買い、検査員を待ってると、大野が構造図を持ってきていません。「あれ~。なんで入ってないとかいな。あーあ。」「馬鹿野郎。検査員と設計のMさんにくっついて、話を聞いて勉強しろ。」・・・・・無事検査が終わると、検査員に「お疲れ様でした。これどうぞ。」と先ほど買ったコーヒーをもって行ってました。「ちょうど昼時ですね。すぐそこでオープンした天ぷら屋さん行きましょう。私天ぷら大好きなんです。」昨夜私が天ぷらだったということもお構いなしで、F大工、M設計を誘って食べに行くことになりました。食べ終わって事務所に帰り、大野がマニュアル車に練習をすることになり、指導員として隣に乗りました。エンストの連続、ぎゃーぎゃピーピーあ、人だ、わー右折はだめ、後ろに車がいるー・・・・・・・うるさいこと、「ようこんなとこ私に運転させますねー、ひどい会社。」ひどいのはお前の運転じゃ。バックができず、疲れ果て、おしゃれなザ・ブルーでお茶しました。「急に人が変わり、私こんなとこ好きです。昔こんなところで結婚式の打ち合わせしたなー。幸せだったなー。」満面の笑みでスイーツを食べてました。調子のいい世渡り上手のヤスコちゃんです。
無口でおとなしい大野
大野が嘔吐下痢症です。上から下から大変のようです。元気印の彼女が弱っているところを、なぜか私も平田も珍しいものを見るような目で微笑ましく見てます。見積もりを今日までにやらなければならず、うなったり、ため息ついたりしながら頑張ってます。あれだけいつも食い意地が張ってるのに、どうやら重症のようです。「すき焼き食いに行こう、鉄板焼き行こう。」にも反応しません。」おかゆを買ってあっためてやりましたが「無理無理無理」、ヨーグルト「ウエー、無理無理無理」
日頃一日に喋る量の10パーセントくらいしか口を開きません。そのせいかできる女が仕事してるように見えます。それどころかいつもより見積もりが早く進んでいるようです。「あ、大野、牧シンジが飛び降り自殺したらしいぞ。78歳で、なんでやろ。わからんなあ。」というとふて腐れた声で、「人生やんなっちゃんたんですよ。」・・・・・・・・・・・う・ま・い
☆言い訳コーナー☆
いろいろ好き放題書かれている平田です。 ちょっとだけ言わせて下さい(-_-;)
棟梁とはタイマンはっていたわけではありません。 久しぶりに2階の根太に登ったところ降りる途中腰に違和感が走り、もうちょっとでギクッといきそうでしたので、悟られないよう腰をさすっておりました。(確かに威圧感があるポーズです。反省‥‥。)
その場を和ませるため軽い冗談は言いますが、全て事実ではありません。 (腹痛をかつ丼で治すことはありません(-_-メ))
演歌づくしの懇親会でゴールデンボンバーの『女々しくて』は歌いましたが十八番ではありません。 紅白で初めて見た時、甥っ子達が狂喜乱舞していたので、これはきっと老若男女喜んでもらえるに違いない!と勘違いしてしまいました。(結果はトホホ‥‥です。)
ただ白塗りの樽美酒研二には親近感を持っております。 独特のイントネーション(な・ま・り)でピンときました☆ 同じ筑後地区出身です(^^)v
やよい軒での出来事
夕方から平田がおなかを壊し、吐き気もするということで、横になってました。昼私が作ったうどんが原因と言い張るらしいのです。エリカは心配して帰る時間なのに「私、今からおかゆか何か作ります。起きてから食べられるでしょ。」と優しい言葉。朝から現場の大野は「今終わりました。事務所に帰ったほうがいいですか?そのまま帰っていいですか?」「平田が腹壊して寝こんでるぞ。」「ガハハハハハ」短期間で平田の生態を把握してるようで、全く心配してません。平田が今まで風邪や腹痛でおかゆなんか食べてるところ見たことがありません。農家の子です。白米をしっかり食べて栄養を取って病気を治すタイプです。少し良くなったというので9時ごろ食事にやよい軒に行きました。「なん食べるや?」「天ぷらでも肉でも大丈夫ですよ。」・・・・・・・・・・・予想以上の答えです。彩定食を頼み、しばらくすると「社長、お替りするの恥ずかしいので、社長のおかわりごはんを大目についでわたしにそっとください。」ほっしゃんじゃないですが「びっくりするでしょう。」完食して風呂に行きました。不死身です。人間の生体の常識を超えてます。おなかの中のものを全部出して、血糖値が下がりくらくらして横になってたようで、それって平たく言うと腹が減って具合悪かったということですよねー。びっくりです。
フレーミングの世界に咲く毒花
那珂川S邸の一階の壁が建ちました。フレーミングが始まるとやはり大きい。今月には棟上げです。平田と大野はヘルメットをかぶり図面との整合性の確認です。特にこれから大野は現場を取り仕切れるようになってもらいます。K大工たちグループも大野が現場で学ぶことは大歓迎のようです。現場に毒があっても花が咲いたように感じてるのでしょう。私はみんなの力を寄せて、大野が現場のかじ取りをしながら家を作り上げる日が楽しみです。それにしてもがらっぱちコンビはヘルメットがよく似合います。迷彩服を着せると、コマンドがコンバットです。近いうちに職人の聖地「無法松」に連れて行こうと思います。それにしても、右の写真はどう見ても、平田とK大工がタイマンはる前のように見えてしまうのは私だけでしょうか?ちなみに、二人は八女立花町のお隣さんで、意味不明な八女弁を操る、ヤメリカンピープルです。
久しぶりハウステンボスワッセナー
プロは結果が大事
結果にとらわれず、努力する過程が大事、失敗してもいいじゃないか人間だもの、・・・・・・・・。学生やアマチュアにいう言葉です。お金をいただかないことにいう言葉です。結果が大事です。今から手術する医者に失敗してもいいじゃないか人間だものなんて悠長なことは言えません。プランやパースをきれいに描くことが重要ではありません。それは手段であっていい家を作ることが何より優先します。遊ぼうとサボろうといい家を作れればいいのです。二日酔いであろうとホームランを打って勝てばいいのです。理屈より結果です。それがプロです。それができなければお払い箱です。特に私くらいの年齢になるとなおさら結果が求められます。結果は出して当たり前、それに付随して、面白さや人間性やまじめさや謙虚さがあればなおさらいいという事だと思います。若い時から厳しくプロの仕事をしとかないと、年齢とともに周りの目は厳しくなります。教えを乞うことも許されなきなります。長嶋は昔も今も結果を出し続けているプロです。松井はこれから何をやるかだと思います。
でもだからこそ面白いのです。プロの仕事は。甘えず甘やかせず。若い人にとって、憎きくそじじいになってやる。
びっくりするでしょ。
ここの所平田が忙しすぎます。コーディネーターとして着工へ向けての打ち合わせ、海外も含め、その発注、申し送り、現場管理、指示、工務店への指導、大野の教育、振り込みも含めて、経理、事務・・・・・・・・・スーパーマンしてます。くたくたのようです。そのせいかびっくりする行動や発言をします。先日、私が事務所においてた予備の靴下を勝手にはいてました。「ガハハハ、ばれました。忙しくて買いに行く暇がなくて・・・・。」「もう白髪だらけで、髪も伸びっぱなしで、今日こそは夕方時間を見つけて、床屋行ってきます。」2時間かからず戻ってきて仕事してました。同行の際は私が運転で、平田が「しょうがないなー。眠ってやろう。」というお決まりの言葉を吐きながら、リクライニングです。30分程いびき付きで寝てるのですが、「あー眠りが浅かった。」これまたお決まりの言葉でリクライニングを戻し、飲み物をごくごくごくです。吉本新喜劇です。今日北九州で仮契約をいただきました。行く前に気合を入れるためだと思いますが「♪一つ人より力持ち~♪」と。高音で大声で歌ってました。ぴったりの選曲に感心しました。北九州から帰ってきてすぐまたカーテンを抱えて大野と、お客さんのうちに走りました。
よくわからないところがありますが、お客さまや職人から頼りにされているようです。もちろん私が一番尊敬してます。・・・・・